人生で最も思い詰まって、八方塞がりだと感じた時、当時の師から「楽天的に動いてください」と言わて、余計に混乱したことがありました。
しかも「こんな状況で楽天的になんてなれるわけないわ」と思いました。(私の反応、ひどい)
こんな緊急事態なのにどうやって楽天的でいるんだろう…と思ったものです。
ちょうど同じ頃、ヒーラーの先輩からは「御魂(みたま)を神にゆだねます」と祈るようにアドバイスを受け、これもまた混乱の原因となりました。
なぜパニックになるかというと、自分が思う理想の状態があり、そこに近づいていない現状があったからです。
切羽詰まるのは「このままだとダメになってしまう」と思うから。
こんなメンタルで御魂を神にゆだねたら、どうなるか分からないじゃないかと思いました。
焦ってしまうとき、悪い未来を予想して、一刻も早くなんとかしなければと思ってしまいがちですね。
こうした時は、要するに宇宙を信頼していない時です。
本来、この宇宙は、うまく行くことが自然の流れです。
うまく行くということを知っていれば、慌てないし、催促しないし、周りの人をねじ伏せて思いを成就しようとする必要がありません。
もしも一時的に上手くいかないようなことがあるとしたら、行動がズレていたり、どこかに何か余計な力を入れているということです。
自分が思う未来へと無理やり落ち着けようとしていないか、
まずは深呼吸をして気持ちを落ち着けましょう。
できれば瞑想をすると効果的です。
感性の部分を観察して新しいステージへ行きたいと思う人は、こんな風にワークをしてみてください。
思いつめた原因は何かを見つける
そもそも、思い詰めているのは何についてなのかを明確にしてみましょう。
そうして思いつめることによって、どんな感情が湧いてくるのかを探す
思いつめることで、どんどん未来が不安になってくるとか、あのとき別の選択をしていれば…と後悔の念が湧いてくるなど、感情の動きを確認します。
その感情を感じた他の出来事を思い出す
その感情と近い思いを抱いた過去の出来事を探します。
最も古い出来事のことをよく観察する
近い思い、同じ感情を抱いた過去を遡って、思い出せる限り最も古い出来事を思い出してみましょう。
その出来事のお陰で得られた経験や、育てられた性格を見つける
例えば幼少期に父親が不在がちで、私が母親を支えなければいけない…と思ったとします。
自分が何とかしなければという思いを抱いたまま、困っている人を目の前にすると、その気持ちが発動して過剰に相手の面倒を見ようとするのです。
だけど、それは包容力やリーダーシップに繋がることもあります。その体験をしたからこそ、強い心が育ちました。
感謝のエネルギーを送る
経験したことすべて、そして頑張った自分へと、感謝と祝福のエネルギーを送りましょう。心で、よくやったと褒めてあげましょう。
すべてのチャレンジは、実は「乗り越え方」というヒントと一緒にやってきています。
そのヒントに気づくには、「自分なりのやり方で超えたい」という思いを手放してみることから始めてみましょう。
やり方を変え、あり方を変えることで、これまでと全く違う人生の乗りこなし方が手に入ります。
素敵な一日を
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