富士宮の美容室トップスタイル、渡井タケトです。
本来でしたら流行りのデザインに関する事は冬に書くのですが、早取りしすぎるよりもオンタイムな今、皆さんに伝えたいので書かせて頂きます。
まずは色味に関してです。
パーソナルカラーの関係でイエローベース、ブルーベースの大きく2つに分かれてしまいますが、ざっくり言います。
『2015年のトレンドカラーは薄い色味のカラー』
簡単に言うとガッツリアッシュ、濃いピンク系、オリーブ系というよりも、ヴェールカラー、ライム、ベージュ、グレージュなどといった色です。
そして私が徹底して今月から強化しているデザインテクニックは3種類の組み合わせから創造しています。
・ハイライト
・ローライト
・グラデーション
シンプルにこの3つです。
ハッキリ言って絶対に可愛くなってしまうんです。
ハイライトって何?
全体のカラーに対してそれよりも明るい色を主にフォイルを使って効果的に入れるテクニックです。
昔はメッシュなどと言ってブリーチでする事が多かったですが、最近はデザインにもよりますが、そこまで激しく差をつける事が少なくなっています。
あくまでナチュラル。
今年のタウントレンドはそこにあります。
ローライトって何?
ハイライトと逆です。
全体のカラーに対してそれよりも暗い色を入れるカラーテクニックです。
昔は真っ黒を入れることが多かったですが今はトーン差は2レベル位で暖色ベース(レッド、ピンク、コッパーなど)に対して寒色(ブルー、アッシュ、マットなど)
を入れて色味で表現することもあります。
グラデーションって何?
基本的に毛先をしっかりとブリーチして外国人風カラーと唄えたのは去年までです。
今年のグラデーションは根元から毛先に向かって均一に染めるのではなく、毛先に向かってどこから明るくなっているか分からない位のナチュラルグラデーションです。
もちろん個性を強く出したい人は流行りなど考ずにデザインを強くして作りますが、入れ方をバレイアージュ、ペインティングといったやり方がオススメかもしれません。
しかし、この3つには『注意事項』がいくつかあります。
・入れすぎ
何事も詰め込みすぎるとヘアースタイルがお祭り騒ぎになり、せっかく作ったデザインポイントがボヤけてしまいます。
・スピード
いずれのカラーテクニックもベース(全体のカラーバランスで一番多くの比率を占める色)よりも明るい色、もしくは暗い色を使う為、時間が掛かり過ぎてしまうと、最初に施術した部分と最後に塗り終わったところのダメージにかなりの差がついてしまいます。
最大でもデザインカラーテクニックは20分以内を厳守してカラー塗布をしていないと、そのダメージが後にトラブルの原因になっていきます。
特にブリーチを使っている場合は気を付けて頂きたいです。
・明度差
最低でも同系色でしたら3レベルはトーン差を付けましょう。
気持ち程度の2レベル差位ですと、正直殆ど自分では分からず強い光の下でしか分からないです。
※色味での場合は2レベル。
・ホームケア
カールアイロン(コテ)、ストレートアイロン、くるくるドライヤー、過度のブローをする方はダメージ部分を更に進行させてしまいますので、繊細な最近流行っている色味の薄い色は褪色しやすいので、ヘマチンやミツロウなど、色持ちを良くする成分の入っているシャンプーを必ず使って、ミストタイプの洗い流さないトリートメント(※過去の記事に詳しく書いてあります)にオイル系の洗い流さないトリートメントを組み合わせて乾かしておくのがベストです。
この4点はお客様も必ず理解をしてください。
ちなみにこれらをしっかりと実践しているヘアーサロンは意外と少ないです。
なのでトップスタイルではおしゃれで流行ってるスタイルを日頃からトレーニングをしているので安心してください。
『髪は女性の命』
私は毎日お客様の『命』をお預かりしているので、大切にクリエイションさせて頂いております。