セッションや講座では、お金の話も多く扱います。
今日のブログはセラピスト起業している方に向けての記事です。
まずは自宅サロンであれ、店舗であれ、売上を上げること。
ここから目をそらさないことです。
セラピスト・コンサルの際、まず、月にいくら必要かをお聞きしますが、数字で答えられない方、案外多いのです。
損益分岐点(損失が出るか利益が出るかの分かれ目となる売上高や数量のこと)を知っていないと、自分の活動の目的が迷子になります。
まず最低限、いくらの売上が必要かは把握しましょう。
赤字を続けるなら仕事にする意味がないですから、数字はしっかり見て、考えていくのです。
セラピーセッションの売上以外にも、何らかの形で売上を上げることができると思います。
まず、その可能性に目を開いていくことが大事ですね。
その際、
売上の柱とは、たとえばセッション、物販、セミナーなどです。
コンサルティングの際には、まず5本の柱を想定してメニューを構築していきます。
まだ5本ないという方は、新しくメニューを作り、5本の柱を作っていきます。
①自分が働かないでも売り上げを作れないか考える
サロンを使っていないときにスペースをレンタルとして貸し出すことができれば、部屋が売上を上げる(お金を稼ぐ)ことが可能です。
②物販を考える
アロマのサロンだったら、施術に加えてハーブティやアロマオイル、ランプなどの関連商品を。
セミナー主体のサロンだったら、テキストやDVDなどの販売商品を考えます。
私は当初はオーラソーマのサロンとしてのオープンだったので、関連商品と、アロマキャンドルの販売をサロンで行いました。
実際、私自身、どこかへ行ってはお買い物しています。
楽しい時間を過ごせたことへの感謝の気持ちは、そのお店でお金を使うことが一番だと考えるからです。
なにより、お買い物は楽しい。
そして、商売をしていたら、自分のお店で商品やサービスを買っていただけるとほんとうに嬉しい。
お客様が、「今日の記念に」と何かを買って帰りたいと思ったときに手頃なグッズを準備しておく のは、お店としてお客様のためにできるサービスです。
サロンに必須だと言ってもいいと私は考えます。
セッションは自分がその時間、必ず立ち会っているわけですが、物販は、セッションと比べると短い時間で売上が上がります。
物を売ることへの罪悪感や抵抗がある方は、まずそのブロックを外すことが先決ですね。
売ることへのネガティブイメージがあると、セッションの売上も上がりにくいです。
また、物販は仕入れが発生しますから、現金の流れを掴んでおく力も必要です。
接面拡大
これは事業家の父から叩き込まれた考え方です。
事業の柱を考えるときに突飛なことではなく、どこか面が接しているところから拡大します。
たとえば、アロマのセッションをメインとするサロンで、物販を考える際に自分が好きだからといって、「わんこそば」 の販売をしない、ということです。
(これは出石の皿そば)
例えばアロマなら、アロマという面に少しでも接しているところから商品展開を考えます。
アロマキャンドル、お香、バスグッズ、肌ざわりの良いリネン、関連書籍、アロマの入った飲料水などなど。
こうすると、お客様から見て違和感がありませんね。
あなたのメニュー、わんこそばみたいに、お客様から見たらジャンルを飛ばした展開になっていませんか?
見直してみてくださいね。
世の中には素敵なものが溢れています。
私たちの心もあちこち奪われます。
お客様の目からみてバラバラ過ぎないように面を接するように拡大させること。
別の言い方をするなら軸を通しておく。(これはブログの表現にも同じことがいえます。)
それを心がけるだけで、見ている人からバラバラな人に見えることを防げます。
物販の構成もさらに細分化して、物販そのものが5本ぐらいの柱で成るようにバランスを取っていくと収益が安定していきます。
セラピストのビジネスレッスン、第一回は売上の柱についてをお話しました。
それでは、今日もこの言葉で。
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