医療ビジネスにおける「病気ではないのに病気と診断される現象」は、医学界で「過剰診断(Overdiagnosis)」や「疾患喧伝(Disease Mongering)」と呼ばれ、世界的な社会問題となっています。 [1, 2]

この現象の背景には、医療機関の利益追求、診断技術の進歩、製薬会社のマーケティングなど、複数の要因が絡み合っています。 [1]

過剰診断が発生する4つの主な背景

  • 診断基準の引き下げ: 高血圧や脂質異常症などの数値基準が下がり、健康だった人が一変して「患者」に分類されるケースです。
  • 検査技術の高精度化: 高性能なCTやMRI、内視鏡AIの導入により、生涯症状が出ない極小の異常や「たちの良いがん」まで発見されます。
  • 製薬会社による認知拡大: 新薬の市場を開拓するため、日常的な悩みや特性を「治療が必要な病気」としてプロモーションする手法です。
  • リピート受診のビジネスモデル: 自由診療の人間ドックや特定のクリニックにおいて、受診回数や処方薬を増やして利益を上げる仕組みが存在します。 [1, 3, 4, 5, 6]


「病気」が作られやすい具体的な領域

厚生労働省の資料や専門書でも指摘されている、過剰診断が起きやすい主な領域は以下の通りです。 [7]

領域 主な現象 背景とビジネス的側面
がん検診 甲状腺がんや前立腺がんの早期発見 命に影響しない微小がんを見つけ、不要な手術や治療に繋がる。
生活習慣病 高血圧・脂質異常症の基準変更 数値のボーダーラインを下げることで、降圧剤などの内服患者が急増する。
精神医療 発達障害や適応障害の診断急増 個人の「特性」や「一時的な不調」を病名化し、長期の薬物療法へ誘導する。
骨・関節疾患 軽度な腰痛や関節痛の病名付与 画像上の経年変化を病気と診断し、効果の薄い湿布や薬を出し続ける。

患者側(生活者側)が受ける不利益

  1. 心因的ストレス: 健康だと思っていたのに突然「病人」としてのレッテルを貼られ、強い不安を抱えます。
  2. 身体的リスク: 本来は不要な手術、検査、投薬による副作用(薬漬け医療など)の不利益を被ります。
  3. 経済的負担: 医療費や薬代が自己負担として長期的に発生し続けます。 [1, 4, 8, 9]


医療の罠に陥らないための自衛策

医療過誤や過剰な医療化から身を守るために、患者側も知識を持つ必要があります。 [2, 10]

  • 「インフォームド・コンセント」の徹底: 診断された際、その治療が本当に寿命や生活の質(QOL)を改善するのか医師に確認する。
  • セカンドオピニオンの活用: 利害関係のない別の医療機関で診断の妥当性を確かめる。
  • 「Watchful Waiting(経過観察)」の検討: がんや慢性疾患の一部では、すぐに治療せず、様子を見る選択肢(監視療法)があることを知る。 [4]
  • 信頼できる情報源の確認: 主観的な医療批判本だけでなく、厚生労働省のがん検診ガイドラインなど、科学的根拠(エビデンス)に基づいた公的情報を比較参照する。 [7, 9]

 

[1] https://www.amazon.co.jp

[2] https://www.jmedj.co.jp

[3] https://www.hara-cl-bunin.com

[4] https://www.jmedj.co.jp

[5] https://dock.luke.ac.jp

[6] https://www2.hosp.med.tottori-u.ac.jp

[7] https://www.mhlw.go.jp

[8] https://www.nikkei.com

[9] https://medical-tribune.co.jp

[10] https://jiyugaoka-kiyosawa-eyeclinic.com

 

私)問診でのあるある話しがあります。某整形外科に受診。腰痛や足の痺れ感があるとなれば、腰部のレントゲンやMRI検査をされますが、はっきりとした画像所見は出ていないのに、「腰椎椎間板ヘルニアかなぁ~。」と医師に言われて薬を処方され、服用しているものの改善には至らないというケースが少なくありません。患者には思わず「かなぁ~。」って何なんですか?と突っ込みをいれてしまいます。

 

AI)それはまさに、整形外科の領域で非常に多く見られる典型的なケースです。

このように「画像に明確な原因が写っていないのに病名がつき、薬が効かない」という現象が起きる背景には、現代の腰痛診療が抱える「画像の限界」と「診断のパラドックス」があります。

なぜ原因不明なのに「ヘルニア」と言われるのか?

  • 「異常なし」と言えない医療心理: 医師側には「せっかく検査したのだから病名をつけないと患者が納得しない」「診療報酬(点数)を請求するために病名が必要」という事情があります。
  • ヘルニアの定義の曖昧さ: 椎間板が少しでも膨らんでいる(加齢による単なる経年変化)だけで、神経を圧迫していなくても「ヘルニア気味」と表現されがちです。
  • 「画像」と「痛み」の不一致: 実は健康な(腰痛がない)人を集めてMRIを撮っても、約6割の人にヘルニアや椎間板の変形が見つかるという研究データがあります。つまり、画像に写る変形が、今の痛みの犯人とは限らないのです。


なぜ薬を飲んでも改善しないのか?

