1.ケアレスミスというものについて
例1)「 4+6÷2-4 」
これは小学校でも4年生であれば中学受験生でなくとも、なんなく正解できます。
しかし、算数の理解の浅い生徒さん、あるいは、算数が苦手な生徒さんは、受験間際でも
間違います。「そんな簡単なところで間違うはずない!」と思われるかもしれませんが、意外にも多いです。
ケアレスミスではありません。
指摘してあげてようやく「あれ、間違いだったんだ」と気付いたりします。
例2)「 1.5キロメートルの1/3を歩きました、残り何キロメートルでしょうか。」
という問題で、0.5キロメートルと答えてしまう生徒が大抵います。(残りですから、正解は1キロメートル)
「問題文読めばわかるのに、こういうので間違うのは、国語力不足のせいか?」と思われるかもしれません。
実際、指導者側でも、国語力不足のために算数の問題の読み落としがある、と説明する方が
少なからずあるかと思いますが、そうではないと思います。
というのは、こういう類の問題で間違えるのは、どの学年でも、算数の成績の低い生徒さんです。
(中学生でも同様です)
算数の成績の良い生徒ほど、こういう点も間違えずに答えを出す傾向があります。
読解力とは関係ありません。
例3)「 1.5キロメートルの1/3を歩きました、何メートル歩いたでしょうか。」
キロメートルとメートルが決定的な意味の違いを実感としてわかっている人にとっては、
こういう問題で、1メートルと答えてしまう誤りはあり得ません。駅から徒歩1メートルと1キロメートルでは
雲泥の差があり、不動産情報でそこを間違えていたら、大問題です。
つまり、こういうのも、ケアレスミスではなく、単位系についての理解が不十分だから起こると考えるべきです。
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