中学受験のハウツー本を読みますと、
「読書は国語の得点につながらない」、という記述に出会うことが多く、
私としては悲しくなります。
小学生には、「とても感動した!」という本にたくさん出会ってほしいと思いますし、
読書を通じて得た教養は一生ものです。
私自身、小5で「しろばんば」や「路傍の石」を読んだ感動は、今でも残っています。
中学生の時に、バスの中で、ビルマの竪琴を読みながら、涙が止まらなくなりました。
「次郎物語」や「しろばんば」の続編は、私にとってはかけがえのない財産です。
あんな感動、ないです。
その時の若い感性でないと読めないものもあります。
国語の問題文を読んでいて、おもしろい問題文を拾ってきたな!という過去問に出会うこともありますが、
それでもやはり切り取ったものでしかなく、一冊分の感動には及びません。
読書の中で、言葉を覚えますし、語彙力も高めることができます。
もちろん、同じようなジャンルのものばかり読んでも語彙力は広がりませんし、
どうしても読書が好きになれないという子も少なくないと思います。
しかし、読書は国語力に結び付かないという論調には、あくまで反論したいと思います。
是非、子どもたちに、「読書で感動した!」という経験をさせてほしいと思います。
※私の塾では、読書発表というのがあり、毎月1回、1分程度で発表をしてもらっています。
読書発表が憂鬱、という子もいるでしょうけれども、
子どもの人生を豊かなものにすることに役立っていると信じています。
(保護者様の中には、子どものために本を探してくださっている方も少なくありません。感謝です。)
※子どもを読書好きにするには、読み聞かせをすることだと私は思います。
まだ子どもが小4・小5でしたら、是非、トライしていただければと思います。
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小4~中3、すべての学年で、教室での授業と、
ZOOMを使った双方向型授業と、同時並行に実施しています。
少しでも体調に不安がある場合は、ZOOMで出席していただけます。
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