ドミンゲスの1点を完封リレーで守り抜く☆弘前/はるか夢球場観戦記【2018.8.11 vs.G】
京セラドームで益田投手が打たれて逆転負けを喰らった8月11日(土)、この日はイースタン・リーグの観戦で青森県弘前市にある、三角形のスタンドが特徴的な はるか夢球場 へやって来ました!
球場の前には何やらゆるキャラがいました。弘前のマスコット・たか丸くんというそうです。
ここ「はるか夢球場」はプロ野球の1軍公式戦を誘致すべく、元々あった弘前市運動公園野球場を28億円をかけて改修。2017年・2018年と楽天イーグルスの1軍公式戦開催が実現し、先月にはフレッシュ・オールスターもここで行われたんですよね。
内野・外野共に人工芝が敷かれたグラウンド。すごく綺麗でした。
そしてこの球場の素晴らしいところは、内野スタンドのシートがマウンド・バッターボックス間を向いているということ。これは全ての席が外野グラウンドを向いているロッテ浦和球場にも取り入れて欲しいものです(苦笑)
しかし一部のスタンドは従来のものと思われるベンチシートでした。しかしその奥にはフィールドシートもあり、地方球場としてはすごくいい球場だと思います☆
本州最北端の青森とはいえこの日は酷暑。冷たい生ビールは最高ですが、ビックリしたのは普通に樽をしょった売り子さんが何人も回っていたこと。おかげで外の売店まで買いに行かずにすみ、ありがたかったです♪
そしてこちらが特徴的なメインスタンドですが、近くにそびえる岩木山をモチーフにしているそうです。そしてブロガー的には、もちろん最上段まで昇った写真を撮りたい衝動に駆られます(笑)
こちらが最上段からの眺め!よく見るとフィールドシートの形状は左右非対称。そして芝生の外野スタンドには遊歩道(ジョギングコース)もあるようで、うまく自然と調和した造りになっているようですね~
スタメンが発表されました。本来であればこの土日の弘前・青森シリーズでは地元出身の種市投手が先発の予定だったようですが、安田選手と共に1軍に帯同となったんですよね。
メンバー表の交換を行う今岡監督。いつものポーカーフェイスです。
ジャイアンツの先発は大竹投手。経験豊富で実績もある投手と対戦できることは、マリーンズの若手にとってはいい経験になります。
初回2アウトから細谷選手がレフトへのヒットを放ち、続く菅野選手がフォアボールを選んでチャンスを作るも、香月選手がセカンドゴロに倒れて無得点。
先発・関谷投手はこの日は打たせて取るピッチングが冴えました。初回から3回までは毎回ランナーを許しながらも、5イニングを投げて打たれたヒットは1本のみ。フォアボールが2つとデッドボールが1つありましたが、テンポよく投げれたように思います☆
2回には1アウトから三家選手が相手エラーで出塁するも、盗塁失敗。
2アウトから高濱選手がセンター前へヒットを放ち出塁しますが、続く吉田選手がショートゴロに倒れてしまいます。
3回には2アウトから細谷選手がフォアボールを選び、すかさず盗塁成功!更には送球が逸れた間に3塁にまで進みますが、菅野選手がセンターフライに倒れ、なかなか得点を奪えません。
スタンド最上段にある小さなビジョン。その下は記者席になっているようでしたが、この日は誰もいなかったようです。
両チーム共に先発投手が譲らず、0-0のまま迎えた5回の攻撃。先頭の高濱選手がフォアボールを選びます。
ここで吉田選手が送りバント。しっかり決めました。
1アウト2塁と先制点のチャンス!このライトスタンドの奥に見えるのが岩木山ですが、この日はずっと雲で姿が見えず残念。もし見えたら最高の景色だったでしょうね~
そしてこの場面で岡田選手がセカンドの深いところへの内野安打!1アウト1塁3塁と更にチャンスを広げますが、続く大木選手が併殺打。
イニング間に和田選手がアップを行います。しかしこの日は出場機会がなく、残念でした。
試合が動いたのは6回でした。2アウトから香月一也選手が豪快にライトへのヒット!更には打球処理にもたつく間に2塁を陥れます(記録は1H1E)
この場面で打席にはドミンゲス選手。振り抜いた打球は 左中間を破るタイムリーツーベース!ようやく先制点を奪うことができました!
そしてここからは継投策。6回は宮崎投手が登板し、ヒットと送りバントで1アウト2塁とすると、続く立岡選手を討ち取ったところで交代。しかしフォームがずいぶん変わっていたのには驚きました。
代わったのは東條投手でしたが、和田恋選手を空振りの三振に討ち取って見事な火消し!
7回には岡田選手がこの試合2本目となるセカンドへの内野安打!今シーズンもヒットのないまま2軍降格となりましたが、ファームではさすがに持ち味を発揮してくれました☆
7回はイニング跨ぎの東條投手が三者凡退に打ち取ると、8回は西野投手が登板!フォアボールを1つ与えてしまいますが、さすがにファームではレベルが違うピッチングでした。
9回には隣の秋田県出身の成田投手。先頭の橋本到選手をセンターフライに打ち取ると、そこから2者連続の奪三振!
最後もしっかりと無失点で締め、ドミンゲス選手のタイムリーで得た1点を5人の投手の完封リレーで守りきった勝利となりました☆
引き上げてくる外野手陣。
そして内野手陣。李杜軒選手はタイムリーツーベースのドミンゲス選手の代走として途中出場でした。
…ということで、久々のイースタン・リーグ観戦は非常に締まった試合で、気分よく勝利を見届けることができました。
観戦終了後は球場からすぐの運動公園前駅から、弘南鉄道で弘前駅へ向かいます。
弘前駅には「弘前ねぷた展」に並んでこの日の試合のポスターが貼られてました。そういえばホテルの部屋でテレビを見てたらCMでも流れてましたので、ある意味では大きな催しだったんですね。
…ということで青森県に訪れるのは2012年以来6年ぶりでしたが、マリーンズを通じて再び機会ができたことをとても嬉しく思いました。
この試合の前には弘前市内のちょっとした観光を楽しみ、翌日は青森市営野球場で再び観戦を楽しむことができましたが、また別の記事にまとめたいと思ってます☆
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