三和 導代 です。
ナイル川クルーズを楽しんでいます。私はエジプトという国、そしてエジプト人と知り合うことにより、今世はより深い人間同士の付き合いを通して幸福を得ることができました。
初めてナイル川の地に足を踏み込んで35年の年月が経過しました。そして今日、仕事でこの地を訪れ高坂和導が亡くなってちょうど20年のこの時がナイル川の上でした。
日本時間の2002年10月17日午前4時7分の高坂が旅立った20年後はナイル川のクルーズ船の夕食のテーブルでした。私の大好きなエジプト産の赤ワインのボトルを中央に竹内文書の仲間であるTomが左席、K子さんが右席で乾杯。そして私には珍しく甘いデザートを山盛り。ビュッフェでしたので、私がデザートコーナーに行きますと真新しい丸いケーキがたくさん並べられたので、いつもデザートは遠慮する私は5種類のケーキ。
テーブルに戻り、お皿を見て我ながらびっくり。こんなに甘いケーキを5種類なんて。しかし、結局は一つ残さずペロリでした。隣のKさんも私が普段甘いものをいただかない姿にびっくり。はじめてTomとK子さんに伝えました。この時刻なのですと。そう考えれば私は赤ワイン大好き、高坂アルコールは飲みませんでしたので、甘いものが大好きでした。
20年前、高坂が亡くなってからしばらくは高坂の関係者と会う際には必ず4時7分に目が覚めるという日々が続きました。しかし現在はもう忘れていました。そして今日を迎えました。人間は意識を向けることにより、すべてのストーリーが始まります。
お墓には死者はいない。今日訪れたエドフのコモンボ神殿の壁画にもあるように古代エジプトの時代から信じられているバー(肉体)とカ(魂)は別存在ですので、肉体を失った死者の魂は別の世界に旅立つのです。