https://www.cataloghouse.co.jp/health_and_fitness/exercise_fitness/1107173.html

前回のブログでは、上下に動く椅子に腰かけているだけで血圧が下がる(運動することで血圧が下がるメカニズム)をご紹介しましたが、今回は、片手に握っているだけで血圧が下がる方法をご紹介します。といっても今回ご紹介する方法は、対処療法のひとつです。前回ご紹介した方法と併用することで、相乗効果が期待できます。

 

その方法とは

 

タオルを丸めて片手で軽く握ったときに親指と他の指が接するかしないか隙間が空く程度の太さにします。片手で軽く握り2分間ほど握り続けるだけ。1分休んでまた2分握ることを4回繰り返すだけ。実質8分間のエクササイズ。強すぎず弱すぎず。という方法ですが、数値化できないため効果が出るときと出ないときがあり、効果が期待できる方法にするためには、適度に握り続けるために圧を数値化することが理想でした。NHKのテレビ番組ガッテン!で紹介されたこともありますが、当時はまだ日本で購入することは難しかったものがやっと買えるようになったのです。通販生活で販売されているので安心して購入できますね。

ただ、この方法だけでは、脳の過剰に伸びた神経への効果は期待できません。血管の内壁から一酸化窒素が出されるように促すエクササイズは他にも沢山種類がありますので、そちらをやっても良いのです。ただ、動けない人の場合は別問題。この様な方法も試す価値はあります。より確実に効果が期待できるのは、エビデンスを伴った方法を実践すること。何を実践するかは個人の選択になりますが、効果は期待できるとあってもより確実な方を選びたい。と私なら思います。

皆さんはいかがでしょうか?

 

 

 

 

https://www.razer.com/.../concepts/razer-enki-pro-hypersense

eスポーツをサポートしているRazerが開発した体感型ゲーミングチェア。その技術のひとつに1.5インチ垂直上下動で1G体感できるとある。もし、この技術に特化した椅子が普及すれば医療費削減に繋がる可能性がある。

理由は、埼玉県にある国立障害者リハビリテーションセンターが2023年7月に研究発表した内容から、1秒間に2回から3回1Gの連続上下動で毎日なら1日10分~15分座ってるだけで脳幹の細胞間質液の流体が強くなり過剰に伸びた神経の末端部分が流体の剪断力(せんだんりょく)により神経を構成しているたんぱく質が消費される。結果、血圧を上げるためのたんぱく質が消費されることになり血圧降下につながるからだ。

ここからは憶測ではなく推測となるが、この研究は、運動効果が血圧を下げることができる仕組みを解明したわけだが、もし、ストレス研究で同じ内容で実験・研究を行えば、延髄の神経の枝の数が減少する結果になるのでは?と考える。

それは何を意味するかというと脳の興奮状態を自律神経に伝える際には必ず延髄を通る。延髄は脳の興奮状態を増幅する機関になっており延髄の神経の枝の数が多ければ多いほど増幅することになる。既に有酸素運動を行なうことでその神経の枝の数が減少することが分かっているが、原理は解明されていない。

もし、延髄の神経の枝も減少していることが確認できれば、自律神経系疾患の患者の治療にも応用が可能だ。応用の幅が計り知れない。

もともとゲーミングチェアは長時間椅子に座っても身体の負担を軽減させるために設計されているため、動力部分の耐久性さえ改良されれば座っている時間の身体の負担も軽減できるだろう。

あとは30分ごと3分程度ジグリング(貧乏ゆすり)をすれば第二の心臓が心臓の補助ポンプとなり血流を改善させ毛細血管が崩れることなく栄養と酸素を身体の隅々に循環させることができる。

もちろん週に2回以上の運動を行なって運動習慣を身につけて欲しいが、長時間椅子に座っているだけというのは健康を害するため、長時間動かない椅子に座っているよりは、この様な動きがある椅子に座る方が健康のためにも良いことになるだろう。

新年度がスタートして一週間が過ぎ、入学式や入社式が行われ、桜の花びらも散り始めた今日この頃。 

 

なんですが~腰痛や坐骨神経痛の症状を抱えた患者が急増中です!原因はいろいろありますが、気温や気圧の乱高下で自律神経バランスが崩れやすくなり平滑筋が収縮して血管があちこちで圧迫され通常よりも血流が悪くなります。

 

 しかし、気温が高い日はいつも通りかそれ以上の活動をしてしまいます。結果、活性酸素が通常よりも多くなったり筋疲労が起こり易くなったりすことになります。身体の中で悪循環が進んでいることに気付かず生活しているとある日突然! そうなった時は、我慢せずに筋肉を緩めることを目的とした鍼灸療法を早めに受けてみてはいかがでしょうか?

 

 鍼療法はストレッチやマッサージと違い、筋膜内に溜まった老廃物などを排出するスピードが速いため、パンパンになった筋肉を効果的に緩めてくれるのです。また、灸療法では、足三里穴(あしさんりけつ)に知熱灸というお灸の仕方をすることで腎臓の隣の副腎という臓器から炎症を抑えるホルモンの分泌を促し、そのホルモンが患部に届くことで抗炎症効果が期待できます。 

 

湿布を貼ると皮膚がかぶれたり、お薬を服用すると副作用が出るためお薬を服用することが出来ない方は、鍼灸療法がおすすめです。痛みを我慢すると、悪循環が更に進んで広範囲の筋肉が疲労を起こし、力を発揮できない状態に陥ることも繋がりますので、早めに施術を受けていただくことをおすすめします。