8月から「スピリチュアルな力を高める方法」を連載しています。こちらは9月10日からスタートする通信講座(第2期)のご紹介を兼ねての連載です。
今日から第6回で扱う予定のテーマ「象徴を言語化していく方法」について5回に分けてお話していきます。今日は2
回目です。
象徴を言語化していこう
受け取ったサインを感じて解釈&展開していこう
自分なりをできるだけ脇へ置いてみよう ← この記事
物事を観察したり、リーディング(読み取る)していく時、色々な角度や階層から捉えることができます。
たとえば、ひとつの情報を読むのに、
思考や精神的な側面
感情的な側面
肉体的・現実的な側面
スピリチュアル的な側面
…などなど視点を変えて読むこともできます。
もしもセラピストが感情の世界に生きることが好きな人だと、その人のリーディングは感情の話に偏ります。
もしもセラピストが行動こそが大事という信念を持っていれば、その人のリーディングは感情や精神のことはおざなりになってしまいがちです。
人は自分が重要だと思っているものからの答えを優先して受け取るからです。
こんな経験がありました。
引越しを検討していたある時、候補の物件をタロットリーダーに見てもらいました。
その方は感情の世界が好きだったので、「この物件に住めば、ミカさんは家庭が楽しいって思えそうです」「この物件に住めば、ミカさんは将来への不安が減ります」と、感情面から教えてくれました。
ただ、私に、自分の機嫌は自分で取ると思っているので、あまりそこは重要な点ではなかったのです。
このブログはセラピスト側の方も多く読んでくださっているので、参考までにお話ししました。
セラピストが大事にしている感性からだけのリーディングではなく、クライアントが知りたいと思われている側面からのリーディングも行いましょう。
話は戻って、
相談をする方も、聴く方も、まずは「自分なり」の思い方・考え方を脇へ置いて、純粋に素直にテーマに向き合おうという心構えができると良いですね。
素直に聴いてみるコツは、
「そうかもしれない」
と受け取めてみることです。
感情を動かさないで、まずはいったん受け取ってみます。
自分なりの考えが強い人の場合だと、たとえば、占いに行ったとして「あなた、頑固な人ですね」と言われたら、ここで「違います!」と条件反射で反応してしまいます。
これは素直さのレールから外れるアクションです。
いったん、「そうかもしれない~」と受け止めてみましょう。
自分との付き合いが一番長いのは自分ですから、誰か他人に言われたことを真に受けて感情までアップダウンさせなくても良いのです。
私が努力してきたことは、私がいちばん知っています。それでいいのです。
その上で、誰かのアイデアを聴きに行くのなら、まずその話を聴いて受け止めてみませんか?
私がまだ駆け出しセラピストの頃に受けたある鑑定で、経営者向きのセラピーをやりたいと伝えました。
先生の答えは、「あなたはまだ若いから無理よ」です。
内外相応の観点から見ると、心で思っていることを、目の前の相手が代弁しているだけ。
当時、私の心の中には、「私はまだ若輩者だから、仕事をしていくのは難しいのではないか」という思いがありました。
それが、鑑定の先生の口から私に伝えられたわけです。
この仕組みを知らなければ、先生は私を分かってくれない!と嘆いたり、怒っていたかもしれません。
「そうかもしれない」といったん受け止めるのか、「私のことを分かってくれない」と思うのかで、その後の在り方が変わってきます。
自分なりの考えをいったん脇へ置くということは、目の前にやってきているサインを受け止める助けになります。
条件反射的に感情を動かさないで、いったん冷静に聞いて受け止めてみること、やってみてくださいね。
9月10日からスタートする通信講座では、各回60分の動画講座をお届けします。
通信講座6日目は「サインを言語に置き換える」というテーマで色々な方法をお伝えしていきます。
新月・満月と2週間ずつの配信ですので、実践する期間が十分にあります。学んだ知識を体験して智恵へと落とし込んでくださいね。
講座の詳細はこの下にてご案内しています。
それでは、次回は、6日目「サインを言語に置き換えていく方法」をテーマに、
「小さな選択も自分自身に一度確認する習慣をつくろう」
についてをお話します。
どうぞお楽しみに!
スピリチュアル力 パワーアップ講座(全10回)
【概要】
全10回、動画視聴による通信講座です。新月、満月の日ごとに講座が進んでいき、4か月で終了します。
・動画講座の配信
・PDFファイルによるテキスト
を予定しています。
詳細ご案内は、こちらのページにあります。