三和 導代 です。
エジプトに到着しました。そしてピラミッドが目の前のホテルの部屋でこのブログを書いています。この時期になぜ海外という質問を受けますが、これは昨年の私の誕生日前に決断、そして今実現させたもので、思いつきで行動しているのではありません。
私は実際にこの目で確かめたかったのです。海外でもコロナ禍の現状をです。その中でワクチン接種を義務付けない国、そして昨年4月にエジプト国家あげての大行事(20体のファラオのミイラの移動のセレモニー)が行われて以来、私の心の中で、この日を待っていたのです。
この時期に海外に出るとなりますと、ワクチン接種が義務だと思っている方もいらっしゃるかと思いますが、それは違います。受入国の基準が異なっています。航空機に登場する際にもPCR検査での陰性証明は必要ですが、到着した国に入国する際に必要な条件でのPCR検査を受けないといけないのです。現在無料PCR検査がありますが、もちろん該当しませんので独自に自費で検査をし、、英文証明書を持っての出発です。もちろん安いものではありません。
2年ぶりの成田空港でした。レストラン、コンビニ、両替所、保険会社のカウンターなどの施設は一部を除いてクローズ、乗客も少なく以前の成田空港の姿は全くありません。2年でこれまで変わってしまうのか?乗客の年齢層は若く、日本の旅行会社主催のツアーはもちろん1本もありません。
しかし、航空機は中東行きの航空機はずっとコロナ禍の中でも、成田空港から連日飛行機は運航しています。それは成田空港からの乗客が少なくてもドバイ、カタール、イスタンブール等のハブ空港はそこから乗り継ぎ、中東だけでなくヨーロッパやアメリカに行けるからなのです。このような現状は話には聞いていましたが、報道としては上がってきません。そして今回の旅となりました。
噂ではありませんでした。成田からドバイまでは一人4席をベットとして利用し快適にドバイへ。ドバイへ着くと成田とは別世界。以前2年前にサウジアラビアに行った際に乗り着いた時とを何の変化もありません。人の賑わい、キンキラのエスカレーター、連利するショップです。現在、2年遅れの万博を3月一杯まで開催していることもあるかもしれませんが。万博の予約チケットがあれば、無料で空港でPCR検査も受けられます。
そしてドバイからカイロまでの飛行機、何と満席です。ドバイからカイロは1日2往復の便があります。そしてカイロに到着しますと、カタール航空やエジプト航空の到着と重なり、入国手続き場所や荷物受け取り所では人の山。成田空港とは別世界です。私にとりましては全く違和感のない光景でした。しかし日本の現状と比較、そしての日本人の意識との大きなギャップを感じざる得ないのが本音です。
エジプトは観光国ですので、観光に携わる人々はワクチン接種が必要だそうです。しかし一般人は自己判断です。そしてエジプト人は全くマスクをしていません。観光施設やホテルは別ですが、町を歩いている人、バスに乗っている人、とても自由です。ドバイから飛行機に乗る人もマスクがなくてクルーからマスクをもらっている人が多くいたのも笑えました。
私の隣に座ったエジプト人も体はとても大きく体が席からはみ出している人でしたが、もらったマスクをすると、クルーからマスクは鼻まで隠すように言われているシーンは愉快でした。普通でしたが、こんなマスクなしの人が座ったら卒倒する人もいるかもしれませんが、私は面白い体験をさせてもらったなと思っています。そんなことでこのエジプト、私にとりましてはとても楽な滞在となりそうです。
そしてレストランでは日本人のグループが初めてエジプトに来てくれたということで大歓迎を受けました。もちろん、欧米人は沢山もう来ていますよ。自由意志のもとに。私と仲間もそうです。自己責任の下で。