こんばんは。約一年ぶりになります。

すっかりブログのことなど忘れてました。
今、アクセス数を見てみたら、一日数件アクセスがあり、多い日には100を超えている。
どんな人が見ているのだろう?

さて、今回一年ぶりにブログを書く気になったのは、先日こんな事があったから。

最近パソコンの動きがやけに遅いので、メールをチェックしたら、未読のメールが一万件くらい溜まっていた。古くは2010年のものもある。

そこで、不要なメールを一件ずつ削除し始めた。

すると、昔玉川上水店での日々がよみがえってきた。
取次担当者からのメール
書店仲間からのメール
文具問屋担当者からのメール
雑貨問屋担当者からのメール
改装の時の担当者からのメール
新聞などの取材の記者からのメール
アルバイトからのメール
お客様からの注文やクレームのメール

すっかり忘れていた人達の名前を見て、思い出に浸ってしまった。

ということは逆に言えば、滅多に玉川上水店のことを思い出す事はない。

ありがたい事に、閉店してから2年も経つのに、未だに自分の顔を覚えていてくれて、
『いつか玉川上水店を復活させて下さい』と言われる。それも一人二人でなく、かなりの方に、、、。

本当に光栄な事だと思います。

でもね。

有り得ません!

例え、仮に誰かが1億円出資すると言ってもないですね。

それは、二度と書店などやるかということでなく、あれ以上のことは出来ないし、その元気もないということ。やりたいことを全てやり尽くして、今も一部の人の記憶に残っている。
おまけに、『ぶっきんぐ!』という漫画としても残っている。
それ以上のことは出来ません。

それに、今は別の道で充実した毎日を過ごしてます。
朝から昼までは、本屋の外商でまわり、夕方からは学研教室の先生として楽しい日々を過ごしてます。
学研教室も、開室から1年半になりますが、大変忙しいです。
昨年は、地域の学研教室107教室の中で、会員の増加数が見事第一位になりました。
昨年末から、ヘルプの先生を一人採用し、活躍していただいています。

成績が上がった!
学校で手を上げることができるようになった!
と嬉しい報告も次々と頂いています。

春には、教科書の仕事で忙しく動き回っています。小学校、中学校、高校と全部で18校、約一万人分の教科書や教材を扱っています。

将来の夢は、地域の教育の場となる事です。
教科書や以前書店でお世話になった方々に恩返しをしたい。子どもたちに、勉強で自信を持って欲しい。やればできるを実感して欲しい。
南街の学研教室で指導した子どもたちが、同じ地域で増えていってくれるのが夢です!

そんなとても充実した毎日なので、なかなか玉川上水店時代のことを振り返る事はありません。

でも、このブログに書いてきた事は、当時のままの自分の気持ちだし、苦悩もありのままに書いてきました。
玉川上水店をやってきた事は、自分の誇りです。

今では、すっかり本屋さんに行くことも減ってしまいました。
でも、たまに行くと、頭が真っ白になるというか、無になれるんです。
だから、今頑張っている本屋の皆様には、そんな貴重な空間を残して欲しいと思います。

このブログは、今回がおそらく最終回になると思います。あまりカッコ良い事や、ためになる事を書けませんでした。今読み返してみると、恥ずかしく思うこともあります。
でも当時の100%の気持ちです。
だから、自分でも忘備録として、このブログは残しておきます。

