行政書士の遺言・相続実務講座 423「依頼者は勉強している」 | 実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

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『そうだったのか!行政書士』『行政書士合格者のための開業準備実践講座』『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』他の著者・竹内豊が、失敗しないための開業準備について語ります。

先ほどまで、遺言の相談を受けていました。
2時間の間、質問を受けていました

質問の中には「こんなに難しいこともご存じなんだ」と感心するレベルのものがいくつもありました。

例えば
「後継ぎ遺言」の判例。
「予備的遺言」の適正な利用方法。
「遺言の取り消し」
など理解していないと答えられませんでした。

確かに質問の内容は難しかったですが、「専門家」なら即答しなければならないレベルでした(基本書を読み込んでいれば、適切に回答できるレベル)。

おそらく、本日の受け答えで「すいません。明日調べてお答えします」と言った時点で、「アウト」。受任できなかったと思います(受任できても、希望する手数料はいただけなかったでしょう)。

相談者は「真剣に」勉強されてます。
こちらも遣り甲斐があります。

今後は「真剣な方」でないと依頼はきません。
「まあまあ」レベルなら、お金を払わなくても自力でできるからです。

「生半可なお勉強」では、対応できませんね。
改めて、「勉強しなくては」と認識した一日でした。