食えるか食えないかとは、相談者から生活できるレベルの報酬を得られるか得られないかですね。
だから、相談者が「相当のお金を払っても惜しくない」という存在にならなくてはいけません。
そのためには、お客様の悩みを速やかに解決できる能力が必要です。
どうですか。分かりやすいでしょ。
「相談者の立場」で「どういう者に悩みを解決してほしいか(しかもお金を払ってまでして)」と考えると分かりやすいです。
お客様は「行政書士だから頼む」とか「司法書士だから頼む」とか「弁護士だから頼む」なんて考えてません(業際は守らなくてはいけませんよ)。
「この人は私の悩みを速やかに解決できるか」「できないか」(使える者か使えない者か)で依頼する・しない、相当の金を払う価値がある・ないを判断します。
ホームページがきれいだから、豆にブログを更新してるからなど「飛び道具」のできの良し悪しはあくまで参考資料です。
あと、感じいいからも参考程度です(まぁ、お客様商売だから、感じいいのは当たり前でしょう)。
面談で相談者を唸らせる知識と経験知を披露できなければ、受任できません。運よく受任できても満足いく報酬を得られません。
では、相談者を魅了する面談ができるにはどうすればよいのか。
しっかりとした「準備」をして実務に耐えられる体制を整えること。そして体制を起動させる実務脳を習得することです。
準備の方法と体制の内容、そして実務脳の習得方法については、本が一冊書けるボリュームなのでブログでは無理。
『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』の前半にヒントを書いたので、参考にしてください。
体制を整えて実務脳を習得したうえで、飛び道具を駆使すれば、利益が伸びるはずです。
くれぐれも飛び道具から始めないこと。
できもしないことをホームページに掲載したら、ウソつきになります。
理想は、開業前に実務に耐えられる体制を整えて、しかも実務歴3年レベルの実務脳を習得してから開業すること。
何も焦って開業することないですよ。
「合格後●年以内に開業しないと合格を取り消す」なんていう法律ないですから。
おっと、自宅の駅に着きました。夕焼けがきれいです。
では、また明日。おつかれさまでした。


