歴史観の伝達はご家庭で | 中学受験・高校受験 学力を伸ばす方法

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学習塾「テイクオフ」は2023年2月19日で閉塾しました。
18年間、誠にありがとうございました。

森下武三は、森下和装工業(横浜市)で
畳・襖・障子の仕事をしています。

少し前になりますが、名古屋市の河村市長による南京事件についての発言がありました。

中国共産党南京市委員会幹部との会談で、「いわゆる南京事件はなかったのではないか」と発言。

その後、「30万人もの非武装の市民をの市民を旧日本軍が虐殺したことはないと思っており、

申し上げたことは撤回しない」とも述べられています。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120308/plc12030811060009-n1.htm


古くから議論されている問題で、相当数の専門家が、

当時の南京市の人口規模が数十万人だったことを考えれば、30万人という数字はあり得ない、

などのように、いわゆる南京事件の存在について懐疑的にとらえています。

こちらのブログで、数名の専門家の発言が掲載されています。↓

(やや具体的な状況についても書かれています。戦闘の詳細について知りたくない方は、開けないで下さい。)

http://blog.livedoor.jp/ussyassya/archives/51907423.html

尚、河村市長の発言に対して、石○都知事は擁護する立場、

橋○市長は批判する立場の発言をされています。


教育現場で南京事件がどう教えられているか、というのが、保護者の方にとっての関心事だと思います。

学習指導要領を読めば、南京事件のような専門家の間でも論争が絶えないような事柄は、

教科書には取り上げられないだろうと推測されますが、実際には、小学校でも中学校でも、

ごく一部の出版社のものを除き、教科書には南京事件は掲載されています。

中学社会、歴史(教育出版)では、「中国の首都南京を占領しました。このとき、

日本軍は混乱のなかで、多数の捕虜や住民を殺害して、国際的に非難を受けました(南京事件)。」

小学校社会、新しい社会(東京書籍)では、「首都南京を占領したとき、武器を捨てた兵士や、女性や

子どもをふくむ多くの中国人が殺害された。このことは、日本の国民に知らされなかった。」

このように記載されています。(東京書籍は、出版社の中でも、いわゆる左よりの記述をする教科書

ですので、上記のような記述になっていますが。)

中学受験教材の大御所、四谷大塚でも、南京事件について、ひとくちメモのコーナーで、

「1937年に南京を占領したとき、日本軍は、女性や子どもをふくむ多くの中国人を殺害し、

諸外国から強い非難をあびました。」と書かれています。

学校の先生や塾の教師がどのように説明しているかというのは知る由もありません。


結論になりますが、歴史教育の核の部分は、ご家庭で教育されるべきだと思います。

どのように説明されるかというのは、指導者によって大きく異なります。

中立的に説明しようとしても、幾らかはどうしても個人的な見解が入ってしまうものです。

ご家庭において、伝えたい歴史観があるならば、学校や塾まかせにできない部分ですから、

お子さんにそれを語っていただきたく必要があると思います。


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