私が人生に向き合い、セラピーセッションを受け始めたときに難しいと感じた言葉が、「ハートを開く」 でした。
もとより視覚優位なタイプの私は、「ハートを開く」 と聞いた瞬間にヴィジュアルイメージが浮かんでしまう。
これ
オープンハートとは、「自分をさらけ出し、多くを受け入れる」 ということです。
自分をオープンにしていくためには、相手を信頼するとこと、自分の存在を信じることが必要ですね。
自分をオープンにしていくためには、相手を信頼するとこと、自分の存在を信じることが必要ですね。
セッションでも、「心を開くということが分からない」 というご相談があります。
自分をさらけ出すことが怖いと感じるのは、なぜでしょうか。
それを考えてみましょう。
それを考えてみましょう。
セッションでお聞きするところによると、「もし、自分をさらけ出したとしたら」 その後の相手の反応によって起きる何かを恐れているというケースが多いようです。
・ 相手が受け入れてくれなかったら恥ずかしい
・ 馬鹿にされたらどうしよう
・ 言いたいことが伝わらなかったらどうしよう
・ 関係性が悪化したらどうしよう
…という感じです。
・ 言いたいことが伝わらなかったらどうしよう
・ 関係性が悪化したらどうしよう
…という感じです。
(オズの魔法使いより)

怖れや心配が生まれているのは、伝えた「あと」 の、自分の心のことで、コントロールできないのではないかということが怖れに繋がっているケースが見受けられました。
つまり、相手のことより、伝えたあとの自分を心配しているということです。
相手に伝えたいのに、相手のことを思いやらないで、伝えたあとの自分の気持ちを想像して勝手に一喜一憂している…って、大がかりな一人芝居ではないですか。(笑)
対人関係は相手が存在するわけなので、相手の気持ちも想像した上で伝えていけたら素敵ですね。
心を開くということは、なんでも言いたいことを言えばいいということではなく、相手を攻撃したり傷つけることなく、自分の伝えたいメッセージは伝える…ということが大切です。
つまり、相手の気持ちも受け入れるという心も大切なのです。

それでは、今日のワークをしながら心の中の恐れを探してみましょう。

イメージの中で、言いたいことを伝えた後、どんなことが起きそうかを思い浮かべてみましょう。
何パターンも浮かぶなら、それもすべてノートに書いてみます。

もし、言いたいことを伝えて皆がハッピーになると知っていたら、そこに怖れも躊躇もないでしょう。
もし、恐れがあるのなら、何を恐れているのか探します。

これまでに相手をよく観察していれば、思いを伝えたときの反応もある程度イメージができます。
また、相手がそれを聞いたら嫌な気分になるだろうな…ということも想像できるようになります。
ここまで考えたら、相手に伝えるときの言葉や伝え方に、もう少し思いやりというエッセンスが加わるかもしれません。
ぜひやってみてくださいね。
コミュニケーションの面白さは、異なる価値観を持った人と思いを分かち合うことで、自分の人生観が広がるところにあると私は考えています。
自分が正しいと決めつけず、違う意見や思想などを認めることができる人は、オープンマインドの持ち主といえるでしょう。

「俺の貯金はいくらで、毎月いくらもらってるから、この範囲だったら暴れてくれていいよ。」
と言われてビックリしました。
オープンってこういうことなんだと思いました。
そこには、私がどんな反応をするかという期待もなければ、その反応によって自身の価値のアップダウンをすることもない。
「ただ、伝えた」 …ということがあるだけ。
そうなのです。

実は、インプットもアウトプットもシンプルです。
自分がオープンで率直であることを心がけていると、繋がる相手も同じように率直な人が多くなっていきます。
カウンセラーとは、自身にオープンでいなければ、クライアントの心の開放をお手伝いすることができない職業です。
だからこそ、心に向き合い、自分に素直にということを積み重ねています。最初からできた訳ではないし、まだ伸びしろがあると思います。
そして、成功も失敗も含めて、分かち合えるというのも、この仕事をしてきて良かったなぁと思うポイントです。
このブログを読んでくださっているあなたも、これまでのプロセスがきっと誰かの助けになります。
焦らずに、だけど後悔はなるべく減らしていけるよう、日々成長を目指していきましょう。

コミュニケーションは、学んで上達できる部分がたくさんあります。
オンライン講座は3月14日(月)開催です。詳細はこちらの記事をどうぞ。
ハートを開くことについて、こちらのブログ記事も参考に。
それでは、今日もこの言葉で。
愛は世界をつくる ~ Love makes the world. ~
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