「全然勉強しないで、ゲームばかりやっている」
「学校から帰ったら、すぐに友達と遊びに行ってしまう」
「あいつは、病気じゃないか、、、」と心配されると思います。
今回お伝えしたいのは、その比較対象となっている“普通の子ども“の実態です。
“普通の子ども”は、1日何時間勉強するのでしょうか。
全国学力調査のデータから、推計しました。塾などでの勉強時間も含めて、
平日1.1時間、土日1.2時間、1週間で7.9時間です。これが、全国の小6の平均です。
中学受験生の場合は、塾での勉強時間を、1日3時間が週3回としても、それだけで平均の
勉強時間を超えます。普通のこどもを比較対象にするなら、家庭学習はゼロが普通ということになります。
ご家庭で、自宅学習させるのが御苦労されることが多いと思いますが、それが普通です。
中学受験生の場合、普通のこどもよりもはるかに多くの学習時間を要求されているのです。
では、中学受験生に限れば、どの程度の学習時間でしょうか。
小6受験生の平均値は、平日3時間、土日4時間です。(塾の時間を含みます)
保護者の方からすると、“やっぱり受験生なら最低でもそのくらいは、勉強しなきゃ”と思われると思います。
しかし、子どもからすれば、“クラスの普通のやつより、俺は勉強しているよ”という気持ちがあります。
子どもは、学校の受験しない連中を“普通”だと感じています。放課後、勉強なんかしないで、
好き放題に毎日遊ぶのが普通だと感じます。
親が、“中学受験生なんだから平日3時間は当たり前!“と言っても、子どもは納得しにくいです。
”勉強しなさい!”と叱ってみたところで、そうそう簡単に勉強するようになるものではありません。
”普通“がどういう子どもなのか、を踏まえることで、子どもへの接し方にも余裕が持てるのではないかと思います。
(2011年6月10日のメルマガ第13号から)
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