日本人は、「いえいえ、まだまだです。」…と、謙遜したり、自分を低く小さく表現するという謙虚の美徳といった感覚を持っている方が多いです。
 

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「自分で自分を褒めるのは、みっともない」 といった観念もそうですね。

ところが、こうした観念が自己評価を低くする原因になっていることが多々あります。

一方で、天性の感覚で自己評価が高い人や、克服していくことでセルフイメージが高くなった人もいます。
 
そうした人の表現は自分を評価する言葉に満ちているので、自己評価が低い人から見ると、モヤっとすることが多いようです。

たとえば、「よくやった、私!」 と自分で自分を褒めている言葉を見たときにモヤモヤ…
 
そんな時は、きっと、何かと何かを比較しています。

 

生まれつきセルフイメージがとても高い友人。発言にいつも驚かされます(笑)

 
そこに気が付くことができると、自分で自分を褒めて愛している人を見ても、「本当によくやったね」 と祝福できたり、「ふぅん、そうなんだ~」 という風に、さらっと流せてしまうものです。

誰が何を言っていても、その人の価値観はその人のものです。

それを何かと比較したり、自分と比較したり、何かに当てはめたり…と、思考は忙しく動き回ります。

思考とはそういうものです。

ただ、その忙しい思考に振りまわれる人生か、そうして振り回されることを辞めるか、それさえも自分で選ぶことができますね。

昔の私は心配性だったし、考えてばかりでした。
自分を探求していく中で、思考が素直でシンプルになっていき、それと同時にどんどんラクになっていきました。

そして、今は、脱出の仕方をブログでご紹介するという形で、生きた体験と知恵を活用しています。(笑)

 

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それでは、今日のワークです。

1 相手の人生は相手のもの。自分の考えと切り離す。

人は言葉の中に、それぞれの独自の思いを込めています。

相手の発言がどんな経験や思いからなのか、本当の意味で理解することはできないですね。

その人の言葉や思いは、その人のもの。
だから、他人が本当の思いを感じる前に何かをジャッジすることは、意味がないことです。


2 誰かの発言を何かと比較するのをやめる。

たとえは自分が尊敬する人がいるとき、つい引き合いに出して比較し、ジャッジしてしまったりするかもしれません。

ここでもやはり、その人の言葉はその人の物だから、どんなに尊敬する人の行動と比較をしても、そもそも比較の意味がないことなのです。

3 私の人生は私のもの。何度も自分に伝える。

自分が何を思っても誰かに否定されて気にする必要はないことを自分の心へ何度も伝えていきましょう。

自分がどう考えるかも、どう行動するかも、自分の人生は自分のもの。ハンドルを自分に取り戻していきましょう。
 
一所懸命に人生を考えて決断したとき、誰かに否定されたら嬉しくはないですよね。

そうして否定された体験が克服できていないと、誰かの言動をジャッジしたくなってしまうのです。

理屈が分かれば、あとは意志の力でもって、そのループを止めていきましょう。されたくないことは、しないでいい。

今の自分を、そのまま受け入れるということは、誰かの存在を比較したりジャッジしないということでもあります。


比較して優劣をつけて判断をする…という癖を長年続けてきた人は、比較のパターンが無意識に染みついています。

まずは、何かを評価したり、ジャッジするときに、何を基準にそう考えたのか?と探してみましょう。

こうした探求は、ひとつ気づくと複数のことが同時に引っ張り出されてきて、大きな変容に繋がることがあります。

一気に急いで結果を得ようとせず、じっくり内面に取り組んでみてください。

葛藤したプロセスさえもまた、いつか誰かの役に立つ時が来ますから。

 

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それでは、今日もこの言葉で。

 

愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~ ラブラブ

 

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