ご相談の多くは、視点を変えることで、新たな気づきを得ることができます。
例えば、相手か自分のどちらが正しいのかというご相談があるとします。
立場が変われば、正しさや言い分も変わるでしょう。
だけど正しい、間違いという視点から答えを探そうとしている間は、どちらかが勝って、どちらかが負ける世界です。
相手と自分、という風に二極で戦っていると、和解か決裂という結果に向かいがちですね。
ケンさんが遊びで作ってくれたゲーム風画像です。
私自身はカウンセラーとして、どちらかの味方ということではなく、色々な視点から考察することで、発見に繋がればという基本方針を持っています。
なぜならこの地球は、分離から統合を学ぶ星だととらえているからです。
私達は分離の世界を映画やドラマに見ることができます。
今年の大河ドラマ、「鎌倉殿の13人」が始まった時期、アニメで「平家物語」も放映されていました。
▼こちらは源氏
▼こちらは平家
ほぼ同じペースで進んでいたので、双方の立場からの物語を観察することができるようになっていました。同時に観ていた方、いるかな?
私は長年、源氏と平家について色々な角度から和合を目指して取り組んでいるので、この天の計らいに感謝しました。
源平の対立は過去の出来事ですし、私たちに変えることはできません。
もっと古くを紐解けば、古事記の中の伊弉諾命・伊弉冉命の物語にも対立を見ることができます。
神々の世界でも、正当化やジャッジがあったわけですね。
その末裔である私たちにとっても、取り組むべきテーマとして受け継がれているのは無理もありません。
でも、なぜ受け継がれたの?
それを考えてみると、ヒントが得られそうです。
さて、
魂は、「わからない」と言いません。
わからないと感じるときは、魂以外の感覚を採用しているときです。
どんな感覚かというと、「人間目線」です。
だって人間だものと思うかもしれませんが、私たちは人間という前に、魂という存在です。
人としてはこう思うけど、「魂としてはどうなのだろう」と考える習慣を作っていきましょう。
魂の目線とは、雲の上の仙人のイメージです。
高いところから見下ろせば、色々なことは小さなことに思えてきます。
どちらかを立てればもう一方が立たない…という道だけでなく、両方が歩み寄るアイデアもふと浮かんだりします。
いかに、正しいor間違いの土俵に乗らないかが、仙人目線を体得するコツなのではないかな。
魂の視点を知っていくには、過去世を体験してみることが助けになります。
私が過去世回帰セッションを始めた頃、印象に残る出来事がありました。
20セッションのうち19セッションが母親との問題というテーマだったのです。
ここで「これは私のテーマだったのか」と気がつき、実家に電話をして「今日、帰るね」と母に伝えました。
すると、20セッション目の方が来られて、まず最初にこう言われたのです。
「本当は今日、母とのテーマを相談しようと思ってきたのですが、来る途中の電車の中で、もうそのことはいいやと思えたんです。」
こうして自分を変化させた瞬間、繋がる方の変化にも反映されるということを体験するたび、この仕事はミラクルに満ちているということを実感します。
この方のセッションは、過去世と過去世の間である魂の世界へと旅して、本当は魂同志が大親友であることを悟ることになりました。とても感動的でした。
大人気の過去世回帰セッションは、2枠連続でお申込みください。
それでは、今日もこの言葉で。
素敵な一日を
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