前回のブログ(その260)で、相続手続きでは順序が大切と書きました。
たとえば、夫が死亡した場合、その夫の口座からライフラインの引き落としがされていたとしましょう。
依頼を受けたあなたが銀行に夫が死亡したことを告げれば、その時点で口座は凍結されてしまいます。
その結果、支払いが滞り、最悪の場合ライフラインを止められてしまうこともあり得ます。
また、妻が夫からの口座の預金で生活をしていたら、妻は預金口座を凍結されてしまったら生活に困ってしまいます。
このように、相続手続きをするときは、まず依頼人に預金口座の凍結のことをきちんと説明をしましょう。そして、遺族が生活に困らない手順をコーディネートして業務を進めましょう。
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