また起きた大地震。
東日本大震災からもうすぐ10周年。その間、原発事故による放射能漏れの恐怖、台風被害、新型コロナウイルス感染症拡大、そしてまた起きた大地震。翌々日の天気は大荒れ。次からつぎから試練を与えられている様に思ってしまいます。
試練といえば、2週間前からAmazon prime videoで見るようになったアニメ「Re:ゼロからはじめる異世界生活」。主人公は男子高校生18歳、訳ありで登校拒否をしていてひきこもっているナツキ・スバル。ある日の夜、コンビニに出かけ、買い物を済ませて店から出た直後、一日中ゲームをしていたからか目がかすむ。目をこすり開いた瞬間、見た光景は異世界・・・。服装は、ジャージにスニーカー。持ち物はガラケーとコンビニで買ったカップラーメンとスナック菓子を袋に下げた状態から数々の試練にぶち当たりながらも話は進んでいく。唯一、死に戻りの能力を持っている為、やり直しが効く。もし、あの時、こうだったら。もし、あの時、こうしていれば。所謂、タラレバが許されてしまう非現実の世界。小説から漫画に。漫画からアニメ化された様です。
リゼロの主人公のスバルは、やり直しができて羨ましくもあり、ダメ男でムカつくやつでもある。でも、ベンチプレス80㎏、木刀毎日降って握力70㎏、引きこもりでもお父さんの影響からか、トレーニングはしていた様で。引きこもりには、うつ状態で病的な引きこもりタイプや、ひとりの時間を有意義に活用しているひきこもりタイプなど、ひきこもりになった原因はそれぞれだけどいろいろなタイプがいると聞いたことがあります。スバルは学校へ行く時間になると胸痛が起こる。でもその時間を過ぎてしまえば後者かな。
私が高校時代、陸上部の顧問が常に発していた言葉。それが「タラレバじゃだめなんだよ!」。毎日の練習ひとつひとつしっかり集中して、大会で最高のパフォーマンスを出せるようにする。その為の練習なんだから、あの時、こうしてタラ、あの時こうしてレバにならないように、後悔しないように練習に打ち込め!。と。
そう、リアルではやり直しができないのが当たり前。試練をあたえられながら、その試練が勉強する機会を与えられている様にも思えます。
運もあるのかもしれませんが、実際に、東日本大震災の時は、もう仕事を続けていく事ができないかもしれないと考えたけど、頼りにされて仕事を続けていく事ができました。水害で被災したときは、無我夢中で作業して、復旧して多くの人に助けられて、多くのことを学びました。
ひとりじゃない。人に支えられている。頼られている。だからこそ自分にできることはしてあげたい。ここはリゼロと被るとこ。だからリゼロの沼にはまってしまいました。
リアルでは、これからも試練は続くことでしょう。だけど絶対負けねぇ!何回心折られても負ける気がしねぇ!(なんだろ?違うキャラの様な・・・。)