ケアレスミスも実力です。
こことこことここはケアレスミスだ、、、これらが合っていれば、あと何点取れていたのに、、、
というのはよく聞く話ですが、
ケアレスミスも実力です。
ケアレスミスが多い子、少ない子、というのは確かにいます。
それは、ある作業課題が与えられて、ミスが多い作業員と
ミスの少ない作業員がいるのと同じです。
中学生くらいになっても、4+7 のような計算を間違えてしまう子もいます。
本当?、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
本当です。子どもたちの答案を見ていれば、わかります。
珍しいことではありません。
算数・数学の苦手な子ほど、こういう間違いをします。
数的処理に、脳内資源を多く使ってしまうために、
ミスが出やすくなると考えられます。
4+7 を何回も何十回もやらせることが、対策になると言えばなりますが、
それが本人のためになるかどうか、というのは何とも言えません。
鉄棒の苦手な人が、毎週鉄棒のテストがあるようなものかもしれません。
音楽の苦手な人が、毎週、歌のテストがあるようなものかもしれません。
長所に注目して、そこをどう伸ばしてあげるか、こちらに注力した方が、子どものためになると思います。