【中学受験】入試に道徳を課す(その2)(欧米との比較で) | 中学受験・高校受験 学力を伸ばす方法

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森下武三は、森下和装工業(横浜市)で
畳・襖・障子の仕事をしています。

2週間ほど前に「入試に道徳を課す 」という記事を書きましたが、これの補足です。


道徳教育というのは、先進国であれば、ほぼ例外なく、義務教育段階の学校教育で

実施されています。キリスト教圏では、伝統的に、道徳教育は家庭と教会で行われるものという

考え方が強いですが、現在では宗教、あるいは、公民、などの名称で学校教育の中に

組み込まれているのが通常で、直近では、公民(市民性)という宗教的に中立的な科目に

移行しつつあります。

アメリカでは大統領が主導してキャラクターエデュケーション(人格教育)を振興していて、

日本との大きな違いを感じます。

どこの国でも、民主主義社会の市民として、共通の普遍的な価値を教育しようとしています。

そういうものが確立していなければ、社会が成立しえないという危機感が裏側にあるように思います。

日本では、何やら道徳というと価値観の押しつけのようで、心理的な抵抗を持たれる方も

少なくないのだと思いますが、現在の道徳の学習指導要領に記載されている内容は、

極めて普遍的なもので(悪く言えば最大公約数的なものですが)、およそ一つ一つ見ていけば、

反対するべきようなものは見当たりません。

本来であれば、日本においても、普遍的な価値の共有が強調されてしかるべき状況ですが、

目下、政府や学校にそれを期待するのは困難です。

家庭において、価値教育を行っていく他ないと思います。


そして、改めてということになりますが、私立学校であれば公立に比べればはるかに

道徳を入試に導入しやすい訳で、私立学校には是非検討してほしいと思います。

入試に導入すれば、それを歓迎する保護者の方が多いだろうと思います。

評価が難しいのは当然予想されますので、内容がひどい場合のみ減点する、

という方式にすればいいと思います。ひどい価値観をもった受験生を排除できるというのは、

学校側にも保護者側にもありがたい話のはずですし、社会全体の厚生という観点からも、

そうした受験生が低い評価しか受けられないというのは、プラスのことになるはずです。

そして、中学受験界全体も今よりも心の問題への配慮が高まるだろうと思います。


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