内村航平 プロフェッショナル仕事の流儀 | 羽生結弦くんにメロメロ♡めろん

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おはようございます。




とりあえず、そんなに大きな情報はないと思うけど。

今日は羽生くん関連のテレビ番組もないし。


昨日は夜勤明けで友達とランチ(友達の知り合いの店)に行って…


↑海ナシ県にあるのに海鮮丼絶品!!!あれ?黄色いシュワシュワもドキドキ生ビール


昼過ぎに帰宅して、やっぱりリビングは灼熱あせる

なのでシャワー浴びてソッコー自室で寝転んだら…え?0:00?何時間寝たの?あ、でも夕方に1回、電話かかってきて起きたな。
  

めちゃくちゃ寝たので、まだ涼しい早朝に起きて録画した番組見てました。
(さっき業者から連絡があってかなり混んでるので今日の夕方になるって泣)



で、私もお知らせしたけど昨夜の内村航平さんの「プロフェッショナル 仕事の流儀」見ました?


トップアスリートの苦悩、葛藤…

きっと羽生くんも録画して見たんじゃないかなぁと思う。



見なかったけど、再放送があれば見たい!という人へ。



次回みたい人、昨日、録画したけど見てない人はここからネタバレになるので気をつけて。



でももしかしたら壁ってあるのかな?NHKだから全国?分からないけど、とても良かったので書き起こしてみました。
(コレは動画up出来ないのであせる)



12回、1ヶ月に1回のインタビューを敢行。

練習風景は撮影しないという条件で承諾した内村さん。



第1回インタビュー 2019/7/14


(スタッフ)敗北に遭遇した時に内村航平という人間が頭と体にどんなことが起きるのかという事を掘り下げたい。  

ー全日本の予選落ちの時の精神状態は?

自分に失望したというか、そっちですかね。あぁまぁ出来ないかみたいな感じの。

いつもとのズレにも気づいてなかった。
それくらい調子が悪かった。

本会場からサブ会場に行くまでの間、色んな人の目が痛いんですよ。多分まわりも何て声をかけていいか分からないというような。

サブ会場で大の字に寝て、先輩とか色んな人達がお疲れ様って来るけど、もう終わったんでどうでもいいですって答えました。

囲み取材の場に立つのが怖かった。とんでもないこと喋るんじゃないかって。

改善されれば東京五輪も見えなくはないですと答えたけど、本当に言いたかったことは「もういいです」このひと言だけだったと思います。



第2回インタビュー 2019/9/2


ー身体の状態は?

まだまだだよなって感じ
ですかね。肩の治療もして良くなってきて自分なりに練習も積めて来てたんですけど、2週間前に腰を痛めたこともあって、もうそろそろヤバいかなと。


再起を賭けた全日本シニア選手権で鞍馬で落下、鉄棒でもミスして5位。東京五輪は遠いものになった。


今までは大げさに言うと死ぬよみたいなぐらいの強い気持ちを持ってやれば乗り越えてこれたんですけど、もはやそれも通用しなくなってきたんで答えがないんですよね。どうすればいいっていう。

だから正直、体操分かんなくなって来てるなっていうのはありますね。



デカすぎるんですよね。東京オリンピックというのが。今までのオリンピックと違いすぎるんで。デカすぎますよね。遠くからスカイツリーを見てるのと一緒ですよ、なんか気持ち的には。すぐそこにあるのになぁみたいな笑


2年前の密着で

彼の目には東京オリンピック金メダル。それ以外、彼の眼中にはなかった。

その夢に向かって1日5時間。他の選手では考えられないほどの練習量。
それが内村の強さを支えていた。

だか世界王者も31歳。

昨年までは結構やろうとすれば出来てたんですけど。でも今年に入ってからはやろうとしても出来ないし、どれだけ強く気持ちを強く保っても出来ないというのが訳が分からないというか。

もう365日痛いところがあるわけなんですよ。
朝起きてベッドから起きて立ち上がるじゃないですか。
もう首、肩、腰、足首が立った瞬間に痛いんです。
でも練習の内容とかを落とすっていうのがどうしても嫌で
そういう辛い練習を乗り越えてこそ強さに変わるっていうのが分かってるんで、それをやって行けないっていうのがちょっと悲しいですよね。


6種類で50近い技を高次元でこなすオールラウンダーでなければ王者に君臨する事は出来ない。


6種類やってこそ体操だって、今までもやってきたし僕が1番輝けるとこってそこ(個人総合)だと思うんで。


ーその美学というのはどんな状況でも最後まで貫きたいものですか?

