縄文土器 対 弥生土器 | 竹内文書の世界を旅する三和導代のブログ

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三和 導代 です。

 

私が住む町から電車で3つ目の駅にある王子駅は、しばしば下車する場所です。遡うること40年近く前にはこの駅から徒歩圏内の某私立女子高校で勤務していました。その時はお隣の東十条駅から歩いていましたが、まあお付き合いは大分古い駅です。

 

そして最近でもしばしば駅近くの王子神社に行きます。音無親水公園から階段を上がっていきますと、樹齢600年以上といわれる王子神社の大銀杏は四季を通して私たちに素晴らしい生命エネルギーを分け与えてくれます。四季折々の変化に富んだ銀杏の樹に会えるのが楽しみです。そして王子神社にある鏡は巨大で私自身を大きく映し出してくれます。我の中に神あり、それを思い出させてくれるのが王子神社です。決してお願いごとはしません。ご挨拶はもちろんさせていただきますが。

 

そして王子神社のすぐ近くには春には美しい桜の名所となる飛鳥山公園があります。普段でも子供たちが遊べる遊び場、そして機関車がある憩いの場であります。子供連れのお父さんやお母さんも沢山、私もここは甥、子供、孫等と一緒に遊んだ楽しい記憶が一杯ある場所です。そんな40年間通った場所ではありますが、昨日初めてこの公園内にあります北区飛鳥山博物館を訪れました。

 

2週間前に東京都大江戸博物館で見た東京の縄文遺跡の中には北区も多くの縄文遺跡が発掘されていることを知ったからです。まさかこの公園にこのような素晴らしい博物館があるとは全く知りませんでした。朝方の雨が嘘のよう晴れ上がり、秋晴れで太陽がサンサンと輝く日となりました。

 

3階建ての立派な建物で、渋沢栄一記念館にもなっています。私は縄文に興味がありましたので、常設展のみの入場でしたが、区の博物館レベルを越える素晴らしい展示施設でした。渋沢栄一記念館があるためでしょうか、お若い方からシニアの男性までスタッフの方々が熱心に働いる姿は、公の博物館とは思えない印象でした。またミュージアムショップの商品もとてもお安く購入できます。

 

3階では昨日10月26日からスポット展示「JOMON土器 VS YAYOI土器 ‐どっちがスキ?どっちもドキッ!‐」の開催が始まっていました。北区で発掘された多種多様な文様と形の縄文土器と洗練されたスタイルの弥生土器の対決です。最後には見学者が一票を投じるという面白い企画です。昨日は初日でしたが、僅かに縄文票が勝っていたかな?という結果でした。そう両者に投票してもOKですので。私はもちろん縄文に一票を投じました。縄文人は芸術家でした。

 

また北区で題した資料集も無料でいただけるなんていうサービスもありました。どうしてこれまでこんな近くに住みながら行くことがなかったのかが不思議です。現在は東京都大江戸博物館に出張中の土器や船が不在ですが、それでも十分楽しめる博物館です。

 

そう帰りしなには都電沿いに王子駅に向かいます途中にあります自然食品のお店に立寄りました。一通りの商品が並んでいました。私が大好き無農薬の大根の葉がついた大根も売っていました。お買い物袋に入れて電車に乗って帰りました。地元のそごうが閉鎖してコロナ接種会場となりとても自然食品を扱うお店が駅前から姿を消してしまった私には大変うれしいお店です。