創外固定器具が外れギプスになりました!
外す手術の前は、創外固定器具が無くなるのが何となく寂しいような気持ちも薄っすらどこかにあって、何だか変な気持ち。
本当に取れるのだろうか?信じられない気持ちもあったり…。
予定通り外れて、本人もとても喜んでいるし良かったと思っています✨
手術前日の診察で、
診察室に入るとスグにレントゲンの撮り直して下さいとの事。
手術予定日が明日であっても、骨延長した部分の骨がくっついていないと創外固定器は外せないので…、「やり直しということは骨がしっかりとできていないんですか?」との質問に主治医の先生は、
「後で相談します」と。
??????
意味が分からない。
骨がくっついているかいないか?の質問に「相談します」の回答。
レントゲンを待つ長い間、
明日外せないのか?とドキドキの私をよそに息子は元気一杯💨💨💨 まさに無邪気🎊
会う人会う人(看護師さんや先生)に歩けてる!と感動される。足にピンが刺さってる状態で歩けてるだけで充分なのに…
いや、この子スキップやジャンプしますよ😅
縄跳びとか鬼ごっこして…
そのくらい調子も良く元気!
二度目のレントゲンを終え
ドッキドキの診察。
↓
結果
まだ完全に骨はできていない。
完全にと思ったら後1ヶ月掛かります。
その対策は2択でした。
●今、創外固定器を外しギプスを巻いて1ヶ月。ただし歩くの禁止。足に体重を掛けてはいけない。お尻歩き、膝歩き、抱っこ移動。
→体重を掛けて歩くと、まだ骨が出来ていない箇所があるから骨折しやすい。ピンが刺さっていた箇所も空洞になっているので尚更。
骨延長した箇所がこの時期に骨折すると必ず歪むので、もし骨折したらもう一度創外固定器具を着ける手術をして治すしかない。
それだけのリスクがある。
果たして…
息子が痛くもないのに歩かずに1ヶ月生活出来るだろうか?骨折しちゃってまた創外固定器具を着ける手術をするなんて到底考えられない。
甘えん坊の姉と4月から幼稚園入園する3歳の妹と、抱っこ移動の息子の3人をワンオペのバタバタ環境で…骨折しないように守ってあげられるだろうか。
●もう1ヶ月このまま創外固定器具を着け続ける。1ヶ月後は装具を着けて歩ける。ただ骨にはピンが刺さっていた空洞があるので、外したあともしばらくは安静が基本。無茶出来ない。
…もう1ヶ月延長か。
外せると信じ込んで大阪まで来ている息子。
誰にも理解出来ない創外固定器具を着けての生活…。これを「続ける」ともう一度気持ちを奮い立たせる事なんて到底不可能なんじゃないか…。そんな事、息子に言えるのか。
先生にたくさん話を聞き、悩み悩み…
「歩いたらダメ」ってどの程度が許容範囲なのかも何度も確認し…。
もしパパがこの場に居たら何て言うかな?
自分の決断力の無さに絶望しながら悩み…
最後はやっぱり「外す」でした。
もちろん息子はその場で「外す」の一択。
外して前に進みたいが勝ちました。
ただ、
創外固定器が外れるのは嬉しいけど、
またあの時の気持ち。
今こんなにも動けているのに…また動けなくなる。5歳の男の子、幼稚園に行けばお友達は皆走り回っているのに…。 息子にとってどれだけの苦痛なのかは分からないけど…もしかしたらほとんど苦痛に思わずに過ごせるのかもしれないけど…、
私はどうしても胸が苦しくなってしまいます。
たかが1ヶ月だけど、もう十分過ぎる程に痛みを乗り越え、我慢し続け頑張り続けてきた息子に…更に1ヶ月なんて…。
そしてもう一つ
息子の骨延長した足は、エックス脚のように曲がっている、と言われたんです。
骨延長で長く延ばすと稀にそういうことが起こるそうで…
そう遠くないうちに治す必要が出てくるかもしれない。治す方法は…
また創外固定器具を着ける。
もう何も言葉が出ませんでした。本当に何も。
待ちに待った手術なのに、
「やったーーっ!明日外せる!」とはなりませんでした。
外したら、普通に歩いたり走ったりも出来ると思っていたので、今置かれている現状を受け入れるのに時間が掛かりました。
実際に手術を受け、
主治医の先生からは「炎症も無く状態は悪くなかったこと」「エックス脚だと思われていた骨が創外固定器具を外したら、そうではなく真っ直ぐなので大丈夫」との説明がありました👍
術後の息子は、
外れたことにとても喜んでいて、歩いてはいけない事や、足に体重を掛けてはいけない事も理解し彼なりに守っています。
息子のトビッキリの笑顔を見ると、やはり今外して良かったと思えます。
一度目の手術の後は、
炎症が起こらないように、何とか痛みなく生活させてあげられるように、
ここ最近は、コロナや風邪にならず何とか無事に創外固定器を外す手術が受けられるように、そんな事ばかり考えた日々でした。
これからは、絶対に骨折しないように!安静にしながらも家族皆で楽しめる1ヶ月になるように!!!
親が出来ることなんて本当に限られていますが…少しでも良い方向にいけるように!
次回は、
病院生活の様子や退院直後の様子を記録しようと思っています。