ないんですよね僕の中に。種目を絞ってやるというのが。
6種類やってこそ体操だっていうのが根底にある。




第3回インタビュー 2019/10/3


どん底にいたはずの内村が思わぬことを言い出した。

なんか楽しくなったかなっていうか。
純粋に体操を楽しめているなって最近思いますね。
やるべき事がはっきり見えてきたっていうのもあるし。


変化をもたらしたのはコーチの佐藤寛朗。高校時代の後輩。


(佐藤コーチ)なんかバーがズレてるとか外的要因を求めるようになってきて
技術が少しずつズレてきているところに気づいてないのかな、そこを認めたくないっていうのは勿論あったのかもしれないんですけど。
どこかのタイミングで言わないとなぁと。ご飯食べてる時にひと言いってみたりとか。



認めたくなかったんでしょうね、出来ない自分を。


初めてなんですよね。あまりバーが滑ったからとかを言い訳にしてこなかったので。
人間、出来なくなるとこういう事になるんだっていうか、冷静に判断出来てなかったっていうか。自分の年齢からくる体の綻びを自分自身100%感じることが出来てなくて、ただただ世界と戦うために攻めなきゃいけないっていう、なんか自分自身で首を絞めていたっていうのが全部、自分の体に跳ね返ってきてたのかなって思います。

もう少し早く気づいていればこんなケガをする子ともなかっただろうし…



第4回インタビュー 2019/11/20


前回のやつで謎が解明したみたいなこと言いましたっけ?

あん馬の練習で謎が解明したことがあって。思い返してみるとあん馬で落ちることが結構多々あって。
練習があまり積めてないからなのかなぁと思っていたんですけど、そうじゃなくて肩の痛みから基本運動の旋回というものがちょっとずつ小さくなっていて、そこを重視して変えてみたんです。そうしたら勝手に出来てきたみたいな感覚があって。
もう何か夢物語とか、いいっすみたいな感じになってましたけど、言ってられんだろみたいな感じになりましたね。







自分を図解するよう言われてホワイトボードに書く内村さん。

内村さんは長崎の出身。体操教室を営む両親のもとで3歳で体操を始めた。
体も小さく決して覚えが早い訳でもない。特に鉄ぼは苦手だった。その分、誰よりも長い時間、練習を積み重ねた。


才能は一気に開花した。
19歳で初めて出場した北京オリンピック(2008年)
いきなり銀メダル。伝説が幕を開けた。


それから9年間国内外40戦、負け無し。



人生何年あるか分からないけど、多分その何年何十年あるかの中でも、今が1番輝いてるんだろうなみたいな。あ、これ多分自分史上最高にいい所に立ってるみたいな。




可能性は作るものですよ。不可能はないと思うんで、何ごとにも。
極端な話いうと人って飛べるの?みたいな。
いや無理って絶対僕言わないんですよ。
子供になんで人間飛べないのって言われても、頑張れば飛べるよって言っちゃうと思うんですよね。


でも可能にするためには自分で自分を導かなきゃいけないので、そこはいかに切り開いていくというか。


長年酷使してきた体が悲鳴をあげた。
練習を積もうにも体が言うことをきかない。無理をすれば痛みとなって自分に跳ね返ってきた。


リオが終わってから「ここからもう落ちるしかないからな」みたいなのが固定観念としてずっとあって。ちょっとしんどいと歳だしみたいな。なんかこう、その時点で負けてるんですよね。


1人また1人と仲間が表舞台から去っていく中で行く中で内村さんは抗い続けた。自分の可能性を信じ続けた。






第5回インタビュー 2019/12/8


(エゴサーチする内村さん)

もう散々総なめしたんだから王者もいつかは陥落するんだから絶対王者などありえない…


その通りです笑


でもネガティブなやつとか、基本「あっそう!」で終わるんですよ僕。別になんか大して…「言ってろよ」っていう感じなんですよね笑

スパッとやめたいよね。やめた方がいいと思うんです、もちろん。

寿命を縮めているぐらいしんどいですから本当。でも多分やめないですよね。やめないというかやめられないというか。


昨年12月。オーストラリアで合宿。

これだけ暖かいんで、絶対動けるはずなんですよ。やれるだけやって帰りたい。やれるだけやる!


