8/12 ISHINOMAKI BUCHI ROCK FES | It ran rise. More high place.

It ran rise. More high place.

駆け上がれ。もっと高いところまで。

石巻で行われたフェスに行ってきました。

 

石巻。

実家から150km離れた所に、

何があるのか。

 

漁港で行われたフェス。

 

漁港で何ができる?

 

そう思った人も中にはいるはず。

 

ただただ俺は、

 

 

 

 

 

一目見たかったんだ。

 

 

 

石巻の海を。

 

 

 

一生忘れないように。

忘れてはいけないもの。を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、最近登場回数が格段と増えた、たっくと行ってきました。

たっくとも話しましたが、二人でライブ行くことが増えました(笑)

 

パスコ、荒吐宵祭、スキャ・・・・

嬉しい限りです。

 

 

 

 

 

 

5:30

起床。

眠さと裏腹に、2か月ぶりのパンク現場。

ワクワク。ドキドキ。小学生かよってな。

 

 

 

6:10

実家出発。

車の中は、爆音パンクロックだらけ。

たまにバラードを挟む。

朝、日が昇った太陽を受けながら聞く。

 

 

 

8:20

石巻駅到着。

たっくと合流するために、ロータリーに車を停車。

 

すると、

見たことある髪。

見たことある体格。

 

目を疑った。まさか・・・ね。

いるわけねえだろ。

と思いながら、車を飛び出て駅の改札へ向かう。

 

固まった。え?

 

そこに居たのは、正真正銘、「鬼」だった。

 

BRAHMAN

ボーカルのTOSHI-LOWさんだった。

~以下、会話~

 

ワシ「こ、こんにちは。」

 

鬼「・・・(俺が来ているMONOEYESのシャツをガン見しながら50cm前まで近づく)」

 

鬼「おう。」

 

ワシ「(ジロジロ見る)」

 

鬼「なんだよ。」

 

ワシ「(え、人違いかな)」

 

ふと腕を見る。そこには見慣れた、白いラバーバンド・・・

 

ワシ「楽しみにしてます!」

 

鬼「おう、俺も楽しみだよ。」

 

ワシ「今日、来たくてもこれなかった奴がいたんです。ソイツの分まで楽しみます。

 

鬼「ならお前が盛り上げろよ。わかったな。」

 

ワシ「はい!あ、あとプライベートの時間邪魔してすいませんでした。」

 

鬼「プライベートじゃねえよ(笑)俺も今から行くんだよ(笑)」

 

ワシ「(笑) 握手してください!」

 

 

 

 

 

 

 

間近で見る鬼は本当の鬼だった・・・・

マジで怖かった(笑)

おしっこ漏れるかと思った(笑)

 

 

 

そんなこんなで、たっくと合流。

目的地設定して出発しようとしたら、鬼が横を通り過ぎる。

 

「TOSHI-LOWさん楽しみにしてます!!」

 

 

鬼「気を付けてこいよ!!!!」

 

 

なんて優しい人なんだ・・・・でも怖い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石巻駅から、40分。

会場付近へ到着。

 

 

 

まず車から、熱中症対策で持ってきた3.5ℓ分の水分が入ったクーラーボックス、イス二つを会場まで移動。

フリースペースに展開して、パワスト宮古と同じ様に、ベースを作りました。

 

天気は、曇っていたけど、だんだんと晴れてきた。

嬉しいことだけど、同時に自分の体調管理への気配りも忘れちゃいけない。

今回は一人じゃないから、守る対象が自分だけじゃないってことも忘れない

 

 

 

ひろきの彼女さん、みくちゃんにもご挨拶。

お久しぶりぶり!!

パワストの時は一緒に飛んでたけど、今回はボランティアスタッフ。

あなた方がいるおかげで、安心して楽しめます。

ありがとうね。

と同時に、(絶対一緒に飛ぶぞ)と希望を持つ(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12:35

TOKYO TANAKA from MAN WITH A MISSION

 

華麗なDJプレイで、会場を沸かせる。

分からない曲だらけだったけど、一つだけ分かる曲があった。

「金色グラフティー」

 

サークルピットが出来る。全員でグルグル回る。

 

ラスサビ。なんか知らんけど、ダイブした。

高ぶった。ただそれだけ。

でも3人しかダイブしてなかった(笑)

 

あと、鬼さんが原付バイクでステージを暴走してた(笑)

マジでおもしろかった(笑)

 

 

 

 

 

体がいい具合にほぐれた!!

いいウォーミングアップだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

13:35

locofrank

 

1.survive

2.Mountain range

3.Hate to lose

4.新曲(多分Beyond the epilogue)

5.Returning

6.share

7.THE LIGHT

8.Intertwining

9.reason

10.START

11.ONE

 

 

ロコが始まる前、前線に移動する。

結構スカスカ。あれ、意外と人いないな・・・

 

音が鳴った瞬間、

「この人数どこから来たの?」

と言わんばかりに人が押し寄せる。

 

一瞬でモッシュピットが出来た。

ロコのモッシュピット(特にHate to lose)は本当に激しい。

嫌になるくらい激しい。いつもは、ピットから外れて、首振ってるけど、今日はピットにいた。

 

今日来れなかった奴なら、どう立ち回るかなぁ・・・って考えてた。

だから今日は特別なんだ。特別なフェス。

自分だけが楽しむんじゃなくて、拳借りてきたやつの分まで楽しまなきゃ。

同じ景色を見なきゃ。それが俺にとって、”アイツ”にできることだと思ってる。

 

Reterning

俺が一番大好きな曲。最初のシンバル。3回。

タツヤさんが叩くだけで、俺は幸せだった。

全てが好き。この曲は、好きな理由が見つからない。

 

 

THE LIHGT

腐るほど、聞いた。耳にタコ住んでる。

光をもがいて探して、見つかった。

だから、これからも、お願いします。

そういう曲で、そういう存在であってほしいよ。

 

ダイブから帰ってきたとき、たっくと会った。

たっくが、指さす方向には、みくちゃんがおった。

 

よお!!何してんだ!!

おとなしいみくちゃんなんて、

見たくないぜ!!

なんて思いながらロコダンスを踊る。

 

reason

ドラムなった瞬間ピットへ走り込んだ。

最高だった。

 

START

過去最高かもしれん。

俺が経験したロコの現場で1番激しかった。

何このダイバーの数。

自分が飛ぶ以外後ろ見ながらライブ聞いてた。

すごいのよ。女の子飛びすぎじゃ?笑

 

 

 

 

 

 

2ヵ月振りのロコ。

いつ来ても楽しいよ。

次は米沢で会いましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

14:55

NAMBA69

 

セトリ覚えてる範囲で(順不同)

 

MANIAC

MANIACⅢ

CHANGES

HEROES

LOOK UP IN THE SKY

PROMISES

カントリーロード

MY WAY

 

 

難波さん

「いや~この前はロッキンのトリだったんだけどさ、やっぱ暴れ足りないよね!!

 

この一言が好きだった。ロッキンを少しディス。

それと同時に、やべえ現場になるんだろうなって覚悟する・・・

 

MANIAC・MANIACⅢ

コウヘイさんのシャウト聞いただけで飛んでったわ。

最高すぎ。みーーーーんなツーステしてた。

俺もしてた。楽しかった。

そして、コウヘイさんが手でグルグル回る合図をする。

そう、サークルピット。

バカみたいに走り回る。

 

CHANGES

革命。変化。

その言葉が難波さんから聞こえてきたとき、「ああやるんだな・・」って嬉しくなった。

この曲は、和訳も含めて物凄く好きだ。

「All I wanna do is make changes」

~僕が起こしたいのは変化~

 

このシンガロングが死ぬほど大好きだ。

 

 

難波さんのMC

「せっかくもらった人生、強く生きようぜ!」

 

 

その言葉、身に染みます。

大切な言葉になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

17:15

MONOEYES

 

1.Roxette

2.Cold Reaction

3.Free Throw

4.Get Up

5.Somewhere On Fullerton

6.My Instant Song

7.Two Little Fishes

8.When I Was A King

9.Run Run

10.明日公園で

11.Border&Walls

 

 

 

 

細美さん、いやMONOYEYS。

いつしかあなたたちが、

大好きになってしまったよ。

2ヵ月振りとはいえ、まだ全然パワー残ってるから、

日頃の感情爆発させてよね。

 

 

 

 

細美さん

「最初は・・・・スコットが決めるぜェ!!!!」

 

なんじゃこの数のダイバーは・・・・

そして女子多すぎだって・・・・

 

 

 

頭の中にはアイツが浮かんでいた。

どうする?アイツなら?

どこで飛ぶ?どこでなにする?

 

 

ここやろな。

 

 

 

Free Throw

とんでもないクラップ。

とんでもないシンガロング。

とんでもないモッシュピット。

とんでもないダイバー。

全てが心地良かった。

 

 

My Instant Song

よぎった。これ、ダイバーいないやつ?

