親に遺言書を残してもらうと楽ができる | 実務直結!行政書士 開業準備 実践講座

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『そうだったのか!行政書士』『行政書士合格者のための開業準備実践講座』『行政書士のための遺言・相続実務家養成講座』他の著者・竹内豊が、失敗しないための開業準備について語ります。

 前回のブログでご紹介した某女性雑誌のインタビューで、編集者から
 「親が遺言書を残すと、具体的にどのようなメリットがありますか」
と質問を受けました。
 
 私は、いくつかある中から、「相続の手続が早く、簡単にできることです」と答えました。
 この返答に、同席していたライター深くうなずいていました。
 その方は、親が亡くなった時に、銀行の相続手続でとても苦労していたのです。

 相続を円満にするには、相続手続きをすみやかに完結することが重要です。
 なぜなら、もたつくと、相続人の間で疑心暗鬼が生じてもめてしまうことがあるからです。

 遺言書のない相続手続の難易度を10とすると、
 遺言書がある相続手続は、3程度の労力で終わらせることができます。

 
 相続手続きを楽に終わらせて、”争族”を防止するためにも、
 親に遺言書を残してもらうことをお勧めします。