昨日のブログで、愛の世界の住人を目指そうと書きましたが、どうやって?というご質問がありました。
私がいつも提唱しているのは、この3つです。
比較・競争をやめる
過去の失敗や傷ついた体験に捉われるのをやめる
ちやほやされたいのをやめる
昨日に引き続き、今日は2番目をお話していきます。
過去の失敗や傷ついた体験に捉われるのをやめる
感情が動いて、身体中が硬直したり、心がギュッとなったりした時、身体は感情とセットで記憶をしていきます。
これが条件反射を起こすので、今度は身体の反応から感情を呼び起こされるということが起きてきます。
顕在意識としてはその状況は否定したいので、
「過去のあの出来事のせいでこんな気持ちが生まれている」
という風に状況を正当化していくわけです。
幼少期、母に「焼き芋買って~」と言って「高いからダメ」と言われた私は、脳内で「母に何かを買ってと言ってはいけない。だってうちは貧乏なんだから」と話を勝手に展開しました。
すると、大人になっても「高いから焼き芋を買ってはいけないんだ」とブレーキがかかるのです。
ある時、自分で収入も得ているんだから買っても良いのではと気づき、この焼き芋トラウマを克服しました。
この武勇伝(笑)を母に伝えたら、
「あなたそう言うけど、お母さん、焼き芋しょっちゅう作ってあげてたのよ」
…と言うのです。そして記憶にない私。(笑)
子どもマインドは、得たいときに得られないと無かったことにし、傷の勲章にしていきます。
たとえ過去と似たようなことが起きたとしても、それは同じことではありません。
違う時間で起きていて、当時の自分とはもう違うからです。
焼き芋の例なら「自分で稼いでいるのだし、買っても良いのでは?」という気づきが思い込みを突破する切り口でした。
前と同じだと反応を起こすのではなく、「前とは違う」と決めましょう。
もしも「いつもこうなってしまう」という思いを持っているとしたら、それは自分で未来を決めています。
愛の世界は、過去の傷を引きずりません。
すべての経験が魂の成長へ繋げていけることを知っているからです。
ぜひ、これまでの人生を振り返り、大変だったことを成長へ繋げた体験を見つけてみてください。
乗り越える力を持っていることに気づくことができます。
愛の世界は、過去の経験に関わらず、今ここから先へ向けて創造していく世界です。
過去のせいや運命のせいにしなくても、今から創っていくことができる世界です。
愛、豊かさ、健康、家族、仕事、人生。
私たちの心をビクつかせ、怖れを体験させようとする引き金は色々なところにあります。
それらは、成長や喜びに繋がる体験という可能性を秘めているものでもあるのです。
私は「障害を跳ね上げる」という言葉が好きです。
修行時代、「やってくる障害を幾つも跳ね上げた」と表彰されたことがあります。
向き合っている時は大変でしたが、乗り越えていけるという自分を信じられることで、未来への希望が増してきます。
跳ね上げて、成長して、ジャンプして。
それを繰り返して自分が成長していくプロセスを誰よりも自分が味わっていくことができます。
自分の人生の主人公は自分です。
過去のせいで今を楽しめないという気持ちに支配されていたらもったいないですね。
さぁ、ここから創造できることを見つけていきましょう。
(伊勢神宮にて)
豊かさと繁栄の遠隔セッション、受付中です。
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素敵な一日を
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