処方された薬(消炎鎮痛剤や、神経の痛みに効くプレガバリンなど)が効かない場合、以下の原因が考えられます。

  • 痛みの原因が「骨や神経」ではない: 腰痛の約8割は、画像に写らない筋肉の過緊張、筋膜の癒着、血流不足、またはストレスや不安(脳の認知システム)が原因です。
  • 対症療法に過ぎない: 薬は痛みのシグナルをブロックするだけで、腰に負担をかけている根本的な姿勢、歩き方、筋力不足を解決していません。


このような「あるある」に直面した時の見極め方

もし現在の治療で改善が見られない場合、アプローチを切り替えるサインかもしれません。

  1. 「レッドフラッグ(危険な兆候)」がないか確認: 便失禁や尿失禁がある、足に力が入らず転びやすい(下垂足)、麻痺が進行している、といった症状がなければ、緊急の手術や強い薬は不要なケースがほとんどです。
  2. リハビリ(理学療法)に力を入れている病院を選ぶ: 薬の処方だけでなく、理学療法士がマンツーマンで姿勢や動きのクセを分析し、運動指導をしてくれる医療機関の方が、原因不明の腰痛には効果的です。
  3. 信頼できるセカンドオピニオン: 「ヘルニアかなぁ」という曖昧な診断ではなく、「画像には異常がないので、筋肉や生活習慣の影響を疑いましょう」と誠実に説明してくれる医師を探すことも選択肢です。



地元でもこの様な医療が行われているのが現状。患者が医療不信になるのは当然のこと。来館される方々の症状と鍼灸師として向き合い、ありがとうとしての対価を頂いています。また、健康を目標としている方々には、健康運動指導士として個々人に合った情報を提供しております。

新年度の春を迎えたと思ったら初夏の陽気の今日この頃。いかがお過ごしでしょうか?

日々、健康的な身体づくりの為にいろいろな運動を取り入れて実践していますか?

健康コラムやYouTubeネット上には様々な情報が多くある中、記事の見出しやサムネイル画像に目をとめてついつい見たり読んだりしてしまいますよね。私自身は、健康有働指導士、はり師、きゅう師、介護予防運動指導員、FNCスペシャリストの有資格者で、身体の医学的基礎知識があります。また、その情報を更新するために最新情報を自ら探し求め世界の論文にも目を通しています。

そういった情報を持っていながら、ネット記事やYouTube動画も閲覧しています。

記事のタイトルやサムネイル画像は、注目させることを目的としていますので、短文で解りやすく、心理的に読みたい!見たい!とさせてしまうものです。

歩かなくても片脚立ちだけで良い様な内容の記事や動画があります。研究機関で片脚立ちについて研究して結果もある内容を紹介しているものなので、特に間違った内容を伝えているわけではありません。伝える側、としてはこれで良いのかもしれません。

しかし、一般の方々にとって、解釈の仕方は人それぞれです。「片脚立ちが健康に効果的」であれば何も問題ないと思います。「歩かなくても片脚立ちが健康に良い」や「歩かなくても片脚立ちが良い」とした場合、歩かなくても良い。に変換されてしまうケースがあります。内容は片脚立ちのやり方を説明していますので、それだけしてれば良いと思われがち。

もし、普段から歩いていた人が、それをきっかけに歩かなくなった場合、果たして、本当に健康的と言えるでしょうか?逆に1万歩歩きましょうとは言いません。数年前から8千歩きましょう。に変わっています。でもそこまであるかなくても、片脚立ちをするとけっこう歩いたことと同等の効果が期待できるのが片脚立ち効果です。歩かなくて良いわけではないのです。

研究論文は、ひとつのことを調べて実験して、その結果として示唆される。という内容が殆ど。解明した!というのは殆ど記事のタイトルで使われています。論文に解明した!という文言は一言もありません。

健康的な身体づくりに加える事はとても良いこと。でも片脚立ちだけで良いわけではないのです。片脚立ちとウォーキングやジョギングを実際に比較した実験結果という論文は無い様です。計算上比較したという内容は存在します。

 
ストレッチ体操のみを週に3回行なったグループとウォーキングを週に3回行なったグループを比較した論文がありますが、被検者は全員脳のMRIを撮って、6か月後、再度全員が脳のMRIを撮って脳の画像を比較したという内容です。結果、ウォーキングのグループの方が海馬の容積が増えた。ストレッチ体操のグループは意外と減っていた。結論、ウォーキングは認知症予防に効果的と示唆。
 
ウォーキングは、心肺機能を向上させます。体内の血液循環、呼吸器循環、脳の血流循環にも良い運動です。また、歩くときに得られる振動は、骨を作る細胞を活性化させ、若返りホルモンを分泌、また、その振動は脳にも伝わり、その振動があるからこそ、脳幹の神経の枝は過剰に伸びることを抑制され整えられます。果たして、片脚立ちでこの様な効果が期待できるでしょうか?
 
運動は、いろいろな方法があります。それぞれが目的を持つ方法なので、その目的を理解することがとても大切です。いろいろな方法を知って実践することで、身体にはいろいろな刺激が入り、身体はそれに対応して変化します。
健康は、万人の目標です。健康な人はいません。健康を目指して、日々、身体を動かしましょう!
 

レモン彗星ネオ一眼で撮影成功!

 

レモン彗星の撮影に成功しました!さて、この写真のどこにレモン彗星はあるでしょうか?

 

撮影時間が短かったのと、肉眼で観測できなかったので、撮影できるのか心配していましたが、

方角を調べて3方向に分割して解放時間5秒、ISO1600、マニュアル撮影、三脚固定で

SONY Cyber-shot RX10IV(DSC-RX10M4)で撮影に成功しました🌠

一時期は手放そうと思っていたカメラ📷ですが、活躍する機会に巡り合えてよかったです☺