専門分野を決める基準は、ズバリ「好きなことに関連性があること」です。
専門家とは、一般の者がふつう習得できない(または、習得しようとしない)レベルの知識と経験知を習得している者のことを言います。
ある分野で専門家になるには、その分野に熱中しまくらなくてはなりません。
当然、「好き」でなければ熱中なんかできません。
だから、「頑張んなきゃ!」「努力しなきゃ!」なんて気合いを入れないと取りかかれないないなら、専門性を習得するのは無理です。だって、好きなら気合いなんて必要ないでしょ。
「マーケティングの結果、建設業が儲かりそうです」なんてことで、好きでもないのに建設業法を勉強しても専門性まで知識を深めることはできません。
ちなみに、私には建設業は無理。間違って受任したら、クレーム起こして依頼者を不幸にしてしまいます。
自分が好きなことがよく分からない人は、「嫌いなこと」を考えてみましょう。簡単にどんどん出てくるはずです。「嫌いの裏返しが好き」「好きの裏返しが嫌い」です。
「好きこそものの上手なれ」です。
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