まるで迷路のような楽しさ。ハノイ旧市街の街並みを歩く☆ベトナム旅行記②【2018.7.29】 | しろ☆くろ

まるで迷路のような楽しさ。ハノイ旧市街の街並みを歩く☆ベトナム旅行記②【2018.7.29】

【ベトナム旅行記①】の続きになります。

 

ハノイ滞在2日目となる7月29日(日)。ホテルでバイキングの朝食をいただいてから部屋に戻り、コンビニで買ってきた缶コーヒーをバルコニーでいただきます。実はこの缶コーヒーの渋い苦さがすっかり気に入り、滞在中はほぼ毎朝これ飲んでました(笑)

 

 

 

まだ7時台ということで眼下の人影もまばらでしたが、この時間でも気温が高くて5分もいると暑さに耐えられず、やっぱりエアコンの効いた部屋へ(笑)

 

 

 

ホテルにはカフェが隣接してるのですが、そのカフェのメニューが部屋に置いてありました。ベトナムでは朝食で普通にフォーを食べるようですね~

 

 

 

この前日に色々動いたおかげで、手持ちのベトナムドン紙幣のバリエーションも豊かになりました。全ての札にベトナム建国の父であるホー・チ・ミン氏の肖像画が描かれてますが、ドンはあまりにもゼロが多すぎて、円換算だと一体いくらぐらいなのかわかりにくいのが考えもの(苦笑) 1番簡単な計算方法は、ゼロを2つ取って2で割るというもので、例えば500,000ドンなら0を2つ取ると5,000となり、それを2で割ると約2,500円。20,000ドンなら約100円という計算ができます。

 

 

 

この日の午前中はハノイの 旧市街 を散策する予定。前日に行ったホアンキエム湖の北側に広がるエリアは、11世紀から19世紀にかけて一大商業区として栄え、現在も古い街並みが残っているエリアになるのです。

 

 

(ベトナムナビ⇒ こちら より)

 

 

9時30分にホテルを出発!この日は日曜日でしたが、早くもたくさんのバイクが路上を通り過ぎて行ってました。

 

 

 

まずはホテルからすぐのハンガン通りから散策をスタート!滞在中のハノイの天気予報は決してよくなかったはずですが、何故かこの日も朝からいい天気でした。

 

 

 

こちらはハックアット通り。ハンコ屋さんが並ぶ通りになり、その場でオーダーしたハンコを作ってくれるそうです。

 

 

 

ハノイの旧市街の通りはそれぞれが専門店が並ぶ通りになっており、全部で36の業種があるとか。とりあえずこの日の午前中にほぼ全ての通りを歩いてみようという計画でした。

 

 

 

頭上には複雑に絡む電線。ハノイに来てから交差点ごとに気になるようになりました(笑)

 

 

 

こちらはペンキ屋さんかな?

 

 

 

路上で少年が散髪してました。これは身内なのか、それとも鏡があるのでちゃんとした床屋さんなのか、どちらでしょうかね(苦笑)

 

 

 

この前日に昼食をいただいた「ダック・キム」の前を通ります。こちらはハンマイン通り。

 

 

 

この旧市街は細い道が入り組んでいてまるで迷路のよう。通りから通りに出ると雰囲気が変わったりして、ただのんびりと歩いているだけでも楽しかったです。

 

 

 

こちらはハンティエック通り。ブリキ職人のお店が並びます。

 

 

 

そしてこの旧市街の面白いところは、街と自然がうまく調和しているところ。歩道に突然大きな木が立っていたりすることはしょっちゅうで、いい感じに日除けになっているところもありました。

 

 

 

こちらは旅行会社で、メインは世界遺産「ハロン湾」へのツアーが多いようでした。ここハノイからハロン湾へは(鉄道が通ってないので)バスで片道3時間半から4時間。観光して帰ってくるとそれこそ早朝に出て夜に帰ってくるようなパターンなのですが、観光客が個人で行くことは難しいため、街中にはたくさんのハロン湾ツアーの看板が出てました。

 

 

…正直ハロン湾も行ってみたかったのですが、団体で動くツアーは嫌いなのと、天気予報がよくなかったため今回は断念しました。それでもいつか機会があれば行ってみたいと思ってます。(ちなみに泊まったホテルでもハロン湾ツアーの申し込みを受け付けてました)

 

 