長い間読んでいただきありがとうございました。

PS
あ、でも、また書きたいことがあったら、更新するかも、、、。




こんばんは。

最近、子どもたちを指導していて、
『俺って才能あるな』って思います。


その才能とは
人を褒めて、伸ばす才能です。

今は教室でも、教えるというよりは
出来たところ、伸びたところ、工夫したところを
見つけ、褒めることの方が多いです。

字が丁寧に書けた、定規をまっすぐに引けた、机の掃除が出来た…大人にとって当たり前の事でも子どもが出来るのは違うと思います。

学校では、先生に名指しで褒めてもらう機会はあまりないと思います。ある特定の子だけを褒めるのは問題になるからです。
家庭でもなかなか褒めるのは難しいと思います。

塾って、褒めて伸ばすにはとっておきの環境だと思います。全員の良い所を褒めてあげるのは、塾ならば全然問題になりません。

勉強が嫌い、苦手な子ほど褒めてあげると反応します。
もう10年以上前のことだけど、漢字が苦手な3年生の男の子が入ってきました。
あるテキストに『遊歩道』という漢字がのっていて、その子が急に、俺読める、『ゆうほどう』っと言うんだと言いました。
たまたま家の近くが遊歩道だったので知っていたそうですが、すかさずこう返しました。
『えーっ‼️何で読めるのぉー⁉️
まだ学校で習ってないのに。スゲエー‼️』
こんな感じで、松岡修造ばりのリアクションで褒めたら、その子の表情が一変しました。

それから、毎回こんな漢字を知ってると、いつも漢字百科を手に持って、知識を披露してくれました。

何気ない一言が、その子を変えたんだと思います。


褒めるのは得意ですが、反対に、怒るのはどうも苦手です。
効果のある、心に響く叱り方を勉強しなければと思います。


こんな感じだと、もしサラリーマンをしていたら苦しんでると思います。
きっと、今の年齢的に中間管理職で、部下をパワハラまがいに叱りつけ、ノルマ達成に毎日追われるのはシンドいですし、自分にはとても向いていないと思います。

自分の『才能』=褒めて伸ばす

こんなことを続け、地域に貢献できればと思います。







こんばんは。

そう言えば、もう半年くらい更新してませんでした。

はい。

相変わらず元気です。

一応本屋ですが、本を扱うのはめっきり減りました。

春の教科書もGWには落ち着いて、現在は教室の方に専念してます。
大分、教室も形ができました。
生徒も順調に成果を出しています。

本屋時代とは、違う形で地域に貢献できたらと思います。

そういえば、教室内に本棚を作りました。

昔のように、何軒も本屋を廻り、本を選書してみました。
よく学習塾に置いてある名作や図鑑だけでなく、絵本や漫画も入れてみました。
漫画といっても、昭和の名作と言えるもので、今の子ども達が読んでもらいたい漫画です。

こんな形です。



授業を受けた後の、保護者のお迎え待ちの時間なとに自由に読めます。今の所貸し出しはしてません。
もちろん購入できます。

大好評で、本を読む時間を確保する為に、出来るだけ早く終わらせる子までいます。
今までゲームばかりで本を読むことがなかった子が、UMAやUFOに興味を初めて持ち、図書館で大量に本を借りてきたそうです。

とっかかりは何でも良いと思います。
読書の面白さを体験してもらうのは何よりです。

この本棚、子ども達の反応をみて、改良してゆきたいと思います。

教室も、スッキリしました。



今日も大忙しでした。
何せ一人で指導、採点、面談、営業に加えて、本屋の外商の仕事をしているので。

これから夏休みに入ります。
夏バテ気味ですが頑張ります。



以前紹介した新館で、秋にイベントを予定してます。




『ぶっきんぐ!』発売後、えらい勢いでアクセスが増えてます。

実際にコミックになると、すごい反響ですね。


皆さんの、ツイッターとかの感想を見ていると
『残念だ!』
『もう少し頑張って欲しかった!』
とかが、多いと思う。

まあ、そう言って頂けるのは、非常に光栄なんだけど...。

でもね

なんか店舗を閉めたことで、『終わった人』になってる気もする。

自分的には店舗を閉めたことで、体が軽くなった、自由になったんだけどね。

光進堂玉川上水店は無くなったけど、いつまでも引きずっていません。

閉店した瞬間から気持ちを切り替えてます。

そもそも閉店したのも、(経営的なものもありましたが)新しいことをやりたかったから、次のステップに進みたかったからです。


事実、借金はゼロだし、こうして皆さんの思い出にもなり、良い形で終わることができました。



玉川上水店でやってきたものと形は違うけど、面白いことやりたいと考えてます。

多分それは今までの本屋では、出来ないことです。

時代は流れています。
いつまでも、同じことを続けるのが必ずしも正解とは限りません。
その時々で柔軟に変化させるのも必要です。

もちろん玉川上水店のことは、大切な思い出だし、誇りに思ってます。
でも、自分自身は、現在進行形で動いてます。

まだまだ、これからです!





