国語の読解力の伸ばし方 その２

前回は、読解力とは推論する力である、ということを申し上げました。

今回は、国語の読解力強化のために何をするべきか？という点です。


１．語彙力対策です。これは以前述べました。↓

http://ameblo.jp/takeoff-takeoff/entry-10995205123.html

http://ameblo.jp/takeoff-takeoff/entry-10996514061.html

語彙力対策だけでも十分に読解力対策になります。理由は、前回の記事で御理解頂けると思います。


２．次に、質の高い読書です。

ちんぷんかんぷんなものを読んでいても、ほとんど意味ありません。推論ベースの強化・拡大に

寄与しないからです。適度な難易度のものを子どもが読めるようにしなければなりません。

親の力量が問われるところですが、困ったら、とりあえず、易しいものを読ませて下さい。

理想的には、十分に理解できるかちょっと難しいくらいのもので、お子さんが好きな分野のもので、

且つ、教養になるような力量のある作家が書いたものです。

そして、筆者の主張や物語を読むことの面白さ・楽しさを子どもに伝えてほしいと思います。


３．塾で解説・見直しがあった問題の音読。5分でできます。

塾での読解問題の解説を聞いて、一つ一つの文章問題を理解して、推論ベースを強化・拡大

させていってください。そして、理解定着のために、家で音読して復習してください（5分でできます）。

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（2011年9月14日のメルマガ第30号に加筆）

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