街歩きを続けます。この旧市街はベトナム政府が管轄する指定遺産になっているため、建物の建て替えができないそうです。そのためいい感じの古い建物がたくさん残ってるんですよね~

 

 

 

向かって右から2番目の建物は、2階は植物園なのでしょうか(笑)

 

 

 

こちらは「48番記念館」と呼ばれる建物。1945年にベトナムは日本の統治下から独立したわけですが、その時に指導者であるホー・チ・ミン氏がここで独立宣言の原稿を作成したそうです。

 

 

 

中には無料で入れるようになっています。当時の貴重な写真がメインになっているようでした。

 

 

 

こちらがその独立宣言の原稿を執筆するホー・チ・ミン氏。

 

 

 

2階に上がると、当時の会議室がそのまま保存されています。

 

 

 

こちらは応接室。この施設はガイドブックには紹介されていませんが、ネットでハノイの旅行をされたブロガーさんの記事で見つけて来てみました。

 

 

 

たくさんの顔があります。これはお面かと思ったら、頭に被る傘のようですね。

 

 

 

何やら地元の人がたくさん出入りしてましたが、何だったんだろう?

 

 

 

またまた中国式の寺院を発見。

 

 

 

こちらは観光客用の7人乗りの電気自動車。旧市街を周遊しているようですが、1区間20万ドン(約1050円)からと、ベトナムの物価にしてはめちゃめちゃ高い料金になります。

 

 

 

街中で「シクロ」にはホントによく出会います。ハノイでは日本人・中国人・韓国人と見られる観光客はかなり少なく、欧米からの観光客の姿がとにかく多かったのですが、このシクロを利用している人が多かったです。ちなみに街を歩いていると「乗らないか?」としょっちゅう声を掛けられますが、乗ってしまうと立ち止まって写真を撮れないため今回は利用せず。

 

 

 

バイク大国・ベトナムでは歩道にはたくさんのバイクが止まってます。ちなみに信号がほとんどない旧市街、通りを渡る時はバイクの洪水の中に突っ込んでいくことになりますが、初日は苦戦していたもののこの2日目からはコツを掴み、だいぶうまく渡れるようになりました☆

 

 

…まずはドライバーとアイコンタクトし、向かってくるバイクを見ながら歩くスピードを変えないでゆっくり渡ること。そうすると向こうの方がこちらの動きを予測して避けてくれます。日本人にありがちな、急に止まったり急にスピードを変えて走ったりすると、バイクのドライバーが予測できないので逆に危険なのだそうです。最初はちょっと怖かったですが、それがわかるとゆっくり堂々と横断できるようになりました♪

 

 

こちらは竹細工のお店でしょうか。涼しそうでいいですね。

 

 

 

自然の緑が広がる旧市街。ホントに独特な風景です。

 

 

 

ハンチエウ通りを東へずっと歩くと、こちらの ドンハー門(東河門) に着きます。カッコいい!

 

 

 

かつてのハノイ旧市街は、城壁で三角形に囲まれた街だったとか。フランスの統治時代に城壁は破壊され、唯一残ったのがこのドンハー門らしいです。

 

 

 

門をくぐって反対側に来てみました。そういう歴史のある門を、普通に買い物のおばちゃんがバイクですり抜けていく光景もまたいいものですね☆

 

 

 

こちらが1杯5,000ドン(約26円)という脅威の価格で飲める生ビール「ビアホイ」のお店。まだ10時過ぎですが、既に酒盛りが始まっているようです。

 

 

 

ハノイの旧市街にはたくさんのコンビニがありました。中でもサークルKが1番多く、街歩き中によく利用しましたが、日本とはデザインが少し違うようです。ちなみにベトナムのミネラルウォーター(500ml)はコンビニで5,000ドン(約26円)くらい、観光地で10,000ドン(約52円)くらいでした。

 

 

 

旧市街の建物はやはりフランス統治時代の影響を残しているものが多いようですね。

 

 

 

ドンハー門から南へ進むとマーマイ通りという通り沿いに、マーマイの家 と呼ばれる旧家保存館があります。

 

 

 

こちらは19世紀後半に建てられた伝統的な中国風の木造民家。見学料は10,000ドン(約52円)でした。

 

 

 

立派な調度品が置かれています。

 

 

 

風通しをよくするため、中庭を造る技法が用いられているそうです。

 

 

 

こちらは(確か)当時の台所。この2階にも部屋があり、当時の暮らしの一部を学ぶことができました。

 