上に上がる。

周り見る。

 

(やっべ、俺しかいねえww)

 

って思ってたらもう1人だけ同志がいた。

すぐに肩を引き寄せる。

顔を合わせる。

よかった~俺と同じこと思ってたみたい。

後は身を任せる。

 

 

 

細美さんのMC

「アイツさ、昨日からブチロックの愚痴をグチグチ言ってて、”台風来て中止になればいい!”なんて言ってたのよ。今日になってみれば、アイツ、トリなのに1番最初のバンドから後ろで見てんのさ。愛があるよな。愛があるからこそ、ああいう事が言えるんだよな。俺たちも負けないくらい愛されたいです。」

 

 

 

素敵なMCでした。

誰からも愛されたい。

それは誰しも思うことで、誰もがみんなに愛されたいんだよね。

俺もそういう人を目指したい。

 

って30%だけ思った。

俺は曲げねえよ。俺は俺。

『嫌われてもいいなんて思う人いない』

って言うのはキレイゴトだと思ってる。

 

俺は嫌われても、俺の道を行くし、俺の我を通す。

それで嫌われるならそこまでって事。

そこまでの関係だって事なんだよ。

 

恋愛も同じだと思うなあ。

 

 

 

 

ああ、まだ来てないよ~あの曲。

 

 

 

細美さんがまだ話そうとした時。

一瀬さんのリズムが入った。

「ワン、ツー、ワンツースリー」

 

 

When I Was A King

そのカウントだけで十分。

細美さんが歌い出したときには、上にいた。

10秒後、後を振り返れば、20~30人くらいいたよ。

恐ろしいぜって思いながら、飛んだよ。

 

2分59秒。

ダイバーが枯れる事は無かった。

 

 

Run Run

原点。原点になったってのが正しい表現かもしれない。

もう言うことは無かった。

この曲だけは、アイツを忘れていた。

俺が俺になれる最高な曲なんだよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細美さん、次は風とロックで。

トディー、グータッチしてくれてありがとう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BRAHMAN

 

1.満月の夕

2.汀に咲く

3.賽ノ河原

4.See Off

5.DEEP

6.Beyond the Mountain

7.不俱戴天

8.AFETEE-SENSATION

9.警醒

10.鼎の問

11.ナミダノウタゲ

12.PLACEBO

13.今夜

14.霹靂

 

 

 

 

 

 

 

いつものSE。

難波さんと写真撮ってたら遅れそうになった。

頭の上で手を合わせる。

 

 

いつもと違うスタートだった。

バラードスタートなんてあるんだな・・・・

 

しみじみとした。

耳が癒される。

ココロが洗われていく気がした。

 

 

 

 

「今日ここに来るべきだったということ教えてやるBRAHMAN始めます!」

 

 

賽の河原

最初のギター。聞きなれたよ。

この曲はな・・・

大好きな曲に変わったよ。

速攻で飛んで行ったよ。

でもさ、まだまだ足りねえって思えたのは、

きっとアイツのおかげなんだろうな。

 

 

 

See Off

この曲も音源聞かないで、ライブで覚えた印象強い。

とにかく、シンガロングがすげえ。

MOMNOEYESに負けてないくらい...

これも大好きな曲だぜ。

 

 

 

 

警醒

キタ。来た。きた。

行かなくちゃ。行くんだよ。

怖くたって行かなきゃ。

何がなんでも行かなくちゃ。

そう頭をよぎる。

サビが終わった時、俺は行ったよ。

初めての鬼退治。

でも、鬼の服を掴むことしか出来なかった。

すぐに落ちてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

TOSHI-LOW

「4年前、漁師から電話があった。すすり泣く声が聞こえる。『(震災で亡くなった)息子が夢に出てきた』って。俺は『良かったじゃねえか』って言った。そしたら『大好きな剣道に打ち込んでいて、俺の目の前でこういうんだよ。”父ちゃん、生きたかった”って・・・』結局、2人ともすすり泣いて、そのまま電話を切った・・・。今でも、あの時何って言えばよかったのか、分からない。もしかしたら、今日ここでこの曲を歌ったら答えが見つかるかもしれない。」

 

 

 

 

 

ナミダノウタゲ

俺さ、

 

 

 

久しぶりに、

 

 

 

声だして、

 

 

 

嗚咽しながら、

 

 

 

泣いたよ。

 

 

 

 

 

 

涙があふれた。

 

ココロのバケツがあふれた。

 

もう何もいらない。

 

何もいらないから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界から命を奪わないでください。