東京オリンピックに出場するためには4ヶ月後から始まる行われる選考会で結果を出さなければならない。




第6回インタビュー 2019/12/20


ーここだけは達成して行きたいというのはありますか?


跳馬ですね。

リー・シャオペン(鉄棒の高難度の技)も視野に入れてやっています。あれだけ年数かけて覚えて自分の武器としてリオで跳んだのに怪我で一生やらないって勿体ないなって。

3年前の世界選手権で故障し王座陥落のきっかけとなった因縁の技。それ以来1度も跳んでない。


やっぱり個人総合で戦う上でもやらなきゃいけないと思うので。
もちろんリー・シャオペンじゃなくてもいけるとは思うんですけど、自分が納得出来ないというか。あぁ置きにきたなみたいなじゃなく、あぁやっぱ行けるんだなみたいな。
 
結局ケガしても何しても戻せるんだなみたいなところが強さに変わってくるので、やっぱ強いなっていうふうに。

そう思われないと自分として納得出来ない。まぁ諦めきれないというのが率直なんですよね。



ーオリンピックに出られる可能性は何%くらいだと思いますか?


40%です。

自分が行けるんだっていう信じたい気持ちは100%以上なんですけど現実に考えると40くらいですかね。


ー今は出れないという事も充分視野に入ってる?

視野に入ってますね。
出れないかもしれないって思ってるんですけど出れなかった時の事は考えてないですね。

想像を絶するくらい人生のどん底に落ちるはずじゃないですか。ってなるとまぁ考えない方がいいなって。

東京オリンピックっていう、人生で最大の目標だと思うので、それを達成出来ればもう終わっていいかなって思うだろうし。

達成するために多分体操をやってきたというか生まれてきたといってもかごんじゃないと思うんで
  

合宿でバーベキューする内村さん





プールで(羽生くんがこの番組に出ることがあったら絶対にプールのシーン、撮影してください!あ、心の声があせる)




絶対に出たい  としかないですね。
極端にいうと死んでも出たいです。
人生をかけてとかじゃなく死んでも出たいです、みたいな感じですね、なんか。


もちろんスカスカですよ。グラグラな感じ。ですけど、なお、みたいな。

それでも立ってますやん!みたいな。

こんなにスカスカなのに、なにこの安定感みたいな。
なんかスカスカなのに、逆にいいみたいな。なんかそれもいいのかなみたいな。




第7回インタビュー 2020/2/10


ーリーシャオペンは?

リー・シャオペンは、いい時期もあったんですよ、もちろん。

ただねぇしっぺ返しが痛いですねぇ。

難しい技をやると一気にきますね。

「え、こんなとこ痛くなるの?」みたいな。

ここまで予想できない悼みとかが増えてきてるんで、果たしてこれで6種目出来るのかなっていうのがあって。
多分1番(五輪出場)近いのは多分鉄棒だと思うんですよ。ほんとそこは何を取るかですよね。自分の拘りを取るのか、出ることを最優先に考えるのか。




ー31歳の衰えということよりもっと(体が)ボロボロになっているのかなと想像したりするんですよね

まぁボロボロですよね。前は耐えられてたらところが耐えられなくなってきたりとかしてるんで。自分が予想してるよりはかなりボロボロなんだろうなっていう。

体操って僕、仕事じゃないですか。難度上げてかなきゃいけないとか。実際普通の仕事って考えるとパソコンとかやるじゃないですか。これやんなきゃいけないじゃないですか(キーボード)それで痛くなるんですよ?考えられないですよね笑

(カメラマンに向かって)
カメラ乗っけてこうね、これ死ぬほど痛かったらどうします?笑
でもやんなきゃいけないみたいな


ー転職ですよね普通

はい。転職出来ないんだよなでも。3歳からやってるからな。

ー内村さんの体操人生で自分の可能性に限界はないとやってきた中で、どこかで現実的な判断と言うかタイミングにきてるというのは悲しいですよね?