こんばんは。

美代マチ子さんの『ぶっきんぐ!』ですがいよいよ発売されましたね。

㊗️おめでとうございます🎉



早速進呈して頂きました。

事前に聞いていましたが、光進堂がここまで大きく紹介されたのはビックリしました。



巻末には名前も。



閉店してしまった本屋なのに、こうして記憶だけでなく記録としても残してくれたのは本当のに光栄です。

ありがとうございます!

作品の中で光林堂は、ほぼ光進堂を再現されてますね。
主人公のかの子さんは、ご自身がモデルだと思います。
店長は、俺???

髪は長髪でないのと、ヒゲは生やしていませんが
身長といい、雰囲気は似てるみたいです。
エプロンのヨレ具合とか、エプロンに挿してある青いボールペンは愛用品でした。笑
細かいところまで良く観察してますね。笑
しゃべり方も、家族曰くそっくりだそうです。

ただ、演劇はやっていません。また、相撲好きではなくプロレスマニアです。

実際の光進堂は、確かに小さな町の本屋でしたが、
スタッフは12名いました。そのうち6人が大学生で美代マチ子さんもその1人でした。

彼女は2年ほど働いてくれました。
彼女の思い出の話を少々。

採用の面接の時の話。
大学生が卒業で1人抜けてしまうので、代わりに1人採用するつもりでした。
確か10人ほど面接し1人採用することにして、アルバイト募集の貼り紙を剥がそうとした時、彼女が履歴書を持ってのこのこ現れたのです。
せっかく履歴書を持ってきてくれたので、面接だけでもしないと失礼かな?と思い、そのまま面接することにしました。
面接で、彼女が中学生の時職場体験で光進堂で2日間働いたこと、教科書販売でお世話になっている高校出身であることに、そして美大の1年生であることを聞きました。

ピーンときましたね!

即採用です。

ただし先に採用を決めた子も良かったので、1人の予定が2人採用してしまいました。予定外でしたが、このレベルの子はそう簡単に採用できない。それくらい素質はありましたね。

頭が良くと思いました。いわゆる勉強ができる頭でなく(失礼)、指示したことを汲み取りアレンジする頭の良さです。このブログでも過去記事で紹介してますので読んでみてください。

光進堂は、小さいですが個性だけは自信がありました。
ぶっきんぐ!でも出てきますが、売れ筋の本はほとんど入って来ませんでした。
お客様に『この本ありますか?』と聞かれても、80%は『ありません』と答えるしかありません。

そこで売れ筋に頼るのはやめました。
売れてないけど、自分達がおススメしたい本や漫画を徹底的にプッシュしました。
世間的なランキングなどガン無視ですね。

だから、ある意味偏った品揃えだったと思います。
時々お客様と口論になりました。
客『どうして、この作者の本が無いんだ!○○書房には一杯積んであったぞ!』
始めはまあまあとあしらっていた俺でしたが、しつこいのでキレました。
俺『光進堂は置きたい本を置いてます。○○書房さんにあるのなら、そこで買えばいいじゃないですか。車で10分もかからないでしょ。』

