行政書士のための遺言・相続実務講座 その264「電話対応」 | 実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

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『そうだったのか!行政書士』『行政書士合格者のための開業準備実践講座』『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』他の著者・竹内豊が、失敗しないための開業準備について語ります。

電話でのお問い合わせには注意が必要です。相手が見えないので「声」だけですべてを判断しなければならないからです。

「聞くだけ聞いてやろう」という人も大勢います。こういう人を「時間泥棒」と言います。時間泥棒はクレーマーに変貌するので注意が必要です。
そういえば、先週なんとなく玄人っぽい質問をしてくる者がいたので「法律を仕事にしている方ですか?」と質問をしたら一方的に電話を切られました。最初から名乗ってくれれば私の知っていることはお伝えしたのですが、残念ですね。

さて、電話の主の「本気度」の目安は「名前を名乗る・名乗らない」で判断できます。あともうひとつは受話器の向こうがやから伝わってくる「切実とした思い」です。

なお、私は電話では概要をお聞きするだけにしています。電話では詳しい説明ができないことと、誤解を生むのが理由です。
そして必ず面談をする時の相談料を伝えます。これでハッキリ相手の本気度がわかります。

以上受話器を取ってから相談料を伝えてアポイントを取るまでに要する時間を、5分以内と決めています。


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