評定は絶対評価によるものであること、は先日、申し上げました。
本日は内申について、もう少し進めて申し上げていきたいと思います。
保護者の方でしたら、観点別評価、というのをご覧になったことがあると思います。
A、B、Cの3段階で表示されています。
全ての教科について、「関心・意欲・態度」「思考・判断」「技能・表現」「知識・理解」などの
4~5つの観点に分けられ、
「十分満足と判断されるもの」→A
「おおむね満足であると判断されるもの」→B
「努力を要すると判断されるもの」→C
という基準によって絶対評価されます。
「関心・意欲・態度」「思考・判断」「技能・表現」「知識・理解」
という観点がある訳ですが、ある一つの教科についての力が、
どの観点に分類されるものなのか、あいまいに過ぎる部分もあり、
さらにそれが評価者の恣意性をもって評価される、ということになります。
妥当性はともかくも、5段階の評定の際には、この観点別評価がベースになります。
例えば、観点別評価がすべてAであれば、3以下、ということはありません。
ですから、評定を挙げるためには、評定の判断基準をブレークダウンしたところの
観点別評価を上げるということを考えればいい、ということになります。
もし、「知識・理解」の項目が不十分であれば、定期試験の基本的な出題や、
小テストのような基本的な理解を問う場面で、しっかり得点できるようにすることが必要です。
「思考・判断」の項目が不十分であれば、定期試験の応用問題でしっかり得点できるようにすることです。
「技能・表現」の項目が不十分であれば、例えば、提出物や作文などでしっかりしたものを作成するように
することです。
「関心・意欲・態度」の項目が不十分であれば、授業を良く聞いて、よく発言し、質問しにいくことです。
どの項目が一番上げやすいか、と言えば、明らかに「関心・意欲・態度」です。
他の項目は、結局は、定期試験の結果に大きく影響されますので、そう簡単に上げられません。
「関心・意欲・態度」、ここは女子が男子よりも明らかに有利になりやすい点です。
印象点も関係します。学校内の活動を頑張っていれば、有利になりやすい、という傾向は
幾らかはあります。(幾らかに過ぎない程度ですが。)
しかし、内申のためだけに、部活の部長や役員などをやろうとする、というのはどうかと思います。
そういう媚びるような姿勢を拒否する態度の方が自然だと思いますし、
そういう強さを応援したい、とも思います。
結局、当たり前の結論になりますが、評価者に対して積極的に自分の
能力をアピールするのは、できるだけするべき。しかし、自分の内申のためだけに、
役員などに立候補するという狭い了見の人間にはなってほしくない。
自分なりに考えて、一生懸命授業に臨み、定期試験で頑張ってほしいと思います。
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