これ実話です。

そういうスタンスでやっていたので、好き嫌いが分かれる本屋だったと思います。

ぶっきんぐ!で小さな本屋の大変さと、同時に楽しさも紹介してもらったと思います。
光進堂だけでなく、全国のまだ頑張っている本屋さんへのエールになる1冊ですね。

美代マチ子先生!
ぶっきんぐ!という題名の光進堂卒業論文ありがとう。

機会があれば、続編待ってます。









喪中につき新年のご挨拶は控えます。

ご無沙汰してます。

私は、相変わらずです。

最近、髪の毛に力がなくなってきたのと、
妙に脚が冷えるようになって老化を実感しています。

今度、改めて報告しますが、光進堂の新しい建物が完成しました。
春までは教科書の置き場になるので、早速せっせと運んでいます。

今日話すのは、消えてゆく本屋さんの話。

最近学研の研修で、月に2〜3回西武線で所沢方面に行く。ちなみに電車に乗るの機会はそれだけで
すっかり田舎に引きこもってしまった。
で、所沢でよく途中下車して、本屋さんを見学する。そんなよく通っていた本屋さんが、2軒とももうすぐ閉店してしまう。
どちらも駅の構内にあり、駅の大きさと立地は最高の場所だと思う。
まあ、どんな理由かは深く知らないけど、一つ確実に言えるのは、採算が合わないのだろう。
他の業種なら、もっと儲かるから撤退させられるのだろう。

光進堂が閉店してもう1年半経つが、あれから更に業界は悪くなっているようだ。雑誌は休刊が相次ぎ、売り上げの柱だったコミックもヒット作に恵まれない。毎月10%以上売り上げが落ちてるらしい。

自分が本屋に見切りをつけたのは、教科書作業の時にこう感じたからだ。

確かに教科書や副教材の作業は、重いし、単純作業で、かといってミスしたら後で大変な事になるヘビーな仕事だけど、やったらそれだけ成果がある。例えば、500人分のセットを作れば、全て購入して頂ける。返品はほぼゼロだ。学校の生徒に販売するのだから当然といえばそうだけど、実は非常にありがたいことなのだ。
なぜなら、本屋では雑誌を20セット教科書と同じように付録をセットしても、ほとんど売れず翌月には18セット返品するのが続いていたからだ。
 
確かに、本屋の仕事の面白さはあるが、一体俺は何をやっているのだろう?と感じた。

川の流れに逆らって死ぬ気で泳いでも、結局元の位置から更に下流に流されていた。そんな気分だった。もう、努力が足りないとか言うレベルではない。

事実、店の売り上げから経費を引くと毎月数十万円の赤字だった。何のためにやっているのだか。

今は配達分しか本を扱っていないので、詳しくはわからないけど、業界の体質は全然変わっていないようだ。このブログでも、10年前から言ってきたけどね。まあ、今さら雑貨とか並べて置くようになったとか、高いプライドを捨てて変化しようとしてるのだろうけど遅い、遅すぎるよ。
世の中について行けないのだから、淘汰されるのも仕方ないと思う。残念だけどね。

生き残っていく本屋?

小さいなからも、専門性のある本屋。遠方からでもそこにしかないような。例えば、鉄道専門とか。古本を含めてそこにしか無いような。
中には1冊10万円する貴重な古本を置いてもいい。
神田神保町とかにもあるけど、昔の古本屋臭がするというか、垢抜けないのでもっと現代風にする。全国から、あるいは海外からマニアが集まり、情報交換の場になる。電車の座席を店内に置いて、昔の冷凍ミカンにお茶と駅弁を食べる場になってもいい。そんな店かな。
お客も選んでいいと思う。冷やかしの一見さんお断りで会員制にすればいい。会員になるのに審査すれば面白いかも。銀座のクラブでも、有名ゴルフ場でもそうでしょう?
会員になるのがステータスになるように持っていく。

もう何千坪だとか大きさ競争する時代じゃない。
サービス合戦をしても消耗するだけ。
どの店も同じものを定価で売っている時代ではない。今は昭和じゃない。もう平成も終わろうとしているんだ。もう黙っていても本が売れた時代は来ない。絶対にね。

小さくして、コストを抑え、より専門的に!
じゃないかな。
決して多店舗化しない。
そこにしか無いから、価値があるので。
それでいて、飽きられたり競合が増えてきたら、すぐに撤退する。

本屋に限らず、今の日本で生き残っていく商店はこんな店かな。





あ、そんなこと熱く語っても、俺はやらないけどね。(笑)

今は、教科書と学研教室の先生があまりにも充実しているので。
着実に一歩ずつ前進している実感があります。

そんな訳で今年もよろしく!









