私たちは生きている限り、活動をしているので何かしら音を立てます。
ドラムを叩く音、呼吸の音、話す声、歩く靴音、ドアを閉める音、食器を動かす音、グラスを置く音、椅子を引く音。
物を動かし、エネルギーを動かせば、音が生まれます。
スピリチュアルなあり方を人生に取り入れていくと、ごく自然と、物の扱いが丁寧になっていきます。
これは、華道や茶道、書道、武道など、道に共通する部分かもしれません。
スピリチュアルなあり方では、自分が意図した通りに身体が動き、意図した結果を作ることができる状態を目指します。
思いと動きに誤差が少ない状態にしていくのです。
例えば、何かを落として壊したとき「そんなつもりじゃなかった…!」と思いますよね。
それは、思いと動きに誤差があるということを意味します。
何に例えても同様で、
車の運転で予想した時間ちょうどに到着できる
お料理で想定した通りの仕上がりになる
予想した瞬間にインターホンがなる
…などは、誤差がない状態と言えるでしょう。
コンサルティングの現場では、想像(予想)と創造(結果)が一致しているかどうかをチェックしています。
(もちろん、自然災害など想定できないこともあります。)
日頃から誤差を少なくしていると、落ち着いて行動をすることができるのです。
このエネルギーの使い方をすれば、
こういう結果が出るであろう
…と、計算式のようにして想定ができるようになれば、道を間違えたときにナビが自動で修正するようにして、願う結果へと方向修正できるのです。
そのために、身体を動かすとき、隅々まで意識を向け、物を落としたり倒したりしないように気を配ってみましょう。
目の前にある物質を丁寧に扱うことで、愛と敬意を表すことができます。
面白いことに、物と、者は、同じ音を持っていますね。
人に敬意を持って向き合えば、愛が伝わります。
物にもエネルギーがあるので、愛をこめて扱えば、輝きを増したり、色が変化したりすることもあります。
我が家には、極薄のグラスがあります。
薄いガラスで飲むと、お水がとても美味しく感じます。
力で割ってしまわないよう丁寧に扱うので、もう7年、割らずに愛用しています。
丁寧に、最適な力で向き合えば、そこに無理なエネルギーがかからず、長持ちします。
丁寧さは、愛に通じます。
日本には古来から「道」があります。
そこにはゴールはなく、ただ積み重ねて成長を目指していく精神の道です。それこそスピリチュアルだと考えています。
昨日はグループコンサルティングでした。
何年も前からのお付き合いがあるクライアントは、私から見れば劇的に進化されています。
ただ、自分との付き合いは毎日だから、一進一退しているように感じてしまうだけです。
できていないことを責めるより、できたことに目を向けて自分に愛を注ぎましょう。
自分との付き合いも、一生続く道です。
丁寧に、末永く行きましょうね。
素敵な一日を
プライベートブログはこちらで更新しています。
メールマガジンはこちらです。(購読お申し込み後、確認メールが届きますのでメールボックスをご覧ください。)