悲しいというより悩ましい

悲しさはだいぶ昔に通り越した感じがあって。なんと言うか

うまく切り捨てられないんですよね。やっぱ個人総合っていうのが。


 
第8回インタビュー 2020/3/16


6種目でやっていくのか。果たして鉄棒でやっていくのかっていう。
結構僕の中でははっきりしたものが見えてきてるのかなっていうのはありますね。

練習していく中で、佐藤(コーチ)とも話したんですけど。ま結構真剣な感じ言われて。

航平さんこのまま6種やるんですよね?みたいな。やりたいけど何で?みたいな。
僕としてはやって欲しくないですみたいな。あんだけ痛そうだし、やってる方が多分、鉄棒も出来ないと思いますみたいな事を言われて。確かに俺もそう思うなみたいなのがあって。

じゃあとりあえず痛いとこは全くやらずに、ちょっと鉄棒を重点的にやってみる週を作るっていう。本当鉄棒から始まって鉄棒で終わるみたいな。で、やってみるとすごい良かったんですよ調子が。
これなら多分、練習もかなり積めるし確実に代表は狙っていけるかなっていう話をして。でまぁ結構そこでほぼほぼ決まったかなみたいな。



ーそれはもう100%ですか?

100ですね、はい。

結構、刺さりましたね、あれ(コーチの言葉)は。

やってるのは自分だけど、自分だけでやってる訳じゃないんだよなみたいなものも気づけたし、自分だけでオリンピック行く訳じゃないし。そう考えると6種目やらなきゃいけないっていう自分のプライドはないかなっていう。


何より1番楽しかったですね。その1週間がすごく。久々になんか体操やってるなっていうか、自分の思い通り動かせているなっていう。本当読んで字のごとくですね、体をちゃんと操れている1週間だったなっていうのがあって。若干思いましたよ。捨てたとか、6種目諦めたんだなって思われるかもしれないなって思ったんですけど。
今はもし思うんだったら思っていいよっていう感じですね。
俺がどんだけ今まで6種目で残してきたか分かってる?って逆に言うと思います。

その上での選択なんで。それは別に誰が極めることでもないし、自分が胸をはって選択した事なんで。まぁ…いいかなと思います。

こうしてこう毎月毎月撮られることで、そこが、あ、こういう紆余曲折を経てこういう選択をしたんだっていうのが伝わると思うので、だから隠さずに言いたいなと思ってましたね。



コロナで代表選考会は延期。

9回目のインタビューも中止した。




第10回インタビュー 2020/6/10


今日の撮影で自粛明けですよみたいな。

ここまで試合がしたいなと思ったのは本当に久しぶりで。
いち早く演技がしたいという気持ちが…






第11回インタビュー 2020/7/1



ー最近できるようになった楽しかったこととか、練習での印象的な場面は?

んー、やっぱ鉄棒だけやると鉄棒うまくなるんだっていう手応えはすごく感じましたね。

ーディティールを教えてもらいたいです。どんな技がどんなふうにいけるようになったのか?

どの技っていうより全部なんですよ本当に。例えばただ単に…普通だと大車輪って言うんですか?普通に一回転する、あれの大きさがまず違うんですよ。
一回り大きく回せてるっていうか。





第12回インタビュー   2020/8/19


「プロフェッショナルとは」   


プライドを捨てるとか弱さを受け入れるとか。もう結局、最終的に自分を信じることが出来なくなったら全てうまく行かないじゃないですか。最終的には自分が決めた道をいくっていうか、自分を信じる事っていうところが芯にないと、そういうプライドを捨てたり弱さを認めたりってことも出来ないかなって今は思います。



(最後に食事の時、佐藤コーチが内村さんに取り分けているシーン)

佐藤コーチ「航平さんオリーブ嫌いですよね」   


内村さん「(しばし無言)カメラ回ってるゆだから嫌いとかやめろよ!ちっちゃい子も見るんだから」     
 
佐藤コーチ「じゃ全部いけますね」


内村さん「全部いけるよ」



スタッフ「さすが」

内村さん「爆笑」


 


【終】


何年もトップで走り続けてきた内村さんだからこその苦悩。

怪我で体が思うように動かない。

365日、体が痛いとか…


その中でも自分の信念がある。

可能性は作るものとか。

高難度の技に挑むこと。挑戦するアスリートの魂。

何年もかけて覚えたのにやらないと勿体ない←これはアスリートならではだよね



自分を信じること。自分を信じることが出来ないと弱さを受け入れられない。

内村さんの言葉の数々、辛さ、葛藤…

もし羽生くんが見てたら、きっと凄く共感出来る事とか、いつか来る未来の時にメンタル面でも支えになるのではないかと思うのです。




さー!そして今日はフィギュアじゃないけど、あの「のだめカンタービレ」の再放送がありますね。
これも楽しみウインク



さ、夕方に修理屋さん来るまでに部屋の片付けをしなければ(リビングはジャングル笑)




みんなも良い1日をー照れ


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