こんばんは。

昨日、半年ぶりにブログを更新したら、200を超えるアクセスがありビックリしました。
忘れないでいて頂き感謝です!

さて、折角なので、先生になってからの事を書ける範囲で紹介します。

5月9日に開室したその日に体験学習の申し込みがあり、かなり順調なスタートでした。
小学校1年の男の子です。

12年ぶりの先生ですが、全くブランクはありませんでしたね。
以前教えていたのは、主に小学校高学年から中学生で、一応小学校1年から指導した経験はありますが、数人だけなので上手くいくかなと多少は心配でしたが、かえって中学生や高学年よりやりやすいですね。
素直だし、話しをすると反応が良いので。
学校の話しや野球、ゲームの話で盛り上がってます。

その後、続いて入会があり、現在は毎日授業があります。
幼児の指導もしています。こちらは全くの初体験なので心配でしたが、教えている子がとても面白い子で、やる気もあるのでホント楽しいです。

成果も出てきました。

入会前には、学校の漢字テストで20点だった子が
最近100点を取り始めたり、通知表の成績が真ん中で、いつも算数のテストで90点を超える事がなかった子が2学期に入り、100点を連発している。

成績だけでなく、親が何も言わなくても毎日宿題に取り組むようになったという声も頂きました。

なにせ若いので、基礎をしっかり作ることができるし、中学生ほどテストのプレッシャーもないので腰を据えて指導できますね。

皆、素直で性格も良いので、今後楽しみです。

なぜ教室をやるのか?
一番の理由は、地域へ貢献したいからです。
日頃教科書でお世話になっている地域の皆さまに教室で指導することで恩返ししたいのです。
今どきの子どもたちは、以前より居場所が無いと思います。
両親が働いていて帰りが遅い。地域の繋がりがなくなっている。不審者が多い。など。

日頃、市内を配達していて、学童保育や児童館はいつも満員です。

そんな子どもたちの居場所になってくれればと思います。

え?

いつから政治家みたいなこと書くようになった?
このブログの最初の頃と別人?最初の頃は俺様とか言っていたのが、どうしたの?

まあ、自分も年を取ったのと、立場も変わりましたね。
でも、情熱というか、熱いものは変わらずというか今まで以上に持っているつもりです。

以上
『中年の主張』終わります。
ご静聴ありがとうございます。














ども。
大変ご無沙汰してます。

はい。相変わらず元気っす。

すっかりブログも更新してませんでした。


うーん。

もうあまり書くネタが無いんですね。
あまりにも本屋から離れないてしまったから。

いま、私に最近のベストセラーって何?
って聞かれても正直全然分かりません。
コミックもなにが流行っているのか分かりません。

本屋に行く機会もめっきり減りました。
あ、でも1カ月くらい前に神保町の東京堂書店につい立ち寄ったら、選書が素晴らしく、
アー!店をやっていたら参考にして、棚を作ったのに!とちょっとだけ昔の熱い気持ちが蘇りました。まあ懐かしくは感じますが、もう当事者という意識はないですね。

そう言えば、光進堂玉川上水店が思いっきりモデルの漫画があります。
美代マチ子さんの『ブッキング」というかコミックで現在電子書籍で読めます。
たしか、第1話は無料だったはずです。
光林堂と名前は微妙に変えてありますが、ほぼそのまんまです。店長が登場します。顔は自分よりイケメンですが、仕草や話し方とかは似てますね。
自分で言うのも変ですが。
1月には小学館から単行本が発売されるそうです。
この美代マチ子は光進堂の元スタッフで、閉店の時も在籍していました。
このブログにも登場してますが、とても才能のある方でした。

