私が主宰する行政書士合格者のための開業準備オンライン・マンツーマン講座で受講者の方から頂いた質問を基にQ&Aを作成しました。
その中から今回はこれを紹介します。
Q4.実務研修
現在サラリーマンをしています。在職しながら本格的な開業の前に“勉強”として登録しようと思っています。登録をするとどのような情報を得ることができますか。
A
行政書士となる資格を有する者が、行政書士となるには、行政書士名簿に、住所、氏名、生年月日、事務所の名称及び所在地その他日本行政書士会連合会の会則で定める事項の登録を受けなければなりません(行政書士法6条1項)。
登録をすると、日本行政書士会連合会から毎月『月刊日本行政』という情報誌が送られてきます(内容の一部は、日本行政書士会連合会のホームページで一般に公開しています。ただし、懲戒事例はインターネットでは公開していない)。
また、所属している行政書士会によっては月刊誌が送られてきたりインターネットで実務に関する情報を得ることもできます。
さらに、日本行政書士会連合会や所属行政書士会等の実務研修にも参加できます(ただし、研修のほとんどは平日に開催)。最近はオンライン講座も開催されています。
これらの研修のほとんどは、実践的で具体的な内容です。そのため、研修内容に関する基本的な事項(許認可関係では許可要件等、民亊関係ではその内容に係る法律)を理解していることが前提で行われます。準備の段階で基本事項を押さえてから参加すれば有意義なものとなりますが、準備を怠って参加してしまうと消化不良を起こします。ご注意ください。
【ここがポイント】行政書士会の研修は実践的。基本概念を理解してから参加すること。
このQ&Aは行政書士合格者のための開業準備オンライン・マンツーマン講座のホームページまたは、拙著『行政書士合格者のための開業準備実践講座』に掲載したものを編集したものです。
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※
オンライン・マンツーマン講座は半年の準備期間を経て、先月4月にスタートしました。
オンライン・マンツーマン講座では、
オリジナルテキスト×音声解説×オンライン・マンツーマン講座+継続支援
で、行政書士を活用して、自分の「スキ」を仕事にするサポートを行っています。
行政書士という資格を活用して、自分の〝スキ”を仕事にしたい方のご参加を
スタッフ一同お待ちしてます。