「相続手続業務」の競争激化 | 実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

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『そうだったのか!行政書士』『行政書士合格者のための開業準備実践講座』『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』他の著者・竹内豊が、失敗しないための開業準備について語ります。

私の予想した通り、「相続手続業務」の宣伝が激化してきました。

大手税理士法人、弁護士法人でもラジオやテレビで宣伝するようになりました。
また、信託銀行、都市銀行の相続手続業務に一層力を入れ出しました。

その影響で、拙著『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』が発売1年を過ぎてから売上が急速に伸びてます。
累計5000部になりました。

また、税理士法人レガシィで今年4月に発売した『銀行の相続手続』も発売1月以内で100セット完売の異例の売れ行きです(『銀行の相続手続 第2弾』も来月発売予定)。

前から何度も言ってますが「相続手続きが流行ってるから宣伝しよう!」というアマアマの考えはやめた方がよいですよ。

世の中そんなに甘くないですから。

依頼者は勉強して、窓口に何度も足を運んで、それでも上手く行かないから相談に来るのです。

広告を見た相談者に、的はずれな受け答えをした瞬間に
「この人嘘つきだな。広告に「任してください!」って書いてるのにツカエナイじゃないか!!。俺の時間返せ!!」てなことになります。

それだけならまだいいのですけど
「行政書士ってダメだな。『街の法律家』が聞いてあきれるわ。私の方がよく知ってるわ。相談料返せ!!」
のように「行政書士はダメ」と拡大解釈されます。

迷惑ですよね。でも、今言ったことは事実なんですよ。

当たり前ですけど、仕事は「デキル人」に集中します。「デキない人」には仕事は来ません。

さて、「相談手続業務」の波に乗るか。見逃すか。出来もしないのに広告を出してクレームを付けられるか。

あなたの判断はどっちだ。








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