ご存知の通り、士業の報酬は自由報酬となっています。
当然、行政書士の報酬も自由報酬です。
つまり、依頼者と合意が成立すれば、いくらでも構わなわけです。
私は、報酬について、拙著『行政書士のための「高い受任率」と「満足行く報酬」を実現する心得と技』
で報酬の決め方について詳述しました。
その本で言いたかったことは、「報酬額は依頼者の満足度に比例する」ということです。
読者(本当にまじめに読んで頂いたか定かではありませんが)の中には、
本の中で紹介した見積書に対して、
「行政書士の分際で、司法書士の相場より(相続手続)費用が高いいのは笑える」
という”書評”をしていただいた方もいましたが、「行政書士が他士業より低い報酬額にしなくては
ならない」という規則はありません。当たり前ですけど。
実際の所、依頼者は、「行政書士」「司法書士」「弁護士」といったカテゴリーはほとんで気にしてません。
要は、自分が抱えている問題をスピーディーに解決してくれさえすれよいのです。
そして、面談で「目の前の専門家は、自分の悩みを解決してくれるに違いない」という確信が持てれば、
相当の金額を払う決心をするのです。
そのためには、面談でそれ相当のパフォーマンスを相談者に提供できる力が必要です。
結局、高い受任率と満足行く報酬を実現するには、準備が大切という落ちに行きつきます。
☆自分に合った行政書士開業の準備がつかめます。
☆行政書士試験に復活する「行政書士法」がスンナリわかります
【お知らせ】
9月21日(土)に、行政書士合格者のためのマンツーマン実務家養成講座を受講された方と
これから申込みされる方を対象とした、研修会と懇親会を実施します。
この講座の参加者は、みなさん志が高い方ばかりです。
詳しくは、講座のホームページをご覧ください。