店の描写とか、ホントまんまです。
単行本発売されはれたら、是非購入してあげて下さい。

作者本人から取材も受けました。
作品の中で光進堂が残るのは、光栄なことです。

そう言えば、さっき玉川上水店跡に行ってきました。なんかえらい変わりましたね。時代の変化でしょうか。玉川上水駅前の景色というか、町の雰囲気が、なんか別の町のようになったと感じたら大袈裟でしょうか?

本屋をやれたことは、自分にとって大きな誇りです。閉店してしまいましたが、全然恥じる事ではないと思います。

今は教科書をはじめとする外商と、教室を楽しくやれています。
本屋時代と同じくらいやり甲斐を感じます。

本屋と違って、教室の話しは思いっきり個人情報なのでブログには書けませんが、凄く手ごたえがあります。

年明けには、新しい建物も完成します。
そこで色々なイベントをやりたいと思います。

そんな訳で、久々にブログ更新してみました。


ご無沙汰してます。

ちょうど1年前の7月5日に光進堂玉川上水のは閉店しました。

あれから1年なんだなってよく考えます。

今どう思うかというと、良いタイミングでお客様に惜しまれながら閉店できて幸せだったと思います。

ただ今振り返ってみると、1年前の時点では次に何をするか決まっていませんでした。
何かやりたくて閉めたのではなく、赤字という出血を止めるために閉店しました。
  
だから閉店作業が終わり、事務所で一人やる事もなく電話番をしていた時はシンドかったですね。
仕事が無いのってツライですね。
窓際の会社員の方の気持ちがわかりました。

秋になって学研教室と契約し、研修や教材研究をするようになってかなり楽になりました。
 
冬から教科書の準備に追われました。
担当校が増えたり、色々と大変でしたがアルバイトの皆様のお陰で無事に問題もなく終えることができました。

春からは学研教室開室の準備です。これも以前塾を経営していたし、本部のサポートも手厚かったし、準備期間が長かったので順調でした。
 
そして5月9日に学研教室開室しました。
もうすぐ2カ月になりますが、順調です。
月曜日から金曜日まで毎日授業がある状態になりました。
人数もですが、何より良い生徒が入会してくれました。素直で、伸びしろたっぷりの生徒たちです。お陰でホント毎日楽しくやっています。
 小学生とカブト虫の飼育の話しや、どの新幹線がカッコいいかなんて話しで毎日盛り上がってます。
こんな47歳なかなかいないでしょ?笑



店舗は閉店してしまいましたが、それと同じかそれ以上に充実した毎日です。

すいません。話しにオチがなくて。
なかなか本屋の時のような面白い話しは書けませんがご報告まで。



こんにちは。
毎日暑いですね。

先日、取材していただいた業界紙『新文化』が届きました。

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あまり景気のいい話ではないので、裏1面でドーンと出るのも少し恥ずかしい。

でもこれが現実だし、別に隠すような事でもない。逆にウチが店売をやめたのって、そんな大事件だったのかなとも思います。ある意味光栄ですね。

今回特に言いたかったのは、後半部分!

これから何をやるか?ということ。
自分としては、書店を続けるということが最終形ではない。店売(書店)をステップに、新しい形を作るつもりです。
物を売りっぱなしにするのでなく、地域に貢献してお返しをしたい。

若いうちは、これから何をやるかが大事であり、年を取ったら何をしたかが大事。

おかげさまで今日も体験学習があり、忙しくなってきました。
10年ぶりの先生だけど、違和感なくやれています。

この記事にはありませんが、書店業界の皆様には大変お世話になりました。一応まだ形の上では書店ですが、新文化に載せていただくのも最後でしょう。
書店を続けられればベストですが、そうでなくなった時、こんな道もあるんだとヒントになればいいと思います。