安かろう悪かろう&不当誘致 | 実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

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『そうだったのか!行政書士』『行政書士合格者のための開業準備実践講座』『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』他の著者・竹内豊が、失敗しないための開業準備について語ります。

先月、以前外国人の受け入れの入管手続きのご依頼を頂いた

会社の人事担当者からお電話を頂きました。

 

他の行政書士に依頼をしたら、「申請から2か月たっても認定証明書が交付されないけど

そういうことあります?竹内先生にして頂いたときは1か月もしないで交付されたのに・・・」

という内容でした。

 

お話を聞くと、2か月もかかるような案件ではありません。

しかも、依頼をしてから申請まで2か月もかかっている。

 

私でしたら、受任から交付まで2か月もあれば十分です。

 

2か月も余計にかかり、依頼者に余計な心配をかけ、

入社予定日を変更せざるを得ない状況に陥れた。

 

これは行政書士法の目的に反する「罪」です。

 

この方は、依頼者にああだこうだと言い訳を言っているようですが、

私が一つひとつ「そんなことありませんよ」よ丁寧に解説して差し上げました。

 

ちなみに、この行政書士は私の半額で受けたそうです。

しかも、「実績多数あります」と売り込んだそうです。

 

「安かろう悪かろう」と「誇大広告」=「不当誘致」の典型です。

 

当然ですが、このような「その場しのぎ」をしていると長期利益をたたき出すことはできません。

 

開業準備中の方は、反面教師として参考にしてください。