「果たしてうちの子は合格できるだろうか?」という不安は、
受験学年の保護者の方であれば、徐々に強くなるという時期だと思います。
合格するかどうかというのは、様々な(人智を超えた?)要因が絡み合い、
結局、誰にも正確に予測することはできません。
どれほど手を尽くして合格に向けて準備をしたとしても、
どれほど心配して細心の注意をもって子どもにアドバイスを送ったとしても、
不合格になる可能性を排除することはできません。
「不合格という事態など考えたくもない。」というお気持ちもあることと思いますし、
「合格できると信じきることによって合格を呼び寄せることができる。」というポジティブ思考も
確かに意味のあることだと思いますが、同時に、
不合格を見越して次の選択肢を用意することで、安心して受験に臨めるのだと思いますし、
それが受験ストレスを緩和させる方法でもあると思います。
第一志望校と併願校を組み合わせて受験パターンを何通りか用意され、
そのうちのどれかで本番に臨むことになると思いますが、それぞれにおいて、
どれかに合格する可能性(全滅しない可能性)というのは、一応、計算しておくと良いと思います。
模擬試験の平均的な合格可能性を使い、(100-合格可能性)をかけ合わせれば、全滅する可能性
になります。
(100-合格可能性)×(100-合格可能性)×(100-合格可能性)
というのが例えば3校受ける場合の、全滅する可能性です。全滅の可能性が1%を下回る
(いずれかに合格する可能性が99%以上)となっていれば、かなり安心できるのではないでしょうか。
電卓でもできまずが、エクセルに式を打っておけば、何度も使いまわせます。
簡単な式を書くだけですから、心配な方はやって見て下さい。
そして、何通りか計算して頂くとわかりますが、全滅を回避するのに有効なのが、
受験校を増やすことです。
易しい学校を受験するというのも方法ですが、易しいといってもどこでもいい、という訳にはいかない
と思いますし、あたり外れもあります。受験校を多めに考えておくことが何よりの対策です。
最後に一つ、受験ストレス緩和の方策として付け加えるなら、
「受験できるだけでも有難いこと。世界中には学校さえ行けない子どもがまだまだたくさんいる。
中学受験でその後の人生が決まるということはなく、むしろ入学後の過ごし方の方が重要。」
というような広い視野や、5年、10年、20年先の子どものことなどを考えることも、
ストレス緩和につながると思います。
私自身、毎年受験生の成績や合否にハラハラしますが、受験後の本人のために何が良いだろうか、
ということも考えながら、目先の成績にとらわれすぎないように気を付けてもいます。
↓ご参考まで。
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