Infotopから通算29本目の『渓流釣りの極意』の注文確定の通知が届きました。
既に解禁日から二か月以上経っていますが、販売通知はやはり嬉しいものです。
価格改定で、暫く注文が滞っており、心配しておりました。
今回購入されたのは、J.Y様。

J・Y様
渓流釣りの極意』の技術と知識を習得し、何回も読破されることによって技術を修得して下さい。
きっと、貴方の渓流釣りの技術レベルは格段に向上しますよ。

今シーズンは梅雨入り間近。
増水によってアマゴが活性化しますので、『渓流釣りの極意』を実践し、ご自分の技術の見直しをするのも良いのでしょう!

J・Y様、ご購入ありがとうございました。
釣果報告やご質問などをお待ちしております。

 http://www.hikatteru.com/index.php?FrontPage
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 に画像は添付できませんが投稿をお願いします。

夜明け後に出発
6時過ぎに南日裏に着く。
なにやら一台の車が停まっている。
河原に一人居て、何かをしている。
身支度をしていると、その方は下手の方に移動

好ポイントが空いてしまった

争いもなく、スンナリと流れのある、流れ込みのポイントが確保できた。
使い残しのイクラを付け、流れに乗せた一投目はアタリなし
一投目は、餌に気付かないことも多いので、再び振り込む。
?、アタリが無い
少し深みがあるので、浅くなるポイントまで仕掛けを流しきると、止まるようなアタリがでる。
アワセると、20センチほどのアマゴがタモに収まる。
よしよし

イクラを付けて、再度振り込む。
再び、浅くなりつつあるポイントで仕掛けの目印がスーと横に流れたのでアワセると、同じようなサイズのアマゴがタモに収まる。
それからは殆んど入れ食いで、向こう岸の流れも探りながら次々とアマゴが挙がってくる。
タモを使うのも面倒なので、タモを使わず釣り上げていく。
気がつけばツ抜けしていて、そろそろ終わりかなと思っていたが、イクラ効果なのかアタリは続く。
目印はスーっと横に流れたり、止まったり、コツコツというアタリを混じえて、千差万別。
とはいうものの、アタリは疎らとなってきたので、3Mほど下に移動してアタリを待つ

すると、イクラ効果は続き、まだアタリが出る。
寄せて釣る、を実践した形となった。
ここで3時間ほど粘ることで、大きく釣果を伸ばすことができた。

この後、車で下流に移動し探ってみたが、一匹追加しただけであった。

画像の説明

九尾ダム下流は水量が少なく、釣り辛い状況となっている。
梅雨待ちの状況と言っても云い状況である。

画像の説明

■本日の釣果  アマゴ:28匹
        18センチ~25センチ
        餌:イクラ

 

解禁後の1回目の追加放流も終わり、落ち着いた状況になっていることを期待し、夜明け後に天川に向かう。
ところがどっこい、いきなり騒がしい状況に嵌ってしまった。

京奈和道の五條北インターを降りた信号辺りで、異様な風景が目に入った。
黒い太い煙の柱がモクモクと立ち上っている。
火事だと直感したが、消防車のサイレンが聞こえない。

念のため信号を右折せずに直進し、現場の確認に向かう。
1キロほど走った交差点で、消防車や消防員が集まっていた。
火事が大きすぎたからなのか、爆発の危険性が有るためか、具体的な消火活動には至っていないようだ。
どうやら工場の資材か何かが燃えているようだった。

交通規制がしかれていたので、右折して元のルートに戻るが、東向きに走ると視野に黒いモクモクが目に入る。
吉野川沿いの道では白い細かな灰で、まるで朝靄のよう。
火事の余韻が残ったまま、天川へと車を走らせる。

南日裏で身支度を整え、川に降りていき、下手の流れを探るが反応なし。
さらに下手の浅い瀬を探っていると???、何やらアタリらしき手ごたえを感じた。
アワセると、チビアマゴであった。

しかし何度か仕掛けを流すと、アタリが出て小振りなひれピンアマゴが顔を出す。
入れ食いではないが、そこからアタリが続き、中には20センチ弱のアマゴも・・・

ツ抜けは出来なかったが、朝一のまずまずの釣果。
その後は、釣師がねばっている上手の流れを探るが、追加放流日の後、頻繁に入られているポイントなので、簡単にはアタリが出ない。
となると、竿抜け的なポイントを探る方が、はるかに効率的。
流れの手前脇を何度か流すと目印が不自然な動きをしたので、アワセると22cmほどのアマゴが・・・
向こう脇の流れではアタリが出なかったので、手前脇が竿抜けだったようだ。

 

上手には釣師が3人陣取っているので、その上の流れを探るがなかなかアタリが出ない。
そこで、流れ込んでいる流れの手前の流れに仕掛けを流すと、???、目印が動かない。
軽くアワセると、元気な22cmほどのアマゴが飛び出してきた。

 

さらに上の流れでは、ウンともスンともアタリが無く、南日裏での釣りは終了。
丁度、10匹の釣果。

少し下流に移動して、ダム下流を探ってみる。
期待したポイントではアタリが出なかったが、しつこく優良ポイントを探って、なんとか2匹の良型アマゴをゲット。

下流に移動し、小川キャンプ場の前を探ることにした。
ポイントに着いてみると、釣師の姿が見えない。
若干拍子抜けだが、おそらく一頻り探られた後なのだろう。

が、探って見なければ分からない。
橋の下のポイントでは、ほど良い流れがある。
最初からアタリが出て、期待が持てる。
流れ込みのポイントでアタリを予想したが、深場への入口辺りでアタリが出る。
微妙な流れの変化で、捕食ポイントも変わるようだ。
このポイントで10匹のアマゴを釣り上げ、アタリが無くなったので、下の流れも探る。
ここで3匹を追加して、本日釣りは終了。

 

大火事の画像をドライブモニターで撮っておいたと思ったが、マスクロCDがオーバーフローしていて、撮れていなかった。残念!