 

 

久しぶりに日本語を見ました!日本人バックパッカー向けのゲストハウスのようですね。ちなみに私、国籍問わず色んなところを旅しているバックパッカーの方と色んな情報交換をしたりするのは好きなのですが、共同の寝室で寝るのは(たぶん)苦手です(苦笑)

 

 

 

レンタルバイクがありましたが、ベトナムの交通事情で日本人がバイクを運転するのは危なそうです(苦笑)

 

 

 

こちらはこの前日の夜に通ったターヒエン通りの入口。通称ビール・ストリートですね。

 

 

 

そしてお昼はこちら、100年以上の歴史を持つという老舗のレストラン チャー・カー・ラボン でいただきます!

 

 

 

混雑するであろう昼の時間を避けて、11時頃にお店へ。テーブルに案内されて座るとこちらの札を出されました。英語で「料理はただ1つ”グリルド・フィッシュ” のみです。1人170,000ドン(約890円)」と書かれてます。

 

 

 

まずはこちら、米粉の麺(ブン)と野菜類、ピーナッツと何かのタレが運ばれてきました。

 

 

 

英語では「GRILLED FISH」と書かれてましたが、これが現地では チャー・カー と呼ばれるハノイの名物料理!カレー粉の原料にもなるターメリックで味付けされた雷魚の切り身がフライパンで運ばれてきますが、これに香草を入れて火にかけてしばし待ちます☆

 

 

 

店員さんにビールを注文。「ハノイ?」と聞かれたので「イエス!ハノイプリーズ!」と答えたら、こちらの「ビア・ハノイ」が運ばれてきました。この時初めてこの前日に飲んだ「ハノイビール」とラベルが違うことに気付き、ハノイにはハノイビールとビア・ハノイという2つの異なる銘柄のビールがあることを知りました(笑)

 

 

 

フライパンで炒めていた雷魚の切り身と香草がいい感じになったところで、お椀に米粉の麺を盛り、その上からパクチーとピーナッツ、そしてタレを絡めていただきます!初めて食べる料理でしたが、これが衝撃的な美味しさ!さすがに100年以上続く名店だけありますし、ここへ来ないと食べられない料理だと思うとホントに感動するものがありました!大満足♪

 

 

 

ちなみにこのお店が起源となり、お店の前の通りは「チャー・カー通り」と名付けられたそうです。余談ですが、この通りには似た名前(中には全く同じ名前!)のチャー・カー屋さんがありますが、本家はこのお店なのでこれから行かれる方は間違わないようにご注意を(苦笑) お店の前の釣りをするおじさんの銅像が目印です。

 

 

 

「香港」と書かれたビルがありました。ちなみに香港はハノイから飛行機だと2時間で行けるようですね。

 

 

 

…ということで、ハノイ2日目の午前中は旧市街の雰囲気を存分に楽しむことができましたが、ハノイの気温は東京よりもやや低いにも関わらず湿度が強烈に高いため、2-3時間も外にいるとTシャツは汗でびしょびしょになります(苦笑)

 

そのため今回の旅ではホテルを拠点として、昼食後にはいったんホテルに戻って着替える時間を作り、午後また街に出るという繰り返しになりました。

 

このあと午後は世界遺産・タンロン遺跡etcの観光へ。そしてまたまた美味しいベトナム料理を楽しむことができましたが、その模様は次回更新予定の【ベトナム旅行記③】にて書かせていただきたいと思います。

 

 

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[ベトナム旅行記]

 

2018.07.28 【ベトナムの首都・ハノイへ。ホアンキエム湖の周辺を歩く☆】

2018.07.29 【まるで迷路のような楽しさ。ハノイ旧市街の街並みを歩く☆】この記事

2018.07.29 【世界遺産・タンロン遺跡から、孔子を祀った文廟を見学する☆】

2018.07.30 【オバマ前大統領も訪れた、ハノイ名物・ブンチャーの老舗へ☆】

2018.07.30 【悲劇の監獄・ホアロー収容所と、伝統芸能・水上人形劇の観劇☆】

2018.07.31 【ベトナム建国の父、ホー・チ・ミン氏の偉大な足跡を辿る☆】

2018.07.31 【カオスなドンスアン市場からの、ハノイで最も美味しいフォー☆】

2018.08.01 【ハノイに別れを告げ、ベトナム航空の国内線でいざホーチミンへ☆】

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