新型コロナウイルス感染症の影響や天候の影響で4年続けて中止を余儀なくされていました、いわきサンシャインマラソンが2月26日に開催されることになっています。
私は、ランナーではなくサポート側ですが、第1回大会から毎回鍼灸スポーツボランティアの一員として走り終えたランナーのケアを行っております。今回は第14回大会。大会の為に日々練習に励んでいるランナーの皆さん、日頃から身体のケアを大事にしていますか?

ジョギングの健康効果は、「週に2~3回(週に1~2.4時間)のジョギングは、ジョギングをしていない人に比べて死亡率が最も低かった。」と研究機関の結果で発表されています。一方で、過度な運動強度の場合、ジョギングしていない人としている人の死亡率が変わらなかった。との報告もあります。(参考:Journal of the American College of Cardiology ジョギングの量と長期死亡率: コペンハーゲン市の心臓研究より)

1分1秒を競うことを目的にする場合と健康的な身体づくりを目標にすること目的にする場合とでは、運動強度を変えることが必要です。特に、健康的な身体づくりを目的にする場合には、普段から走っている時の心拍数を管理することがとても大切です。感覚的に目標心拍数よりも多い心拍数になっている方が多いかもしれません。その為、実際にリアルタイムの心拍数を知る必要があります。
アスリートの場合は、身体に掛かる負荷が大きいため、日頃から身体のケアをしっかり取り入れる事で回復力を高めることが期待できます。怠れば局所的な疲労が痛みに変わり、走れなくなってしまいます。

皆さんは、健康ランナーですか?それともアスリートですか?

健康情報番組やネットの記事で紹介されている「歩幅を広げて歩く」がありますが、「正しい歩き方」や「筋力」が求められます。

 

あくまでも歩幅65㎝は平均です。人それぞれ脚長差が異なるため、最初から65㎝の歩幅で歩く事は、条件次第でケガのリスクを増やしてしまいますので十分に注意が必要です。

また、この時期は身体がなかなかあたたまりません。冷えた状態でいきなり大きな動作や早い動きを行なう事はケガのリスクを増やしてしまいます。ゆっくり身体を温めてから行なったり、期間をかけて筋力や体力をつけながら正しい歩き方であるくようにしてみてくださいね。

 

当館の過去の症例で、股関節周囲の筋肉を傷めて来館された患者様が数名いらっしゃいます。原因は、健康情報番組をみて、旅先や歩く機会があった時にいきなり広い歩幅で歩いた後から痛みが起こるようになった。という例があります。何れも施術と歩行動作の指導を受けていただいて改善しております。


是非、この機会に歩幅を意識する前に、歩き方を見直すことをおすすめします。正しい歩き方ができるようになれば、おのずと歩幅が広がります。

当館では、痛みに対しての施術の他、健康運動指導士が正しい歩き方や筋力トレーニングなどの指導を行なっております。

今年の抱負に、「健康」をお考えであれば、是非とも、当館をご利用ください。

「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、最近、科学で証明できるかのような記事が次々と発表されています。

3歳ごろまでの食生活から腸内細菌の種類によって性格が決まってしまったり、3歳ごろまでの生活環境による刺激(親からの愛情なども含まれる)からその後の脳の偏桃体の発達状況が左右されたりすることが解ってきている様です。

10人十色ということわざも人それぞれいろいろな環境で生まれ育ってくるからという事ですね。

さて、2023年がスタートしました。私は、今日が仕事始めでしたが、皆さんはいかがでしょうか?

今年も健康のトータルサポートしていきたいと思います。