義援金などの募金を集めている団体は,
人数割で素早く至急することを考えてほしい.
今日政府から,東日本大震災を受け避難した人が全国で
12万4594人(6/2現在)と発表
岩手、宮城、福島3県の仮設住宅入居者は含まれていない。
死者1万5429人、行方不明7781人(6/14現在)
わかっている数字だけでいうと,14万7804人
日本赤十字社に集まった募金は
http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002096.html
6月14日(火)現在:233万4,215件
2,399億1,965万5,039円
既に分配された分
843億6,368万円
今残っている義援金
1555億5,597万円
私たちの募金は,出来るだけ早く使ってもらいたいと思って渡しているはず.
早く復興して欲しいと願っているはず.
でも,渡っていないのは「被災状況」の確認や「り災証明書」が必要なためらしい.
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第一次配分では、当時の被害想定から「死亡・行方不明者」「全壊」「半壊」「原発避難指示等」という指標に基づき金額が決められ、15都道府県に対し、35回送金しています。
第二次配分では、第一次配分の実施状況などを踏まえ、各被災都道県に日赤や共同募金会に寄せられている義援金を各都道県の被災状況に応じた割合で送金するよう方法が新たに決められました。
----- 日本赤十字社HP引用
これでは,持ちこたえられなくなりそうな状況であるということをわかっていないのではないか?
本当に被災に有っているのは”人”であり,家や建物や施設ではない.
亡くなった方や行方不明の方の関係者だけが被災者でもない.
避難自体,避難しなければいけない状況が被災なのだ!
”人”こそ,今助けるべき!
自治体の復旧は,国が見据えて税金などでやればよい.
私たちの善意は,今すぐ人に渡そう!
人数の確認が出来たということは,
確認出来た全ての人の所在がわかるということに等しい.
1555億5,597万円/14万7804人≒105万円
1人に約百万円
家族4人なら4百万円
渡せるということです.たぶん.
こういうまとまったお金が有れば,困っている方たちの
これからの判断,次の判断が起こしやすいと思う.
義援金が届いていない状況は,これからの募金活動,義援金活動も
期待できなくなる.
義援金が足りない状況ならば,改めて募金活動の必要性も訴えようが
有るけれども.....
今の状態では.....
手元に義援金などは残しておく必要はない.
義援金は「人数割」で素早く配分することを考えてほしい.