警察庁長官、奈良県警本部長が安倍総理の警備体制の不備の責任をとって同時に辞職を表明。警察庁が「警護についての検証及び見直しに関する報告書」を発表。合わせて要人警護のルールを定めた「警護要則」について約30年振りに改正するとの方針も。このタイミングを待って表明するのは既定方針だったのだろう。この表明に異論を挟む声も聞かない。森元総理から公開苦言を提示されるなどこの間針のむしろだったと思う。
 
最終的には国家公安委員会に治安の責任があるのだろうが誰もそこに目を向けない。政治家委員長や公安委員は監視役であって、口を挟むことが難しい分野。政治主導とはあまり関係ない役所であるということもできる。そういえば、奥田敬和先生も最初の大臣就任は自治大臣に加えて国家公安委員長だった。国家公安委員長専任になったのはいつからか。
昨日、コロナのワクチン接種について記したが、コロナ患者の全数把握や現場の負担について、国の方針が二転三転している。この件で都道府県任せは完全な想定外だろう。というよりずれている。自治に権限を委ねる意味はあるのか。計測方法を地域でばらばらにしてデータの客観性等は担保できるのか。権限委譲とか自治という話ではなく、責任回避だけのような話で少し驚いた。すぐに知事によって違うことを言いはじめている。医療現場が混乱するだけだ。
 

 

 

見直されて当然。

 
神戸日程。午後からは県庁へ。過日、議会事務局のK事務局次長の机が神戸洋家具とされるアンティークの年代物であると当日記で紹介した。T議会事務局長の机も同じアンティークものであるが違いがあるかどうかきちんと確認していなかったので見せてもらう。光の加減もあるのかこちらのほうが茶色の度合いが強いように見える。
 
よく見ると、前面の模様は、慶應義塾、開成学園の校章に使われている "ペン剣" (「ペンは剣よりも強し」から)に似ているが、違って四つ葉のようだ。
 

 

 

 

このほか議会事務局や議会ロビー、監査事務局でこのことを含めて県庁の歴史の検証や四方山話。議会控室で控室職員で神戸の地蔵盆の話などについてNさんと懇談。
 
そういえば、昨日、注目の沖縄県知事選挙が告示された。3候補の第一声などが昨日から報道されている。
 
前維新の下地候補の立候補により保守系の票が割れて、佐喜真候補に不利となるとの解説もあったが、旧友の情報をきくとピントがずれていた。沖縄の民意は簡単に想像できるものではない。9月11日にその結果が出る。
 
昼食なし。