前回のブログでご紹介した某女性雑誌のインタビューで、編集者から
「親が遺言書を残すと、具体的にどのようなメリットがありますか」
と質問を受けました。
私は、いくつかある中から、「相続の手続が早く、簡単にできることです」と答えました。
この返答に、同席していたライター深くうなずいていました。
その方は、親が亡くなった時に、銀行の相続手続でとても苦労していたのです。
相続を円満にするには、相続手続きをすみやかに完結することが重要です。
なぜなら、もたつくと、相続人の間で疑心暗鬼が生じてもめてしまうことがあるからです。
遺言書のない相続手続の難易度を10とすると、
遺言書がある相続手続は、3程度の労力で終わらせることができます。
相続手続きを楽に終わらせて、”争族”を防止するためにも、
親に遺言書を残してもらうことをお勧めします。