では、読解の問題集を家でやるのはどうなのか？という疑問を持たれると思います。
本日はその点についてです。
家で読解問題を解くのはどうか。
ママさんが国語が得意であったりして、ご家庭で楽しくできるようでしたらいいと思います。
しかし、家庭で効果的な読解演習をするのは実際には容易ではありませんので、
無理して読解演習するくらいなら、読書の方がいいですし、あるいは、語彙力強化や他の科目の
学習に時間を使った方がいいと思います。
例文4 「現代の日本の文化を考えていくと、様々な問題が潜んでいることに気がつく。」
この次にどんな内容が続くのか、これについて、どこまで推論できるか、予想ができるか。
これが、読解力です。
現代日本の文化、というのはどんなものですか？
文化、って例えばどんなものでしょうか。どんな問題がありますか？
文化と文明、何が違いますか？
このような点について、理解させていかなければなりません。
そのためには、理科社会の小中高での学習内容、現在の塾での指導内容、入試での出題傾向、
一般社会でとらえられている考え、という点について、
出来るだけ踏まえた上で、適切な教授法で、説明しなければなりません。
物語文の方がまだご家庭では取り組みやすいかもしれませんが、
ご家庭で難しいようでしたら、読解対策は塾の授業にゆだねた方がいいと思います。
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（2011年9月14日のメルマガ第30号に加筆）
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