オーディオ遊び(その2) | たけおか ぼちぼち日記

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思いついたらメモ

オーディオに触れないようにしてきて、あれこれ聴いたことがないわたくし…

本当のお家(?)では、昔(1990年ごろ)に、買った
「テクニクス」のTechnics SE-M100 デジタルストレートアンプ に、
JBL Control One という構成
詳しくは、この日記にあり。


正月休みに、退屈過ぎ、東京の下宿にはまったくオーディオが無いのも寂しくなった。
(PCと安物のアンプ付きスピーカでネットラジオを聴いているだけだった。それでもまぁいいのだけど)
オーディオをなんとかしよう、と思い立つ。


そういえば、お友達の暇村さんが、楽しそうに、秋月のUSB DAC を作って、日経Linuxでも記事 を書いておられたなぁ。
暇村さんのUSB DAC 製作詳細

その流れで、OSSコンソーシアム 組込み部会 女子部で、秋月 USB-DAC製作会 もやったなぁ。(私は主催者の一員なのだが、残念ながら、日程が合わず、欠席)

秋月USB-DACは、ネット上でも評判いいんだなぁ、知らなかった…

というわけで、
秋月のUSB DAC キット は作った。
このキットは、
回路図 を見ると、
音のアナログ信号を通る所のコンデンサだけは、秋月の標準版でも、ちゃんといいコンデンサを使っている。
電源やらのコンデンサにこだわってもいいが、部品が余るのもアレなので、標準のままでいいや。

そして、ネット徘徊していると…

まともな測定器を使った人が、秋月USB-DACの出力にローパス・フィルタは入れた方がいいんじゃない
と、書いているので、
そのページの最後にあった、ローパス・フィルタをそのまま作ってつないだ。

秋月USB-DACとローパスフィルタ

一応、ケースにも入れた。
わたしくは、金属ケースとかの加工は下手くそだし、やっぱり金属ケースは高い。
でも、シールドはしたいから、やっぱりオーディオのケースは金属ですね。
ちゃんと、ケースにアースしてます。電気の基本。
USB-DACケース入り
(マイコンなどは、ノイズ出しまくりOK なので、お菓子の紙の箱や、100円ショップのクリップのプラッチックの入れ物などでお気楽)




でも、アンプを作った方が楽しいんじゃね?
部品を買い集めたり、アナログ基板のことを考えるのは面倒なので、キットでいいや。
と思い、アンプ製作キットを求めて、ネット徘徊。

そこで一つ分かったことは…
完成品の中華アンプが数千円(2500円~3000円)程度で売られていて、
なんだか、それが結構いい音らしい。
(当たり前だけど)完成品なので、それなりにかっこいいケースに入ってるしな~

自分でアンプを作っても、ケースが高い。
本当のオーディオらしい高級感のあるケースは、1000円~数千円になってしまう。
スイッチとボリュームのつまみも、カッコいいのは、かなり高い。

これならば、ケースを買うつもりで、中華アンプを買ってもいいだろう、と思ってしまいました。
なので、キットで安直にアンプを作る、という夢は潰えた。
こうやって、アメリカ人も、日本製品にやられていったんだろうなぁ。
(そして、日本人は、現在、中国製品にやられつつ…)


中華アンプを調べるに…
Tripath社という半導体会社の TA2020 というチップを使ったものが、えらい安いのに、いい音が出るらしい。

Lepai社の LP2020Aというアンプが、2500円位(2014/JAN上旬 電源なし)だったので、購入を決断。

このLP2020A、トーン・コントロールという、1970年代の機能を搭載し、安い。
電源スイッチの安っぽさは、どうにかしろよ、と思うが、
フロントパネルは、工作の下手な私でも、全部作りなおせるだろう、などと、
ケースは部品取り用にも、考えつつ…

そもそも車載用らしいので、トーン・コントロールがついているらしい。
自動車というオーディオに向かない空間で、音をユーザが自分の好みに変える、というのは、健全ですな。

ただ、トーンコントロールをONにすると、音が濁るです。
トーン・コントロールのために、オペアンプが入って、そのオペアンプの色が入るんでしょね。
LP2020 参考回路図


Lepai LP2020をどこから買うか、とか、改造情報などを求めていると…

North Flat Japan
というマニアックな会社が、LP2020を扱っており。

NFJ は、LP2020の別注版を作らせており、部品なども変えているらしい。
NFJのブログがおもしろい。
「ボリュームの軸がアースされてないことが発覚」とかは、ちょっと笑った。

Lepai社は、部品は安物だし、素人まるだし でおもしろい。

NFJ社の取り組みがいいので、Lepai LP2020は、
NFJ 社の LP2020 第7ロット というのを買った。



LP2020は、すぐに到着したので、 JBL Contol-One


に接続。
ちなみに、このJBL Contol-Oneは、今回、新たに買ったもの。
(スピーカの慣らし(エージング)もやりつつ聴いてみている)

1990年ごろ、なにげに買ったControl Oneが、不朽の名機になっていて驚いたですよ。 IT Media: 定番スピーカーはどう変わった? JBL「CONTROL ONE」を聴く

PCやら、Raspiやら、Cubox から、USB経由で
秋月USB-DAC(ローパスフィルタ入り)へ、その出力を
LP2020 + JBL Control One



私は、CDしか聴かなかったし、デジタル・ストレート・アンプしか聴いてないので、
偉そうに音を語る資格はないのですが…
(現在の音源は、大昔に iPod Shuffle に入れた音と、ネットラジオが主。CDが手元に無いのですなぁ)

デジタルらしい、色のついてない、
クリアでまっすぐした音だと思います。
低音から高温まで、まんべんなく出ている感じ。
(ある友人は、「低音が出てない」と言ってはりますが、私的には、ちょうどいいんじゃないかと…)




Raspberry Pi に、秋月USB-DAC, LP2020, JBL Control One。
Raspi+秋月 DAC+LP2020+ControlOne

iCatさんからお借りしている Cubox1 に、秋月USB-DAC, LP2020, JBL Control One。
Cubox+秋月DAC+LP2020