実務直結!行政書士 開業準備 実践講座 -2ページ目

実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

『そうだったのか!行政書士』『行政書士合格者のための開業準備実践講座』『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』他の著者・竹内豊が、失敗しないための開業準備について語ります。

本日、実務直結!行政書士開業準備実践講座を開催しました。

 

この講座は、大きく分けると、準備講座と専門分野講座の2つに分けることができます。

本日は、準備講座でした。

 

準備講座は、参加者に事前にいただいたアンケートを中心に行います。

具体的には、

・行政書士という資格の本質について

ご自身(参加者)のキャリアに合った行政書士の活用方法

ご自身に合った開業までのロードマップ

など、マンツーマンだからこそできる内容となっています。

 

今日も、私と参加者がおしゃべりしまくりの3時間でした。

 

「参加してよかった」の一言をいただけました。

私の経験知がお役に立てたようでよかったです。

 

 

行政書士を開業すると、だれしも経験することがあります。

 

「行政書士を開業しました!」

「へーっ、すごいね。ところで何するの???」

「・・・・」

 

なぜ、行政書士は一般の方から謎の資格者なのでしょうか。

行政書士会は、この状況を打破しようとして、行政書士をメジャー資格に

しようと運動をしていますが、まず無理でしょう。

 

なぜなら、何者なのか分かりにくいのは、行政書士の宿命だからです。

そのことは、行政書士誕生までの歴史をひも解くとよーく分かります。

(拙著『そうだったのか!行政書士』に詳述しています)

 

だから、開業して名刺を渡した相手から「なにするの?」と言われても

「そういう資格なんだ」と割り切った方がいいです。

 

無理に説明しようとすると、相手に迷惑になるのでやめておきましょう。

 

自分自身が、行政書士という資格の「本質」を理解しておけば、それで十分です。

 

 

 

行政書士を開業するのに、

専門分野は必要か?

それとも不要か?

という「専門分野論争」がずーっと前からあります。

 

ひとつ言えることは、

専門分野が無い行政書士には、依頼はまず来ないということです。

なぜなら、相談者は、行政書士を法律専門家と思っているから相談に来るわけです。

だから、行政書士に相談してみて、ゆるい回答しかもらえなければ、失望して

「時間の無駄だった・・・」となってしまうわけです。

 

 

「なぜ、行政書士の開業準備講座を開催しているのですか?」

というご質問を頂戴することがあります。

 

理由はいくつかあるのですが、最大の理由は、「伝えることが好きだから」です。

 

「好きこそものの上手なれ」と言うように、

好きだから夢中になれる、

夢中になれるから精度が上がる、

精度が上がるから依頼が来る、

ということではないでしょうか。

 

これからも、講座をとおして、培った経験知を、行政書士の同志や

開業を目指す方にお伝えしていきたいと思います。

 

行政書士制度については、「無くなる」とか「喰えない」とか、

何十年も前から言い続けられています。

 

断言できることは、「行政書士の仕事は未来永劫無くならない」

ということです。

 

なぜなら、行政書士の主な仕事は、「事務代行」だから。

事務代行は「面倒なことは自分でしたくない!」という、人間の根源に関わることです。

人間の根源に関わるので、無くならないのです。

詳しくは、拙著『そうだったのか行政書士』をお読みいただけるとよーくお分かりいただけるはずです。

 

ただしです。行政書士の仕事は無くならないからといって、自分に依頼がくるかは別問題です。

 

仕事は能力ある人に集中するのは世の常です。

 

このことは、当然ですが、行政書士にも当てはまります。

 

 

 

 

今年も、残すところ364日となりました。

皆さま、ご機嫌いかがでしょうか。

 

昨日、元日は、ホテル椿山荘東京で、お正月気分を味わってきました。

 

さて、本日も、ヤフーニュースに記事をアップしました。

今年も、行政書士の実務に役立つ記事を書いていきますので、

ご贔屓よろしゅう、お願いします。