漢方薬について | 非結核性抗酸菌症を考える

非結核性抗酸菌症を考える

あっころと申します
2018年5月の健康診断で肺の結節影を指摘されました。
現在、非結核性抗酸菌症疑いで経過観察中です。
今後の治療や今できる健康対策など書いていきます。

 

全然詳しくない素人なんですが、

私なりに漢方薬ってなにかと考えると

身体のバランスをとることだと思います。

突出した部分があればそこを鎮め、

足りない部分は補い程よい状態に保つということなのかなと。

 

バランスは人それぞれ違いますから、

漢方処方はオーダーメイドになるのが自然です。

から簡単にこの漢方が良いよって話してはいけないんです。

 

薬害は漢方でもしっかりあります。

特に良く処方される甘草は血圧をあげたり、カリウムが低くなったりする

「偽アルドステン症」という副作用があります。

(megumiさんご指摘ありがとうございます)

小柴胡湯(しょうさいことう)の副作用として間質性肺炎もあります。

また麻黄,附子も心臓系がよわい方は注意が必要な処方です。

そこを踏まえたうえで、医師の診断のもと飲むのがまず大事ですね。

 

ただリスクと利益を秤にかけて薬効を考えて

漢方薬の免疫抑制がかからない比較的穏やかな薬効と

比較的穏やかな薬害を考えると

長期的に服用するリスクが少ない薬剤と

考えられます。

 

https://www.kekkaku.gr.jp/pub/vol92%282017%29/vol92no10p603-612.pdf

 

『換言すれば,宿主免疫系の過度な活性化に起因 した

免疫抑制が起こらない程度のマイルドな細胞性免疫 系の持続的な 

up-regulationを可能にするような薬剤が有 望であるということである。』

 

どういうことかというと、

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200310-01941432-bloom_st-bus_all

『ここに新型肺炎で重症化するのは比較的深刻な新型コロナ感染のケースでは、

体の免疫反応があまりにも強すぎて、

ウイルスに侵入された細胞だけではなく健康な組織も破壊してしまうことがある。

その結果、肺が二次的な細菌感染に対し脆弱(ぜいじゃく)になるという。』

 

マックでも細菌が侵入したときサイトカインが働いてやっつけるのですが、

その力が強すぎると身体が普通の状態に戻そうとサイトカインを抑えてしまって、

感染防御が中途半端になってしまう。

そういう過敏反応を抑える力が麻黄附子細辛湯とヨクイニンにマウスの検査で認められた。

弱いながらもある程 度の免疫補助剤としての薬効を示しているものと考えら れる。

マウスでの結果なので人では未知数ですが、

とりあえず麻黄附子細辛湯は弱った爺様に長期に処方する風邪薬でもあるので、

虚証(体力なく無理がきかないひと)の人には合った薬になります。

 

またヨクイニンはそもそもハト麦の実で食べ物なのであまり副作用がありません。

ついでにhttps://www.cosme.net/product/product_id/315118/top

アットコスメでも美容効果に好感触でお肌のために飲むだけでも良いかもです。

安いしね~