セルソ・フォンセカは色気あるソフトリー&ジェントリーなボーカルと、
洗練されたボサノヴァ感が魅力のSSW。
観光地 リオのシャレた雰囲気にぴったり合いそうな、印象があります。
共演盤の多いかれのアルバムですが、その共演盤も含めて
これまでに3作ほどのアルバムを記事にしています。
ホナルド・バストスとの連名盤 "Juventude/Slow Motion Bossa Nova"
2002年 通算5作め (ミニアルバム / 連名盤を含む)
"Natural" 2003年 通算6作め
マルコス・ヴァーリとの連名盤 "Página Central" 2009年 通算14作め
今回は2005年の通算7作めで、2年前の前盤から引き続き、
共演盤ではなくソロ・アルバムを。
タイトルは " Rive Gauche Rio " 。
歌声はときどき、カエターノ・ヴェローゾを思わせるところがありますね。
影響は受けているのでしょう。
じつはもともと、バーデン・パウエルに影響を受けたギタリストとして
出発した人のようですね。
ただ、かれのアルバムをこれまで聴いていて、自身のギター・テクニックを
披露するようなところが、知っている限りなかった人ですが。
本盤は人目を引くような話題性がこれといってないのですが、
地味にいい曲が揃っていますね。 (笑)
なのでアテの外れない、堅実な楽しみかたができます。 (笑)
1曲のみウルグアイのポップSSW、ホルヘ・ドレクスレルがゲスト。
自曲を提供して、セルソと共演しています。これもいい曲。
セルソ・フォンセカ (Celso Fonseca)
ブラジルのMPB系SSW / プロデューサー / ギタリスト。
1956年 同国 リオデジャネイロで生まれた。
12歳でギターを始め、19歳までに音楽を職業とする。
バーデン・パウエルに影響を受けたという。
1980年代初頭、ジルベルト・ジルのギタリストとして活動。
1983年、作曲家ロナルド・バストスとのコラボレーションが始まる。
同年、ヴィニシウス・カントゥアリアのアルバムでデビュー。
その後、ジルベルト・ジル、ガル・コスタ、ヴィルジニア・ロドリゲス、
ダニエラ・マーキュリー、ダウーデなどのプロデュースを手掛け、
他のミュージシャンのプロデューサーとしても活動を始めた。(Wiki より)
O Rio Para Trás
オープニング曲。ソフトリーな歌声に静謐な演奏。
Perdi
フェンダーローズとしっとりしたギターが彩る、情感のボサノヴァ。
Dom de Fluir
ウルグアイのポップSSW、ホルヘ・ドレクスレル書いた曲。
セルソとホルヘの共演です。
Bela
♪ タイトルをクリックすれば曲を聴くことができます。
♪ () 表示のない曲は セルソ・フォンセカ の作詞/作曲。
♪ ★ は曲の作者が 歌った or 演奏したバージョン。
1. O Rio Para Trás 3:39 ★
2. Por Acaso Pela Tarde 4:32 ★
6. Um Mundo Estranho 3:19
(Celso Fonseca, Ronaldo Bastos)
feat. Jorge Drexler
8. Bela 4:48
9. Atlântico 4:13
12. Na Pele De Um Flaneur 3:27
(Ronaldo Bastos, Michel Modo, Henri Salvador)
☆ YouTube (全曲) 【Spotify に表示された収録時間】 47分44秒
Celso Fonseca - Guitar, Sampling, Vocals
Jorge Drexler - Guest Artist, Guitar, Vocals ★ ★ ★ ★ ★
Arthur Maia - Bass
Dunga - Bass
Luiz Alves ★ - Double Bass
Dudu Trentin - Fender Rhodes, Keyboards
Jorjão Barreto - Fender Rhodes
Walter Costa - Programming (1, 4, 6)
Alexandre Foncesca - Drums
Armando Marçal - Percussion
Ramiro Musotto - Percussion
Jessé Sadoc - Flugelhorn
Marcelo Martins - Flute,Sax (Tenor)
Arranger, Producer - Celso Fonseca
Jorge Drexler - Guest Artist, Guitar, Vocals ★ ★ ★ ★ ★
Arthur Maia - Bass
Dunga - Bass
Luiz Alves ★ - Double Bass
Dudu Trentin - Fender Rhodes, Keyboards
Jorjão Barreto - Fender Rhodes
Walter Costa - Programming (1, 4, 6)
Alexandre Foncesca - Drums
Armando Marçal - Percussion
Ramiro Musotto - Percussion
Jessé Sadoc - Flugelhorn
Marcelo Martins - Flute,Sax (Tenor)
Arranger, Producer - Celso Fonseca