遺言・相続手続 実務講座 その90 「遺言書の依頼を受けたときの目線」 | 実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

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さて、今日は5年前に遺言書の依頼を受けた方とお会いしました

その理由は、その方から
「遺言書で財産を残すと書いた者が、
自分より先に死亡してしまったので遺言書を作り直したい」
と再度依頼をいただいたからです。

そこで私は5年前に関与した遺言書をあらためて見直しました。
すると「もっと工夫できる」という内容でした。

5年前に依頼を受けたときは「遺言者」目線で遺言書をお作りしていました。
しかし現在は、遺言書によって財産を引き継ぐ「受遺者」目線でお作りしています。


つまり「いかに遺言執行が楽に確実にできるか」ということを
念頭に相談に応じています。
そう考えると、次から次にアイディアが溢れてきます。

そして、遺言者に対してそれなりのフィーが請求できて、
しかも遺言者から感謝される遺言書が出来上がります。