行政書士を開業すると、だれしも経験することがあります。
「行政書士を開業しました!」
「へーっ、すごいね。ところで何するの???」
「・・・・」
なぜ、行政書士は一般の方から謎の資格者なのでしょうか。
行政書士会は、この状況を打破しようとして、行政書士をメジャー資格に
しようと運動をしていますが、まず無理でしょう。
なぜなら、何者なのか分かりにくいのは、行政書士の宿命だからです。
そのことは、行政書士誕生までの歴史をひも解くとよーく分かります。
(拙著『そうだったのか!行政書士』に詳述しています)
だから、開業して名刺を渡した相手から「なにするの?」と言われても
「そういう資格なんだ」と割り切った方がいいです。
無理に説明しようとすると、相手に迷惑になるのでやめておきましょう。
自分自身が、行政書士という資格の「本質」を理解しておけば、それで十分です。