富士宮の美容室トップスタイルの渡井タケトです。
前回に引き続き、春夏に流行るヘアーカラーを紹介したいと思います。
前編ではデザインに活用するテクニックと注意事項を書かせて頂きましたが、後編ではその組み合わせから創る大きく分けた4つを教えます。
ちなみにこの情報は大手4社よりの情報を元に私なりに解釈をして『remix Design by workshop』になりますので、かなり正確だと思います。
1st style
"グラデーション/ローライト"
まず最初にこれが個人的に一番好きです。
自然な束感と質感を出すためにベースに対して6~9レベル程度のグラデーションを作ります。
※元々ブリーチやライトナーでベースがあると当てはめやすいテクニック。
そしてそこに対してローライトをパート付近カバーリング4㎜位で意外と大きめの三角形チップを。
2線目にはベースの補色とローライトのブリックワーク。
3線目にはデザインバランスに合わせたローライトを。
カバーリングは2㎜位でこの組み合わせを入れれば、間違いないですよ。
自分の1番得意な外国人風カラーでございます。
ポイントはローライトを入れ過ぎないこと。
あくまでオーバーセクションのみに全体のバランスにを見てローライトを入れる事が大切です。
意外と自分自身もマニュアル化しきれないですが、自分のセンスを信じてやりましょう。
2nd style
"ハイライト×ローライト"
昔の言い方で言うならば、メッシュ、フロスティングです。
しかしココでは昔のギャルのような下品なイメージではなく、南青山あたりを表参道に向かって歩く素敵なお姉様をイメージして下さい。
ベースに対してそれぞれ2~4レベルの差をつけます。
ハイライトはライムやゴールド系。
ローライトは艶のあるピンク系。
ベースはあくまで限りなくナチュラル。
もしくはペールトーンの色味にして下さい。
スタイルの提案の際、お客様に伝える言葉としては全体的なデザインカラーといったところでしょうか。
遠くから見るとナチュラルなブラウンですが、近くで見ると物凄くこだわって作り込んである2015年自己満足ランキング1位のデザインです。
3rd style
"ハイティング ハイライト"
イメージでいうとアーバンライツ(国内某有名メーカー提案)が一番近いです。
オーバーセクションには一切の手をつけずにとにかく美しいツヤツヤなシングルカラーを施します。
アンダーセクションに4㎜チップとスライシングをミックスしてハイライトを入れます。
この時に必ずサイドには横のスライスで入れる事をオススメします。
なぜ??
それは最近流行りのアレンジ。
誰でも出来る全体を26㎜のアイロンで根元巻きをして、先端をナイロンゴムなどで留めて耳後ろでクルリンパ。
片編みでのアレンジ。
フィッシュボーンを使ったアレンジ。
このようなお客様が家でできる簡単アレンジが確実に可愛さアップします。
下ろしていても意外とナチュラルに出て来てくれるので、デザイナーもかなり提案しやすいですよ。
フォイルも20枚程で済むので時間のない時でもサクッと終わらせられます。
※あえてトーン差を付けたパターン
4th style
"セパレート/セクションカラー"
これが意外と可愛いです。
正直、需要はそんないないですが、オシャレ女子のグラボブとの相性が抜群です。
パーマなんてしていたら、これしかないです。
オーバーセクションにはヴェールカラー。
※トレンド感を出す為に、ここは絶対。
アンダーセクションには思い切って6~8レベルを付けた同系色の明るい色を。
※ポイントはトーン差を恐れない事。
中途半端なトーン差は何も可愛くないです。
細かく言ったらキリは無いですが、これが私の春夏メインデザインカラーです。
正直、私が担当するお客様に優先的に提案しているのでビジュアルはアーバンライツ以外は非公開とさせて頂きます。
興味のある方は是非ご来店の際、ブログの『2015年、春夏トレンドカラー』をしたいとお伝え下さい。
出し惜しみなく、お客様のライフスタイルと雰囲気に合ったデザインを提案させて頂きます。
以上、大まかな説明にはなりますが、暖かい季節→暑い季節を最高のカラーリングで楽しみましょう。
また夏になったらビジュアルの公開をしますので、楽しみにしていて下さい。
これからも女性の命である髪を、最高のコンディションとルックスに導くヘアーデザイナーとして活動をしていきます。