三和 導代 です。
昨日から三重県の菰野町に来ています。目的は町の歴史を調べるために町役場近くの図書館2階にある郷土博物館に行くことでした。近鉄湯ノ山線の菰野駅下車、駅前の町の案内図をじっくりながめていました。するとこの町の名前である菰野のルーツは真菰(マコモ)ですが、地図上に駅近くの福村という場所にマコモ自生地という文字が目に入りました。駅から近そうです。
新しい街歩きはとても楽しいものです。高層マンションなど全くない戸建ての家々が建つヒッソリした駅通りを過ぎ、まずは崇教真光の三重大道場へ。現在は現在の道場の前に新しい道場の建物を建築するということで大きなブルトーザーで工事中でした。工事現場の監督の方と立ち話、写真撮影。次はマコモの自生地へ。ところがその場所がはっきりしません。地元のクリーニング店に入り聞いてよくわからよくわからよくわからず、地元の人と思える向こうから歩いてくるおばあちゃまに道を聞こうと話しかけました。
お年よりが良く持たれる簡易型のカートを押しながら、足元はサンダルです。すると、この辺りではマコモは見たことがない、でも田口新田にいったらマコモがある。お米の稲とそっくりということを教えてくれました。マコモの場所の件で呼び止めたこのおばあちゃま、自称80才で男の子を7人も生んだ人。21才で結婚して。。。。から始まりました。
その続きの内容は身の上話しでした。私はこのままでは死ねない。私の人生を誰か書いてくれないか、残したいと。話の内容、つまりこのおばあちゃまの経歴があまりにも不思議といいますか、歴史上に登場する人々の名前が色々と登場、裏の歴史情報でした。私はこの方はもしかしたら痴呆症で幻想の世界で生きているのかもしれないと思いながらもあまりにもただ事ならぬ経歴の人なのでついつい道端で話し込んでしまいました。バスの時間がきになりながらも。気が付くと私が乗る予定であったコミュニティバスが発車して目の前を通り過ぎていきました。それでもずっと立ち話し、小一時間です。
あまりにも唐突すぎて、目がくらみそうな歴史。本当であろうか?妄想のおばあちゃまであろうか?警察に行って話しても誰も信じてくれなかった言ってました。そうだと思います。この内容では。どんな内容かはお話しは避けたいと思います。キーワードだけお知らせします。原節子、徳川慶喜、愛新覚羅、雅子様、令和天皇。。。です。一体このおばあちゃまは何物でしょうか。
私は妄想狂のおばあちゃまに出会ったのかもしれません。でもなぜかそうばかりとは思えない切実なる裏の歴史なのかもしれないと思い、再度このおばあちゃまと会う約束をしました。そうまた、この菰野町で。来週の金曜日にある場所で。私はふと、私自身がこんな内容のおばあちゃまの話しに興味を持ち信じるなんて、ばかげていると思いながらも、摩訶不思議なことが連続起きるこの菰野町での出会いを進めてみようと決心しました。
そんなことでことで予定を急遽調整してまた来週、菰野町に来ることになりました。本当にこのおばあちゃまと会えるかどうかも定かではありませんが。