■本日の釣果 アマゴ 22匹
   サイズ 16~24 センチ
   餌   塩イクラ

 

画像がうまくアップされません。ご容赦願います。

雪は止んでいる。
道路も乾いている。
再び眠気がくるまで携帯をいじるが、なかなか眠くならない。

携帯が「午前五時です」と時刻を告げた。
また、いつの間にか寝ていたようだ。
珍しいことだが、嬉しい。

五時、丁度良い時刻だ
ガソリンは100キロ走行分、減っている。
10リットルほど、減ったようだ。
車中泊料金は、¥1,600 也(笑)
早速、釣りの準備にかかる。

ポイントまで降りてみると、やはり水量が少なく、流れは緩い。
過去の経験から言って、こりゃあアマゴは散っていると感じた。
浅い流れに仕掛けを振り込むと、軽くアタリが出る。
そこからは、入れ食いである。
ただ、深い流れではアタリが出ず、やはりアマゴは上流に移動してしまったようだ。

手を濡らしたり、イクラを鈎に付けたりしていると、指の感覚が徐々に麻痺してきて、指先も白くなってきた。
仕掛けの作り直しが、ままならない。

と、道路の方から声が聞こえた。
どうやら、釣り人が一人だから釣ってみるとか、なんとか。
降りてきて、一時間ほど釣って、あたりが遠のくと、いつの間にか消えてしまった。
釣り始めて2時間半、アタリが無くなったので移動する。
下流の広瀬橋まで下リ、アタリを探るも音沙汰なし。
先行者の足跡が・・・

車に戻り、朝食用のバナナを口に運ぶ。
小川キャンプ場の前も、釣人の隙間で探るも音沙汰なし。
もう少し流れがあれば、少しは状況が変わるであろうが、今日はこれで終了である。

帰りがけに、壺阪茶屋でお好み焼きを食べる。
サイドメニューも豊富で、なかなか美味しい。
素材にも拘っている隠れた名店である。

画像の説明

■釣果    アマゴ:31匹  16~22センチ

画像の説明

明日は天川の解禁日である。
午前中は雑用をこなし、買い物ついでにスタンドでガソリンを満タンにする。

少し遅れたが、いざ出発!
山道に入ると雪がチラつき始めた。
しかし、広橋の梅林を通りかかると、なんと梅の花が五分ほど咲いていた。
解禁日に咲くのを見たのは、多分初めだ!
今年の冬は、やはり暖かかった。

画像の説明

画像の説明

画像の説明

天川の遊漁券販売所に立ち寄り、遊漁券を作ってもらっていたら、突然雪が大降りになって来たのて、
早めにポイントに移動することにした。
途中、何台かの車とすれ違ったが、いずれも慎重な運転だった、

画像の説明

画像の説明

既にポイント近くに陣取っている釣師もおり、毎年のことだが陣取り合戦は熾烈を極める。
いつもの吊り橋の下を釣り場と決め、車を停める。
車の屋根に雪が1センチほど積もっていた。
いつもなら、付近に生えている蕗の薹を探すのだが、今日はそんな気にならない。

画像の説明

目印のライトをポイントに置いて、夜明けに備える。
陽が山蔭に入ると、いきなり真っ暗になった。
後はただひたすら夜明けを待つ、12時間の苦行である。

エンジンをかけて、暖をとる。
川の音の方が大きいので、近所迷惑にはならない。
通過する車にぶつけられないように、スモールライトも点け、携帯用のライトも点ける。
一晩中エンジンをかけると、ガソリンの減りも馬鹿にならない。

時折車が通るが、まだ雪は降り続いている。
今から気温が氷点下に落ちるので、道路の凍結が心配される。
明け方に飛ばして来る車が、ブラックアイスバーンで事故を起こさなければ良いのだが・・・・。

午後7時、晩飯の時刻である。
軽めの夜食として、買ってきたパイナップルを、ものの1分で食べ切る。

画像の説明

雪は深々と降り続いている。
もちろん、深々という音はしない。
思い出したことがある。
日本人のように雨の音や、虫の声を微妙に表現する人種は少ないそうだ。

あと、十時間以上、どうやって過ごすかは、いつも悩みのタネである。
寝ても3時間しか経っていないことが、殆どである。
そういえば最近、長時間寝続けることが出来なくなった。
身体をつかった仕事をしていたときも、長時間睡眠はなかった。
若い頃は、ベットに横になれば、3秒で寝ることが出来たのだが。
これも加齢のせいか?
また体を横にして、眠りにそなえる。

携帯が「午前0時です」と時刻を告げた。
いつの間にか、少し寝ていたようだ。